【134km地点 十里木〜ゴール】
今朝70km地点として来た十里木、本日2回目のデボ。最終区間24km分のジェルとグミをザックに突っ込む。
14時間ほど前に来たときのデポ作業ではもう少し丁寧にジェルの詰め替えなどをしていましたが、疲労からかジェルを雑に入れてしまい、走り始めてから思ってたポケットに期待のジェルが入っていなかったり、数量も少なめだったりして、テンションが下がる。
あと、後半こそカリカリ梅おにぎり、一個でいいからザックに入れておけばよかったな…と。
この最終区間は、このレースの核心部。
千里木のエイドを出て2キロほどロードを走って登山口へ。ここから大岳、御前山までとにかく走れるところはゼロ。急登だし、自分が苦手とする手を使って登るような区間もある。
途中「滑落死亡事故発生地点。注意⚠」の標識があったりして、眠気もモチベーションも吹き飛びました🎐
危険箇所を通過した後、しばらくすると、風とともに雨が降ってきて寒さが気になってきたので、アームウォーマー、グローブ、レインウェアの上着を着込む。
ようやく最後の御前山、山頂手前分岐。このレース、ほとんどの山頂は踏まず、まき道を使います。
最後の下りは激下り。とにかくイヤです。
モタモタしながら下っていると、ここまで前後しながら何度も言葉をかわした2人に先行されます。
二人ともかなり良いペースでロードも走っていくのが遠くに見える。最後まで出し切るメンタルが素晴らしい。
ボクは…というと、気持ちをぎりぎり切らさずに、なんとか歩かない程度のジョグが限界。
山を降りきって再度林道のゆる~い登りは歩いてしまった…
ゴール前の上りはなんとか歩かずに走りきりゴール。
距離165km 累積標高11400m (CAROS apex2 pro )
34:13 総合9位 男子8位
【良かったところ】
・完走
→30時間オーバーの100mileレースとしてはガンバレました。
・CAROS apex2 pro
→ナビゲーション機能、40分周期タイマー、バッテリーはエイドで10分追加充電して終了時残り18%。バックライトは常時消灯が有効。
・胃腸、眠気対策が効いた
→ガンシサン、梅干し、カフェインカット&カフェイン錠剤
【悪かったところ、その対策】
・ストック忘れ
→そもそも持ち物リストに記載してなかった。持ち物リスト作成時にレースシミュレーションを2回実施。
・前半の水切れ
→距離ではなく予想行動時間&気温に対して水分量を決める。
・最後気持ちが切れたところ
→最終区間スタート前の目標再設定。
【TokyoGroundTrail2024 所感】
・コース
厳しい登りが多く、走れる区間も少ないものの、総じて良いコースでした。人気ルートは山頂を踏まずまき道を使ったり、縦走ではなく横断、林道を使うなど登山者の方へも配慮が感じられました。景色も良かったです。夜は東京の夜景も見れたし。最後の大岳の岩稜区間、初見&夜間は難しい&怖いので試走をオススメ。
・レース運営
スタート前の準備エリアは広く、着替え用のテントなども用意されていて良かったです。駐車場、レース後のお風呂は有料でいいので、案内だけでもあるとうれしいです。ゴール後の親子丼、カレー、ビールなど有料ながら良心的な価格で良かったです。
・エイド
事前の告知どおり7箇所(別途ウォータステーションのCP2が箇所)と少なめ。また累積標高11000mということで距離以上に時間がかかるので、水分量はしっかり持ったほうがいいです。
各エイドでのドリンク・フードは良かったです。バターチキンカレー🍛、生姜ラーメン🍜、お粥🍚、生姜入りの味噌汁、美味しゅうございました。
ということでお久しぶりの100mile、やっぱり楽しかったです。