思考争奪 !? 主人格プリンスと曲者人格たちの日々
-プロローグ-

「心の中の”天使”と”悪魔”が耳元で囁く」

自分の中にはそれぞれ性格の違う人格が存在することに三十路間近で気が付いた。
それはすべて自分の性格ではあるが、性格という枠で捉えるにはあまりにも主義嗜好が違う曲者たちなのだ。
思うに、日々の生活のあらゆる節目は、主人格の決断力と統率力の無さがもたらす、思考争奪戦である。
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特攻隊長バイオ

「ミシン目を 気にせず切っちゃえ 反逆児」


最近の子はキレルとよく言うが、

そんな中の一人はこの私。

でも、他人を傷付け、貶める気持ちは

到底分かりようが無い。

そこまで落ちた人間になりたいくないという自制心を

ちゃんと持っている。


がしかし、

そんな気持ちは良く分かる。

自分の中で消化し切れず、

自分の解釈を形に出来ず、

自分の思いを言葉に出来ず、

漠然とした拒否反応に対する行動が、

外見的にキレルと見えるのだ。


私は正直言うと、

ヤンキーという人種に憧れていた。

言動や行動ではない。

あの威圧感と自己中ながら自分の意思を貫き、社会に問う姿だ。


そんな一面を私は持ち合わせている。




それが特攻隊長バイオという人格。



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名前 : バイオ

役割 : 良くも悪くも対立舞台

性格 : 強面で渋い男に憧れる。存在感重視で自己中心的。感性豊かで実は芸術肌。

趣味 : 煽る 追い越す 抜きに出る

好きな色 : 赤

好きな女性 : 菊川 怜

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思うに任せるというよりは、

感性豊かに表現するという方が正しい。

だから余計に解釈されにくい。


ある意味私はこの人格に助けられている。

だからこそ完全には否定しない。

この人格は、

自分の弱さを最大限身に染みたとき、涙の代償に顔を出す。

自分の弱さと裏腹にそれを表には出したくない時に顔を出す。

自分の置かれた立場を無視したいときに顔を出す。



しかしこの人格のネックは直情型であること。

表現手段を問わないし、そもそも対立を試みている。

どうしても反逆児になってしまう。




だが唯一、対外的に良きも悪きも他人の目を気にしない勇気と強靭さを持っている。



それが特攻隊長バイオである。



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