年間計画で明示していた月14日の護摩壇山でのヒキガエルの産卵行動等の観察会は、残念ながら中止にします。この観察会に向けてこれまで2回(3/10、3/24)下見を行いました。その結果、分かったことは、

①昨年の台風12号によって観察地までの道路が未だに完全には復旧していないこと。

②観察地自体も様相が一変し、産卵が行われてきた2畳ほどの小さな水たまりに、水を注いでいた沢が斜面の崩落で埋まり、今のところ、産卵池の水が確保できるかどうかも不明の状態にあること。したがって、今年からどこで産卵するかが不明であること。

③3/24の時点で、まだ、ヒキガエルを確認できていません。この台風禍でどの程度のヒキガエルが生息できているかも確かめる必要があること。


 以上のような理由で4/14の護摩壇での観察会は中止にします。なお、この事態を受けて、護摩壇山のアズマヒキガエルがどうなっているのかの調査を行いたいと思います。個体数や産卵場所などを中心とした調査になると思います。もし、興味のある方は、申し出て下されば日程を調整して一緒に観察に取り組みたいと思います。


NCEG 自然・子ども・教育の会-産卵池に水を注いでいた沢が土砂に埋もれていた NCEG 自然・子ども・教育の会-向かいの斜面の植林は無残な状態に
 写真上 左側の水たまりに水を

 注いでいる沢が右側にあったの

 だが斜面が崩落してきて埋もれ

 てしまっている。

 写真下 観察地の向かい側の

 斜面の無残な状況 


NCEG 自然・子ども・教育の会-それでも春はやってきている。ミツマタの花 NCEG 自然・子ども・教育の会-フキノトウも土砂に洗われた足元に出ています!!
それでも春は、訪れていた。上は、

ミツマタ。下はフキノトウ。