GWは必要なのか? | 仕遊のブログ

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独立・起業して20数年
悪戦苦闘している日常を綴ります

5月3日午前9時現在の関東エリアの高速道路渋滞状況。

 

 

【東名高速】伊勢原JCT・秦野中井IC間付近 [下り:大阪方面] 36Km

【東北道】羽生PA付近 [下り:青森方面] 40Km

【関越道】花園IC付近 [下り:新潟方面] 54Km(事故)

【中央道】藤野PA付近 [下り:名古屋方面] 29Km

【常磐道】守谷SA付近 [下り:仙台方面] 15Km

【京葉道路】貝塚IC付近 [下り:市原方面][下り:市原方面] 20Km

の渋滞とある。メチャ混んでるなぁ…

コロナ禍で行動制限を強いられていた人達が、一気に噴出したといった感じか。

 

最近思うのだが、ゴールデンウイーク(NHKでいうところの大型連休)は必要なのか?

「働き過ぎない」「余暇を大切にする」という世の中の風潮で言えば長期の休暇は必須と思うが、連続した祝祭日を決めて「ハイ、皆さん一斉にお休み!」というのも如何かと。

会社員時代はGWのように祝祭日が連続すると小躍りして喜んだものだが、経営者となった今は置かれている状況が違う。

まず、GW不要の一番の理由としては、顧客が長期の休みに入ってしまうと稼働日数が減り、売上も減るので商売としてはとても都合が悪い。

特に苦境に立たされている今は、休まずに一日でも多く稼ぎたいところ。これに尽きる。

 

私が掲げる理想は、労働基準法で「労働者は年間の規定休日以外に+10日を連続休暇とする」と制定し、連続した祝祭日をやめて大型連休を分散させるというもの。

とどのつまり、1年を通して各自好きな時期に連続して休みをとる。

そうすれば、GWに高騰する宿泊費や交通費(特に海外への渡航費)、混雑や渋滞の心配も無くなり、長期の休暇も今よりもっと過ごしやすくなる。

お子さんの居るご家族は、お子さんの長期休み(夏や冬休み)に合わせて労働基準法で定められた連続休暇をとれば、余裕を持ってお子さん達と接することができる。(そもそも子供たちは夏・冬休み以外の連休は不要だと思うが)

 

海外では中華圏での「春節」が大型連休として有名だが、日本のGWのように祝祭日をこんなに連続させる国は他にもあるのだろうか?

英語圏の国では「イースター(復活祭)」で4日程度の連休があったと思うが、日本のようにこぞって遊びに行くというイメージは無い。

 

今、交通機関(駅・空港など)の混雑や道路渋滞で辟易しているお父さん達や、混雑疲れで不機嫌になっている彼女の相手をしている彼氏たちはGWをどう思っているのだろう?

家族や彼女と過ごす「幸せ」よりも、父親、彼氏としての「任務」を果たすことで頭の中はいっぱいなのではなかろうか?

そして、普段よりも子供やご主人の世話に超追われているお母さんたちに「本当にお疲れ様です」と言いたい。

 

こんな戯言(たわごと)を書くと、今が稼ぎ時である観光地や飲食店の方々から「テメーふざけんな」と言われること必至だが、これはあくまでGWも休めない私の「僻み(ひがみ)」や「自己都合」としてお許し願いたい。