50kmのエイドで、名物のお蕎麦をいただき後半戦に突入。

しばらく町中を走りますが、意外に小刻みなアップダウンが続きます。前半のように下り部分と登り部分で明確に分かれてないため、ペースがつかめず、何となく焦る。今にして思えばこの辺り50~60kmは平均で6:00/kmで進めば良かったと思うのですが、少し速いペースで進んでいました。
この辺は標高も一番低く、時間も10時を過ぎて暑さが本格的に…
エイドで頭から水を被ったりしても、どうにもならないほど暑い。各エイドでスポーツドリンクを飲んでも次のエイド(3~4km)までの15~20分程度でまた喉が乾く。
そうこうしているうちに、登りが走れなくなってきました…具体的にはいつものように股関節が痛い…そのうち足裏も痛みだし、喉も乾くし頭も何となくボーッとしてきて…ついに、登りを歩き始めました。
ここで歩いたら、おしまいだなぁと思いながらも、ここで気持ちがプッツリと切れました(^_^;)
60kmからは、71kmのエイドで止めるつもりで走ったり歩いたり…やめる言い訳を考えながら。
・膝が痛い➡全然痛くないため却下
・気持ちが悪い➡多少気持ち悪いものの止める程ではないため却下
・熱中症➡多少頭はボーッとしてるけどこれまた止める程ではないため却下
・気持ちが切れた➡その通り。
でも、なんの気持ちが…?自分本来の走りが出来なくなったから?それは誰のせい?やるべき練習をやらなかった自分のせい?自分の実力を勘違いしていたのは誰?
 
…等と一人朝まで生テレビで脳内討論会をしてたら、後ろから女性の声が…
同じトレイルランニングチーム所属のKさん。
彼女、ウルトラマラソンでは入賞の常連で優勝経験もある浜松のウルトラ女王。
女性は一般的に後半ペースを上げてくる(と言うか多くの男みたく落ちない)ので、捕まるならこの辺かなあと思ってましたが…僕の横に並んだら彼女も歩き始めました。
どうやら彼女も気持ちが切れたよう(^_^;)
 
一人朝まで生テレビが二人朝まで生テレビに変わり、止める止めないを言いながらちょっと走ったり、大部分を歩いたりします。そのうち「これって悪いスパイラルですよね。」と言うので、とりあえず71kmのエイドまでお互い頑張ることに…
さすが、浜松のウルトラ女王、この辺の悪い流れを切るメンタルが出来てる…さらに気づいたのは、同じ歩きでもパワーハイクがめちゃめちゃ速い!
登りで彼女の後ろを歩いて付いていっても1kmで100m以上は離されちゃう…よく見るとピッチがとにかく速い。スゲーっす。
 
なんとか71kmのデポエイドに着いて少しのんびりしてると女王、「先、行ってますねぇ」という感じで手をふられる…行くしかないのか。
そんなこんなで79kmの馬越峠もヒーヒー言いながら、なんとか越えて下りに入りました。下ってるうちに少し雲ってきていくらか走りやすく。
でもあっという間にまた、晴れ上がって、暑くなったり。でも、この頃からなんとか走りさえしていると、前の選手を追い越す展開に。
そうなると気分も上向きになり頑張れる。
 
…と言うことで、最後90km過ぎの登りもなんとか頑張ってゴール。出来れば10:30を切りたかったですが残念ながら10:31。
 
ボクの後、Kさんもしばらくして女子5位でゴール。ホント一緒に走れて良かった。一緒でなかったら止めてたかも。とお互いを称え終わりました。
 
暑さが厳しかったレースですが、それよりも全般的に練習や準備や心構えなどなど、色んなところが足りなかったと思います。4回目のウルトラマラソンでしたが、もう一度ウルトラマラソンについて考え直すよいきっかけになる大会でした(^^)