気温も25度になる日もあり、生物の活動がさかんになってきました。近くの耕作放棄地では繁殖期を迎えているのか、キジが一日中、「ケーッケーッ」って、鳴いています。そして、時々、姿も見ることができます。キジの雄はほんとうにきれいですよね。
池の堤の笹を刈ったところには、ワラビが芽を出して、それを採りに来る人もいます。早春の花は終わり、春~初夏の花々が咲き始めました。
今日、今年になって「ツチイナゴ」を初めて見ました。動きはまだゆるやかですが、体は、もう、すっかり大きくりっぱになっていました。
あまり動かないツチイナゴでした。
テントウムシもあちこちで見ます。セイタカアワダチソウやカラスノエンドウなどには、アブラムシが特にたくさんつきます。テントウムシは、それを探し回っています。 成虫は、よく目立つかわいらしい色と形をしていますが、それとはおよそ似つかわしくない姿の幼虫も一緒に活動中です。まるで、恐竜みたいですよね。
幼虫もアブラムシを食べます。
ツチイナゴは、葉を食べて生きていますが、テントウムシの方は、もっぱら、アブラムシを食べます。
農業をしていると野菜にアブラムシがいっぱいついて、野菜のしるを吸うので困ります。それで、私は、テントウムシを野原で見つけたら、畑に放し、アブラムシを食べてもらうようにしています。クモやテントウムシは、人間には、ありがたい働きをする生物ですね。