富士写ヶ岳。
以前の山中温泉トレイルレースでは富士写ヶ岳へ直登直下のコースでしたが、今回はかなり遠回りして稜線に取り付き、3〜4個のピークハントしながら富士写ヶ岳を目指すコースに。
少し風はあるものの、気温も高くなってきて発汗量、疲労度が高い。
まだまだ序盤なので意識してゆとりを持って走る。というか…ほぼ歩き。
標高約1000mの富士写ヶ岳山頂を過ぎて下り切るとエイドのある九谷ダム。
富士写ヶ岳を降りた頃には時間もお昼で激アツ。
エイドで水分を大量に補給して走り出すが、暑すぎて最近の練習と同じく心拍数が簡単に140を超えてしむい走れない。140を超えないようにしかたなく100m走って100m歩く。みたいなことを繰り返す。軽い頭痛も。
9kmほど林道とロードを走って九谷親水パークのエイド。
ここからこのコースの最高峰大日山へ。しかし、今回は大日山の手前に高倉山が追加されています。
高倉山は1000mくらい。最初の登りが強烈。富士写ヶ岳、大日山の取り付きもそうなのですが、この辺の山々のトレイルはつづら折りにすることが少なく、とにかく一気に直登。ストックと固定ロープを使い全身で登る。
高倉山を下りエイドを経由して大日山。
標高1500mで時間も17:00頃と気温はだいぶ落ち着いてきた。フェーン現象のおかげか風が強いので先ほどまでに比べ発汗量がだいぶ抑えられ、だいぶ登りやすく感じました。ザックに入れた予備の1Lの水が少々邪魔に感じる…がこのあとの下りも長いので怖くて捨てれない…
暑さのピークを過ぎてメンタル的に楽になり、この辺は最もいいペースで走れました。めちゃくちゃ長いと想定していたよりも、短く感じて県民の森エイド着。ここで装備品チェット。
・レイン上下
・ライト2個×予備電池2個
・オンラインの携帯電話
・エマージェンシーシート
過去、レース中の装備品チェックでは一番厳しかったような気がします。
前日エントリーでチェックがなかったのも納得。
無いと失格またはペナルティで完走タイムにペナルティタイムが加算されます。
チェックに多少の時間2〜3分?はかかるものの、それはみんな平等、前日は持ってて当日持ってこないミスも防げるし適切なチェックなんだと思いました。
装備品チェックを終えて、デポバッグを受け取り、サックのジェルを補充。うどんとお寿司をいただきました。美味しく食べれる。
今回は比較的食事がしっかり摂れました。少しムカつきが出ていたので早めに我神散と梅干し純を補給。その後も3時間おきくらいに2回このセットを補給しました。おかげでリバースや食事を取れなくなることは無かったです。
ここから、しばらくロードを走ったり峠を越える比較的緩めな区間を通過し…このコースで実は一番の核心部「三童子山」へ。