今回は友人の体験した話。

その日彼は親の言付けで預かった届けものするためバイクで親戚の家まで行っていました。
「まぁゆっくりしていきなさい」
話しは尽きず気が付くとすっかり日が暮れていたそうです。
親戚の家は山道を越えた場所にあるそうで辺りには暗闇が拡がります。
帰るためには比較的明るい回り道。
それと暗闇の山を越える近道。
二通りありました。
近道と回り道には一時間ほどの差があったといいます。
当時ツーリングで山を走りなれていた彼は迷わず近道を選びました。
親戚に挨拶をしバイクで山道へ入ります。


しばらく行くと昨日メンテした筈のライトが少し調子が悪くなったように思えて何度か脇道に停めては調べてみたそうです。
でも何も故障箇所がない。
「変だなぁ」っと思いつつしばらく走り続けているとライトの調子が元に戻ってきた様に思えました。
「気のせいだったのかなぁ」っとホッとしていると…
「危ないよ」
そう耳元で声がしました。
「えっ!?」
慌ててブレーキを踏むと砂利の落ちる音。
バイクの先によーく目をやると、その先には道が無かったと言います。
彼は気を取り戻し少し道を介して結果無事帰宅できたのだそうです。
あれはいったい…