ロング走で大きな悩みの一つ


股ずれ


男性だけのようでいて、実は女性にも多いらしい。

ボクも股ずれに悩んで3年ほど。
以前は多分、そんなに暑い季節に長時間走り続けることができなかったので、ならなかったのだと思います。
最近は、暑いレースやイベントで10時間オーバーになると途端に股ずれリスクが高まるようです。



股ずれになる理由。

よく
「男性器と太ももが擦れる。」
と言われますが、それだけだと女性も股ずれになることの説明がつかない。
肌とどこかが接触し、擦れるわけですが、個人的見解として主に以下、三種類に分類されると思います。

1.男性器と太ももの内側
→男性がよくなるヤツです。体の構造上、また内股ぎみだと接触しやすく、太ももの内側は柔肌なため肌負けします。

2.太ももの内側同士
→太っていたり、肉の付き方、内股だったりすると擦れます。この場合、どちらも柔肌ですが濡れることで摩擦係数が高くなり左右どちらも肌負けします。

3.太もも内側とランパンの縫い合わせた部分
→ランパンの股部にロックミシンで縫い合わせた部分があり、ここと太ももが擦れます。ランニングパンツの中で一部、この縫い合わせの糸が固いものがあります。この縫い合わせ部分は、股ずれだけではなく、首、二の腕の内側などの柔肌にとって大敵です。
よく首の部分は上から縫い合わせが直接首に当たらないように重ね縫いしてくれてありますがパンツの股部が重ね縫いされているものは見たことがありません。



これら箇所について、通常濡れずにサラっとした状態なら相当長い時間でも大丈夫ですが、ここに水分、特に汗などベトつきが強い水分がつくと摩擦係数が高くなり、数時間で股ずれになります。
雨でも股ずれになりますが、雨よりも汗のほうがベトつくので摩擦係数が高く、発生確率は2倍、1/2くらいの時間で発生する気がします。
股ずれ対策として、ワセリンなど、摩擦係数を下げるような潤滑油を塗り込むことを推奨している記事もありますが、汗や雨ですぐ落ちてしまうので、かなり頻繁に、かつ念入りに塗り込まないといけないと思われ、私のような汗かきで10時間を超えるスポーツをする人には、難しい対策方法です。


上記のとおり、股ずれになる要因として
・柔肌
・濡れ
・擦れ
三つが必要条件となるので、どれか一つを回避できれば股ずれは防ぐことができます。
「柔肌」、「濡れ」は身体的特徴や気象条件のため、回避するのは難しいので、「擦れ」を回避するための対策をお堀24耐にて実施してみました。

・マイパッケージパンツ
→これは男性器を収納するためのポケットがついたボクサー型パンツ。どんな形かというと↓
ポケットにより、男性器と太ももが直接擦れることがなくなります。生地も柔らかく、生地の切り返しもとても柔らかい。これにより1.の事象が回避できます。

これまでいろいろなパンツを試してみましたが、
・生地 サラサラ、厚すぎず薄すぎずで汗で蒸れにくい
・形 お尻や太ももの大きさによってムラがあると突っ張ったり、シワができたり、それがまた擦れのリスクになりますが、ジャストフィット。

それぞれ体型や走り方によって、個人個人、合う、合わないがあるので難しいところですが、ボク的には良いようです。




2.ニューハレテープ
→内股の切り返しが当たるところに5cm平方で股の付け根3cm下に貼る。これにより「3.太もも内側とランパンの縫い合わせた部分」の擦れがだいぶ防げます。
ただ、股関節の可動部にテープを貼ると動くたびにテープが引っ張り要因になってしまい、今度は水ぶくれなどのリスクになるので、あくまで切り返しの当たる部分に限定したほうが良いと思います。

股ずれになる人は、もともと全身、柔肌だと思うので、柔肌と服が擦れるところ、例えばタンクトップの時の脇下等にペタペタ貼ると擦れません。


肌トラブルは、精神的にダメージが大きく、またレース中に改善することは、ほぼ不可能です。
たくさん練習していても、本番で股ずれは突然やってきます。
思ってたより暑いなーとか、張り切ってランパンを新調したりとか…


今回の対策の結果
→股ずれにならなかった。

7月下旬、まだ梅雨明け前でかなり蒸し暑かったですが、股ずれになりませんでした。

途中、パンツが下にズレるとしみて痛かったので、完全に股ずれ、擦れを防げてるわけではありませんが、パンツを上げ直せば、走るのにはほとんど支障がなかったので、あのポケット構造はとても良かったと思います。
ニューハレテープもスタート前に乾いた素肌に貼ったので汗でも剥がれず、最後まで切り返しとの擦れを完全に防いでくれていました。

しばらくはこの対策でやってみようとおもいます。