国際派ダンスボーカル・ユニットPRIZMAX(プリズマックス)は、ワンマン・ライブ『PRIZMAX Live Level 0 ~FINAL~』を2020年3月27日、日テレらんらんホールにて公演しました。
FINALというタイトル通りの解散ライブですが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、無観客の配信ライヴとなりました。
PRIZMAXとは、英語歌詞を含むポップスやロック、バラードなどをスタイリッシュなダンスパフォーマンスと共に歌うボーイズ・グループです。
メンバーは・・・
《2020年3月27日時点では6人組》
◆ 清水大樹(ラッパー/日本人)
※2代目リーダー。
◆ 森崎ウィン(ボーカル/ミャンマー人)
◆ 島田翼(パフォーマー/フランス人クォーター)
◆ 森英寿(=もーりー)(ボーカル/日本人)
◆ ケビン(ボーカル/日本人×スペイン・フィリピン・ルーマニア MIX)
◆ 小川史記(パフォーマー/日本人)
上記インターナショナルな6人です。
6人の構成は1ボーカル、2バックボーカル、3パフォーマーで、ホリック(←ファン)は彼らのことを通称「プリズ」と呼んでいます。
オファーがあれば舞台や映画なども受け、幅広く活動をしておりました。
最終リリース曲「愛をクダサイ」
(この記事区画のみ敬称略します)
プリズは2002年に小学生のストリートダンサーによって結成されたグループで、18年の歴史の中で脱退と加入を繰り返し、多い時には10名も在籍しておりました。
少ない時は3名にまで減少し、2010年代の初頭は存亡の危機もありました。
2013年3月に脱退者が2名復活し、 5人体制(黒川ティム、森崎ウィン、清水大樹、島田翼、福本有希)となり、CDデビューをします。
ところが2018年6月に黒川ティムが脱退し、4人体制(森崎ウィン、清水大樹、島田翼、福本有希)となった為、新メンバーの募集をかけ、2019年3月にオーディションを経た3名(ケビン、森 英寿、小川史記)が加入し、7人グループに再編成します。
グループ名のロゴもPrizmaXから全て大文字のPRIZMAXに改名し、新たなスタートを切りました。
まもなくして不測ながら、初期メンバーの福本有希が2019年12月をもって脱退し、最終的には森崎ウィン、清水大樹、島田 翼、ケビン、森 英寿、小川史記の6人で幕を閉じました。
本 編
1曲目はプリズの代名詞とも言うべき曲、「♪Mysterious Eyes」。
オリジナルバージョンだったのが嬉しいです。
アレンジも振り付けもこちらの方が私は好きです。
特にイントロのダーンってトコロ。
曲が終わると、2代目リーダーの大樹君から解散ライブの挨拶MCが入ります。
個々の挨拶がある中で最も印象的だったのは翼君の「コロナのばかー」でした。
つばちゃん、叫んでくれてありがとう。
2曲目は「♪OUR ZONE」。
ふみ君のラップがLevel9の時よりもかなり良くなっていて驚きました。
メチャ派手だったので、これが最後だなんて、もったいないという気持ちになりました。
後半ラップの大樹君の「のめり込み過ぎ 前方不注意」は言うまでもなく、安定のカッコよさで決まっていました。
3曲目は「♪Someday」。
スタンドマイクで3割増しに男前になっていました(特にケビン君)。
4曲目は「♪Never」。
とろけるようなR&Bで、もう完全にウィン君の曲ってカンジでした。
5曲目は「♪Pleasure」。
打って変わって陽気な「♪Pleasure」では6人揃って名物の大ジャンプ!
ラップではプリズの末っ子=もーりー君が大ちゃんに見守られ、はっちゃけていました。
もーりー君のパートが終わると、清水リーダーを先頭に一同は客席へと降りて行き、その場で歌って踊ります。
披露後は配信のコメントを読みあげ、ホリックに語り掛けました。
無観客であるスペースと配信ならではシステムを組み合わせた気の利いた演出であったと思います。
さて、ここでお着替えタイムです。
パラレルしながら、6曲目の「♪HANDS UP」を手の空いたメンバーでマイクを回しながら続けます。
昔よく歌っていた自己紹介ラップソングです。
個人的にはティム君をリスペクトしているかのようになぞっているケビン君のパートがぐっと来ました。
着替えを終えて再びステージに戻り、7曲目は「♪Lonely summer days」。
ウィン君の例の「好き」もいつも通りよかったのですが、私としては新人ふみ君の破壊力ある笑顔に目を持って行かれました。
この子、物おじしなくて、中々可愛い。
ボーカルの歌唱中にホリックからの配信コメントをPCでメンバーは代わる代わるしっかりチェックしていました。
ほらっ、翼君も。
ステージにはピアノに向かうケビン君の姿。
彼のピアノ伴奏でメロウなナンバーが続きます。
8曲目は「♪夢唄」。
本当に夢見心地になる優しいメロディとしなやかなダンス。
9曲目はケビン君のピアノに加えウィン君のアコースティックギターも一緒に「♪春空」。
脱退した福本有希くんの書いた繊細な歌詞は大切な人との別れを綴っていて、感極まったもーりー君が泣き出し、つられてケビン君の目にも涙がこぼれてもらい泣き、機転を利かせたお兄さん=ウィン君に優しくフォローしてもらいました。
またまた衣裳替え、白装束で10曲目は「♪愛をクダサイ」。
この曲調は日本人にはグッと来ますよね。
ウィン君は後半に泣いてノドを詰まらせてました。
最後のラップでは、大樹君がリリックを「ホリック ナンバー1」に変えてきたので、こちらも泣きそうになりました。
ここからは新体制になってからのエレクトロ・チューンが3曲続きます。
11曲目は「♪Beginning」。
12曲目は「♪DADADADADADA」。
13曲目は「♪Light The Night」。
どの曲もカッコイイ!
曲と曲との合間に入るダンスパートが素晴らしかったです。
やはり群舞っていいもんです。
ここでメンバーは小休止。
ムービータイムとなり、配信はライブから映像へと切り替わります。
画面には最終リハが終了したところが映し出され、マネージャーの澤井氏がメンバーの出身国にちなんだビールを持って現れ、衣装のベルトで栓を抜いていました。
おつまみはピザで、和気あいあいと話が尽きない様子でした。
ライブのセットリストが事前に募集したホリックの推し曲を参考に決めていることから、PCで気になる順位をチェックしていました。
映像を流している間は衣裳替えしていたらしく、映像終了後に生配信に切り替わると全員セピア色にチェンジしていました。
14曲目はホリック推し曲第3位の「♪HUG & KISS」。
やっぱりこの曲は上位にランクイン!
つばちゃんとだいちゃんの寄りのショットが兄弟みたい。
チビッコの頃から一緒だものね?
15曲目はホリック推し曲第2位の「♪カフェオレ」。
これはミャンマーでも人気のある曲。
個人的にはイントロの大ジャンプが大好きです。
さて、ここでブレイク。
トークタイムとなり、個々にお別れの心境を言葉にします。
-- 勝手にトークを抜粋 --
素直な気持ちが溢れている、いいトークタイムだったと思います。
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ちょっとしんみりしましたが、気分を上げて、16曲目はホリック推し曲、栄えある第1位の「♪Three Things」。
脱退したティム君が書いた究極のマリッジ・ソング。
やっぱ、コレか? 名曲ですよね。
無観客なのにスゴイ盛り上がりの中、本編終了。
アンコール
もちろんこれで終わるワケがありません。
コメントが荒れまくり、アンコールです。
ホントの本当のラストは誰もが楽しく踊れる「♪my girl」。
ああ、終わっちゃったね(涙)
セットリスト:
<本編>
1. Mysterious Eyes
-- トークタイム--
2. OUR ZONE
3. Someday
4. Never
5. Pleasure
-- コメントタイム --
6. HANDS UP
7. Lonely summer days
8. 夢唄
9. 春空
10. 愛をクダサイ
11. Beginning
12. DADADADADADA
13. Light The Night
-- ムービータイム --
14. HUG & KISS
15. カフェオレ
-- トークタイム--
16. Three Things
<アンコール>
17. my girl
【感想】
プリスは永遠です。
この輝きを一生忘れない!
そして・・・
才能あるみんなが走って行くその先の道に私もついて行く。
ずっとずっと全力で応援し続ける。
Level 0 ~FINAL~ 最後の最後までカッコよかった。
みんな大好き、みんなありがとう💕
A Perfect Day for プリズマックス
PRIZMAX Live Level 0 〜FINAL〜
— PRIZMAX official (@PRIZMAX_TOKYO) March 27, 2020
無事、終演いたしました。
今日までという長い間、PrizmaX、そしてPRIZMAXを暖かく見守り、たくさんの応援をくださったホリックの皆様に、改めて感謝いたします。
共に歩んで頂けたこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございました。
2020.3.27 チームPRIZMAX pic.twitter.com/vzCcvi6XyY