思考争奪 !? 主人格プリンスと曲者人格たちの日々 -3ページ目

主人格プリンス

「人生は すべてにおいて 決断の時」




私は平凡になりたくは無い。

しかし、今は平凡以下に成り下がってしまっている。

いつぞや踏み外したレールには、

戻る道さえわからなくなってしまったように思う。

今の回り道が本線とは思いたくない。

それが日々の漠然とした憤りとなり、先の見えない不安となっている。



夢はセルシオが似合う大人の男である。




乗れればよいという訳ではない。

ハンドルの上端を腕を伸ばし、ちょっと斜に構えて運転している、

いかにも乗ってるでぇ~ みたいな男になりたくは無い。

颯爽と平然に、それでいて優雅でワイルドに乗りたいのだ。


短髪白髪で髭の似合う、

大きく出れば、ジョージ・クルーニーのような男が乗ってるイメージ。



それが目指す渋い60歳、セルシオに乗る男、私の目標である。



そこには当然のことながら、

見かけだけではなく、知識と教養とユーモアが内在し、

外見と内面双方が醸し出す存在感が、

私の言う「セルシオに乗る男」である。



セルシオと言ってる時点で、

これは今に定まった目標ではないことを理解いただきたい。

20歳のころ自然と込み上げた想いなのだ。


しかし困ったことに、

内面を構成する主人格が、

私の目標とは程遠い存在なのだ。



ここで主人格を紹介します。

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名前 : プリンス
     (自分の主人格を賛美してるんじゃない。最後にキングと呼びたいだけで、そのときこそ賛美したい。)

役割 : 決断 思考中枢会議議長

性格 : 優柔不断だがボランティア精神旺盛、粋な人情を好む。執着心が強く、古風な風情を愛す。

趣味 : 妄想

好きな色 : 黒 灰色 白 茶色

好きな女性 : 加藤紀子

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ようするに優柔不断が一番のネックである。


如何せん私の中には主義嗜好の全く違う曲者人格たちがひしめき合っているから、

優柔不断が加速度的に増長して、

時間と思考を浪費するばかりになる。


輪をかけて救われないのは、

妙なボランティア精神を持っていることで、

それはつまり、人に合わせるということで、

人のために時間を割くということである。

それでは存在感がないじゃないか。



自分の今ある姿は、自分の内面の投影である。

そう素直に思えたときに、今の人格たちを発見した。


私の思考を指揮しているのがこの 主人格プリンス である。