子グモがかえっていました。すごい数です。

 前の年に産み付けられた卵嚢(らんのう)という卵の入った袋から一斉に出てきました。クモたちは、やがて風などに乗ってちらばっていき、脱皮を繰り返しながら大人のクモになります。


NCEG 自然・子ども・教育の会 クモの卵の入った袋(卵嚢)・・・・・中央上の白い大きいのと左端のコマのようなの

NCEG 自然・子ども・教育の会  子グモと脱皮した殻があります。


そのすぐ近くにこんなクモの巣がありました。真ん中にごみをかためてあります。


NCEG 自然・子ども・教育の会

 ようく見てください。この中にクモがいます。名前はゴミグモ。

 自分が食べたもののかすなどをこんなに集めて、その中に身を置いています。体の色もごみと同じ色だし、手にとって見ると腹の先(尻の方)は丸くはなっていなくて、とげとげで、体の形もごみっぽい感じになっています。

 いろいろな種類のクモも、田畑や野原でたくさん活動しています。そして、人間にとっては都合のいい働きをしています。