シルバーウイークと称する秋の連休。
今年は祝日を含めた並びが良く、5連休となったのは11年ぶりだそうだ。
自身は日曜の昼過ぎまで仕事だったので3連休半といったところ。
そんな連休中の月曜日、台風25号が午後から千葉県に最接近するというので、午前中の小雨のうちにホームセンターへ防災グッズを買いに出かけた。
先日の豪雨の際に家にある防災グッズを改めて見直したところ、もう少し買い足しておく必要があったため。
防災グッズを見る前にまずは目新しい工具類は無いかとチェックする。
職人でもないのに、やたら職人グッズを細かくチェックしてしまう。
細かいことが気になるのが僕の悪い癖…て、 杉下右京か。
仕事中でも、時間があると用も無いのにホームセンターについ寄ってしまう。
そして大して必要でもないものを購入してしまうのも僕の悪い癖。
何だかんだと2時間半ほど滞在した挙句、購入した防災グッズは「非常時トイレセット」1個のみ。
一体、何をしに行ったのやら…
これは日曜から月曜日に日付が変わり、少し経ってからスマホに届いた緊急速報。
千葉市から頻繁にこうした緊急速報が届いていたが、この時点では「まあ、前回の豪雨と同じで何事もないだろう」と気にもしてなかった。
ホームセンターから帰宅後、夕方から横浜に住む娘とパソコンでビデオミーティングをしていた。
自身の会社の事業縮小と新しいビジネスへの転換のためWebサイトをリニューアルすることにし、SE(システムエンジニア)の娘に依頼してあった新Webサイト(のサンプル)が出来上がったというので、詳細の説明を受けている時になんと!
突然、停電してしまった。
最初はブレーカーでも落ちたのかと思ったが、窓から外を見ると近隣が真っ暗になっている。
2011年に起きた東日本大震災後の計画停電の時でさえ消えることが無かった街の灯りが全て消えているではないか。
いくつかある懐中電灯を引っ張り出し、取りあえず照明は確保できた。
スマホで東京電力の停電発生状況を確認すると、自身の居住区域だけで3,000軒以上が停電しており、千葉県全域で5万軒以上にのぼるとあった。
停電の回復を待ったが3時間以上経過しても一向に電気は点かず真っ暗のまま。
外は台風が房総半島から遠ざかったのか風雨が弱まった様子なので、多分雨漏りをしているであろう会社の様子を見に行くことにした。
自宅を出てしばらく走ると交差点の信号機も消えていたが、こうして消えた信号機を見ると「災害」や「非常事態」という実感が込み上げてくる。
会社に到着し、玄関扉を開けると案の定、床は水だらけになっていた。
やはりダメだったかぁ…とため息が出る。
一応、連休前に対策は施して帰ったのだが、前回以上に雨漏りが酷く床は水浸しになっている。
ただ、道路冠水からの浸水ではないので、ニュース映像で観るような床上まで浸った水を外へ掻き出すほどではなく、モップと雑巾で水を吸い上げ、外で絞り出す作業を1時間ほど繰り返した。
事業の縮小につき商品の在庫は僅かだったので被害金額は十数万円程度。
しかし、得意先から点検で預かっている治療機器が水に浸かり、多くが電子部品で構成されている製品なので、弁償となると数十万円になるので、これは痛い。
購入してもらって2年程度なので、メーカー規定の耐用年数から使用年数を差し引いた金額の返金で処理するしかないか。
あと、絶対に水が来ないであろうところに置いてあった書類やカタログなどが濡れてしまい、被害に遭ったと商品同様こちらも廃棄処分となる。
その他、箱は濡れたが中身は大丈夫だった商品を移し替えたりし、2時間半ほど片付けをしてから帰路に就いた。
日付が変わる少し前に自宅に帰れたが、停電はまだ続いていて自宅付近も相変わらず真っ暗のまま。
留守にしている間に、息子が車で少し離れた場所にあるコンビニへおにぎりやパンを買いに行ってくれたそうで助かった。
2019年に起きた千葉県房総半島を襲った台風19号は鉄塔が倒れるなどし、関東地方で最大90万戸が停電となり地域によっては復旧まで20日間を要したことを思い出した。
この時は、何軒かの得意先が診察出来ない状況に陥り、ペットボトルの水を箱買いして届けた覚えがある。
マンションなどによっては、水を貯水タンクからモーターで汲み上げている場合があるので、停電になると水道も一緒に止まってしまうことがあるという。
本日購入した非常時トイレセットを早速使うようか!?と心配したが、おかげさまで我が家の周辺は水道が普通に使え、排水機能にも支障が無かったので良かった。
東京電力のサイトによると、この停電の復旧する日時は不明とのことなので、諦めてそのまま就寝した。
朝7時頃に目が覚め、リビングではカミさんがテレビのニュースを観ていて、明け方4時半頃に復旧したそうだ。
過去には殆ど縁の無かった停電だが、今回いざ停電になってみて何が不安だったかというと、冷蔵庫内の食品がダメになってしまうこと。
暑い寒いも大変だが、災害時に食べるものが無くなるというはキツイ。
幸い、今回は10時間程で復旧したため大きな損害は無かったものの、これが丸一日とか数日に及ぶ停電となったら調理はできない(うちはガスではなくIHのため)、食品はダメになるでお手上げ状態だったと思う。
やはり、この先のことを考えたら安い発電機を買っておいた方が良いのかもしれないなぁ。
↑これは台風翌日(22日)の千葉県内における停電状況。
発生から15時間以上経過しているのに、まだ5万軒近くが停電したままになっていた。
↑千葉市だけで5,600軒以上が停電のまま。
自宅の方は停電以外、大きな被害は無かったものの家庭菜園の野菜の幹が倒れたりしたため、22日はそれらを立て直したり水分を含んで土が軟らかいうちに草むしりをしたりと、庭仕事や外掃除に追われた。
もうすぐ9月も終わり10月に入るタイミングで、今度は台風26号が襲来する気配があるではないか!
会社の雨漏り被害も完全には片付いてないのに、次の台風の心配をしなければならないとは…
弱り目に祟り目とならぬことを切に願い、自宅用のカセット式ガスコンロを買いに行った9月の最終日曜日。








