日曜日の午前中。
MGCをテレビ観戦。
最後の1km。
「川内優輝(選手)、すげー!ガンバれ!!」
もちろん今までも、キライではなかったけど、特別好き。という感じでもなかった川内優輝選手。気づいたらテレビ越しにめちゃ応援していました。
35km位で2位グループに追いつかれて、ここで追いつかれたら、このあとはズルズルかなと…なんて思っていてら、粘りに粘りまくって、一時は3位に。
最終的には4位でしたが、追いつかれたあとも、いったん集団の後ろにピタリくっついて、それまでの単独走の疲労を抜いたり、そもそもペースやフォームが殆ど変わっていなかったので、ほんとうに戦略的なペース配分だったんだろうな。と。
2位グループの人は給水で失敗したり、集団による影響と思われる転倒があったりで、単独走を選んだ川内優輝選手のクレバーな判断、とても印象に残りました。
・ペーサーなし
・土砂降り
・五輪代表選考レース
こんなレースで、一人で抜け出して最後まですごい走りを見せる。というのはやっぱりスターだなーと。
そこに大迫選手、いつもは完全ヒーロー役なのに今回、終盤は好敵手役って感じで、より盛り上がりました。
というわけで、お昼過ぎには静岡は雨が上がったので、30kmジョグ。
日本平旧道の上り。普段はのんびりゆっくり上るのですが、MGCの興奮冷めやらぬ…のか、珍しくけっこう頑張って心拍ゾーン4に入る。
日本平山頂で、息を整える。なんとなく気持ちは晴れやかに。
「五輪代表に選ばれた選手おめでとう。そしてみなさんありがとう。」と呟きそうに。
全くMGCと関係ない一般市民ランナーに、こんないい刺激をくれた、このレース。ホント面白かったです。
毎年、せめて二年に一回(五輪と世界選手権の選考会)ぐらいやってくれないかなー