この半年ほど、患っていた鉄欠乏性貧血ですが、病院で処方してもらった鉄剤を二ヶ月間飲み続けて、ようやく回復しました。
私生活にはほとんど支障がないのに、ランナーとしてはなかなか肉体的、精神的負担の大きいこの病気(症状?)。
実際のランナーの主観的感覚と客観的事実をまとめておきます。

・疲労抜けの悪さ
→半年間、完全に足、と言うか全身、リフレッシュした状態を感じることがなかった。
静岡マラソン前もかなり疲労抜きしたものの、刺激入れするとすると途端に疲労感が出てました。
当時はそんなもんだと思い込もうとしていましたが、冷静に考えると走る量をだいぶ減らしても、走りたくてたまらん。という心象に至らない。普段の自分とは明らかに違うメンタルでした。

・心拍数の異常上昇
4:30/kmを切ると、異常に苦しく2〜3km位しか持ちませんでした。二年ほど前は3:50/kmで10km行けたのに、4:30/kmでイッパイイッパイという事実を受け入れるのに三ヶ月、受け入れても、スピード練習をサボってきたツケが来たんだろうと、トホホな理解をしてさらに三ヶ月…という感じ。


・10km走のタイム低下
心拍数に関連しますが4:30/kmで10km押すのがぎりぎりでした。二年前より30秒/km以上、悪化してました。静岡マラソンでPBから20分以上落ちて以降、根本的にサブ3.5ランナーの練習に立ち戻って積みなおすつもりでやりましたが、なかなか積めない、辛い時期が2ヶ月ほど続きました…😅


これだけハッキリした症状がでていたならもっと早く病院行けよ。って話なんですが、
少しずつ悪化していくので、イマイチ冷静な判断ができず…

なんとなく、根性がないから。とか、疲労抜きができてないから。とか、暑いから。とか、寒いから。とか、シューズが合わないから。とか…

まぁ色んな言い訳をして病院を避けてました。まぁ病院へ行って何も異常が見つからなかったら、それこそホントにどうしよう?という不安もあったのかもしれません。

病院で診断結果を聞き、鉄剤を飲み始め、一週間ほどでジョグでの疲労感が無くなっている感覚を感じました。元々、ジョグなんで疲労感なんてあるはずないのに、ここ半年ほどは、6:30/km位のジョグでもなんとなく苦しく歩いてしまう事があったりしたので、この感覚の差は明確でした。
ようやく自分が健康な状態では無かったことを、理解しました。


そこから2ヶ月、3:51/kmで10km押せるまでは回復したあたり、二年前の80%位までは持ち直した感じでしょうか。

ずいぶん、遠回りをしてしまいましたが、この間、試行錯誤して見つけたトレーニングやノウハウは、身体が戻ってきた今ならもっと活きると思いますし、ムダばかりでは無かったと思います。

…まぁ40代の貴重な時間をかなり贅沢に使ってしまった事は事実ですが…😅


体調不良とかスランプって突然、発症するならわかりやすいんでしょうが、普段のトレーニングの疲労やケガや、メンタル的な問題など、色んな要因が重なってるから、なんとも…

よい経験ができました。

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ガリガリ君スポーツドリンク味。
味濃いめのアクエリアス。といった感じ。
一緒に飲んだのはセブンプレミアムの柚レモンスカッシュ。多分スポーツドリンクとは合わない。

…というわけで、70点。