久しぶりにレースあとの反省を。

今回、一番納得がいかなかったことは、3週間前に30km走を4:07/kmで押せたのに、本番では、ハーフ前から疲労を感じ、30kmでは4:07/kmを過ぎていたと言うこと。

未だにレース前の疲労抜きの調整がうまくできないことに、自分の学習能力を疑いたくなる…(T-T)
最初の10kmでハムストリングとふくろはぎに疲労を感じたので、土曜日の10km走が直接要因かと思います。

よくレース前の練習量の減らし方として3週間前から、一週間単位で80➡60➡40%で少しずつ落とすのがよい。と言われます。

ここ二~三年は、それを守ってきたのですが今回はこのあとのトレイルランニングシーズンに向けてギリギリまでトレーニングを積んでおきたいという思いと、心のどこかに、フルマラソン程度の競技時間と距離なら、そこまで疲労抜きに神経質にならなくとも…という慢心がありました(^_^;)

ここに、一つ自分の誤解がありました。
確かにウルトラトレイルに比べれば、競技時間も距離も短いけど、フルマラソンほど一ヶ所の筋肉に高い運動強度を連続してかけ続ける競技もありません。ウルトラトレイルなら登ったり、下ったり、エイドでブレイクしたりと、使う筋肉は都度変わるのですが、フルマラソンは違います。ウルトラマラソンだって途中のエイドとかで短いけどブレイクするし、そもそも運動強度が違う。

そういう意味ではやはりフルマラソンはボクがやる競技において最も一ヶ所の筋肉を長時間酷使する競技なのだと思います。

そういう意味では、むしろフルマラソンこそ、最もレース前の疲労抜きに気を使わなくては。と思いました。やはり3週間前からの疲労抜き開始と、最週末のスピード走はスピードを覚え込ませる程度の距離で押さえておくべきだと、悟った気がします…

…とか思いながら、昨夜、何気なく川内優輝のYoutubeを見ていたら、二週間空きでフルマラソン(ハーフ?)を走っていた。
スゲー快速で駆け抜けて優勝していた…
疲労、たまらないのかな(´・ω・`)

彼の座右の銘は「現状打破」。
確かに今までと同じやり方でトレーニング、調整していて現状打破できるはずがありません。
二週間前からの調整で、国内トップクラスが十分なパフォーマンスを出しているという現実に、自分はどうしたら「現状打破」する調整ができるのか、またわからなくなってきました(笑)…

トレラン仲間のOちゃん提供。