スタート直後、たくさんの声援の中町中を500mほど走ります。声援の数がすごい。翌日の70km,50km,21km,10kmの選手もいるんでしょうが、おそらくトレイルランニングを知らない観光客、地元の人などもたくさん。
街を上げて盛り上げてくれてるなーと。
↓こんな人垣がスタートしてしばらく。
そこからトレイルヘッドへ向けて石畳を登る。
その石畳の削り方が日本に比べすこし荒いので、少し足を高く上げないと、足を引っ掛けて転倒しそうになります。
この石畳だけではなく、ベトナムのトレイル、日本に比べて少しですが荒々しく、難易度が高い。
石畳の段差。
石階段の段差の大きさ。
直登の土壁。
竹橋の頼りなさ。
トレイルすぐ横に敷かれる有刺鉄線の多さ。
この微妙なストレスが後半、大きな負担になりました。
スタートが20:00のため10時間ほどは暗闇の中を進みます。
このレースは全コースでストックが使えるので両手にストック、ヘッドライト+ウエストベルトライトの装備で進みます。
前半は、まぁ当然ながら身体は軽く、サクサクと進む…とは言いつつ、なんだか内臓がイマイチな感じがする。まぁ海外レースあるあるでスタート前の食事とかで、いつもどおり胃の内容物を上手く消化できていないかもしれません。
それでも不調。と言うほどでもないし、何しろここ、サパは市街地でも標高1300mのため夜はかなり涼しく、残暑が厳しい日本から来た身体にとってはかなり走りやすい。
100mileではなく100kmレースなので、少しスピードを意識してもいいか。とも思いましたが、レースやコース展開がいまいち分からないので100mileペースかそれより気持ち速いくらい。で進みます。
スタート直後から感じていた内臓の違和感。25km位で完全に吐き気に変わります。
吐くまでいかないものの生唾がたまり、水分やエネルギーの補給がおろそか、というか面倒になってきました。
残り25km位ならなんとか粘る方法もあるような気もしますが、今回はスタートしてからまだ25km。残り75kmもある…
とりあえずはこれ以上吐き気が増して、最悪パターン、リバースに至らないようにペースを落とす。
我神散を処方。
続いて梅干し純で腔内と胃をアルカリ性に。
しばらく耐えるため、歩きに切り替えます。
Vietnam Mountain Marathon | Vietnam Trail Series by Topas