つづき



EKM10のジャック交換の成功で気を良くししてしまい、むくむくと出来心が。。。



GibsonES335もいっちゃいますか?と。335は、弟に一度あげたんですけど、6年くらいケースに眠ってたらしく、弟いわく、



弾こうと思ってケースからだしたら、パーツのメッキが全部ボロボロだった。




で、彈く人が持ってたほうがいい、て思ったらしく、なんか返してくれたんですね。



買った時は盛り上がったんですけど、あまり堀りがいのあるギターに思えなくて、なんかのお祝いに、フレットも残ってるうちにと思ってあげちゃったんです。



でも、返ってきて1年くらいかな?めっちゃ弾きましたね。ギリギリレスポール派にとどまってますけど、このままだとまずいっす!


で、見るからにボロくなった各パーツ、ブリッジとかは見かけにこだわらなきゃなんとかなるとは言え、電装系は。。。特にジャックはちょっぴり青緑が来てますし。



ロクな音がしないけど、なんか弾いてたら楽しくなってくる!



というギター。



という。という。。。ことで、



結論からいうと、90%失敗しました。エグい傷をつけてしまいました。ヴィンテージでもなく、特にレア度はないギターですけど、それでもガクっときました。愛着っていうんですね、こういうの。



残りの10%は、交換できた、ちゃんと音が出る、音質は向上したと感じる、という点です。最低限のラインはクリアしました。




ということで、戦いの歴史を記しますので、たまたま立ち寄ってしまった方、ぜひご覧ください。で、同じ様なことを僕のように人一倍手先が不器用なくせにやろうとしてる方、ぜひ参考にして、僕みたいに大切な楽器を傷つけない仕事をしてくださいね。上級者の方は、ほほ笑ましく見守ってください。



①情報収集


とりあえず自分でも出来るもんなのか、主にインターネットで調べました。特殊な工具が必要だったり、単純にかなり難しいとかだと、トライ=即自爆になりかねません。ちょっとした遊びやギャンブルだとアリかもしれませんが、Gibson、高かったですから笑。それ以前にすでに愛着が湧いてます。とは言え、EKMの時にある程度はリサーチ済み。心はやる方に決まっていました。



②部品と道具集め


ジャックはサウンドハウスでCTSのクビが長いやつを買いました。なんか純正がけっこうギリギリ感がある感じだったので、少しボディ面から出るくらいの安心感が欲しかったです。あと、ファンクおじさんで見た『菊ワッシャー』。取り付けが木部ですし、EKMには菊ワッシャーは使われていませんでした。しかしまあ、念の為。


こては60ワットにしました。色々なブログやヤフー知恵袋を見てると、はじめは弱いヤツを使ってても結局は60でやってる人が多いみたいでしたし、弱いヤツだと、部品温めに少しだけ時間がかかるし、ハンダが溶けなかったりして、焦りやパニックを招く要因になりかねない。


ハンダはダイキに売っていたオーディオ部品用のやつ。EKMではノイズが減りましたが、ES335では、どうかな。。。くらいでした。



あとは途中で万力というか、しゃこまんを100均で買いました。部品を空中やクロスの上に置いてハンダ部の付け外しをしている動画もちょいちょいありますが、重みのあるものをかまして多少動かないようにしないと、かなりきつかったです。テープ(フレットのサビを落とすとき指板に貼ってる普通のマスキングです)は、ケーブルとはんだ付け部を固定するのにはいいんですけど、部品自体の固定にはちょっと弱い感じがしました。


でも、テープもあった方がいい。



あと、買わずに適当な大きさの木材で代用したのですが、なんらかのはんだごて台があった方がいいですね。注意深く机に置く、とかだと大切なものか自分かどちらかが必ず焼けると思います。ただ、多少焦げ付くのが平気なら木片で全然平気でした。



コテ先掃除用のスポンジは水ティッシュで代用。



家にあってよかったのは、長尺ドライバーと、小さいスティック状のライト。ピンセット、などなど。


ギター用のクロスだけで色々養生したりクッションにするなら、4枚は必要だと感じました。



テスターは、欲しい人は買えばいいのでは。細かい数値が知りたいならないと困りますが、僕のように改造ではなく単純な部品交換をするだけならば、テスターなど使わなくても失敗したら爆ノイズが出たり、音が出なかったりしますし、成功したらいい感じですので。



②やってみる



まずは、弦を外し(必ずしもやる必要はありませんが、演奏では弦をほとんど切らないので、機会があるならやらないとどんどんボロくなりますので。)、ジャックに通し、先を曲げてfホールから弦を引っ張り出し。。。出し。。。出し。。。あれ?出てこない。なんかワイヤーが短くないか?しかも、fホールが小さい気がする。なかなか出てこない!どうにかこうにか引っ張り出したものの、なんかうまくはんだ付け出来る気がしません。でもまあ、やってみました。外して、つけて、そのまんまアンプにつなげて。。。爆ノイズ!あれ?弦に触れたらノイズ増えたし!なんやねん、クソ。


めちゃめちゃ確認したので、なんやねんクソとか言ってますけど、単にめちゃめちゃ確認したのに何故か端子のホットとコールドを間違えてつけたという、ドアホ案件でした。


それにしても、はんだ付けが難しかったです。EKMでは、二本の白黒線をつける感じだったので穴に通してつけるだけでした。しかし、こっちは網線みたいなのの腹と、その先っちょでつけるんですね。網線の胴体を端子に密着させるのが難しく、かつ、大ダマにしないように網線の両側からはんだを盛るのがめんどく。。。何回か失敗してしまったので、端子が汚くなってしまい、もったいないけどジャック1個捨てました。



それにしてもこの感じ。はんだをうまく付けられたとしても戻せる自信がない。試しに穴から一回入れましたが、出すときと同じく、ワイヤーの短さに苦しみました。



。。。




③リアピックアップのキャビティから回路を出して作業する。


こういうやり方があることは調べていましたが、あまりやりたくはなかったです。パーツを外すのは最小限にしたかったのと、ただでさえ出し入れしにくいものを余分に5つも引っ張り出すというのがシンドい気がしました。


しかし、やらねば。正直、先ほどの状況でもう1回網線をはんだ付けする自信がないです。広さがほしい。


これはトータルで見たらやって良かったです。ワイヤーの長さを気にせずに作業出来ましたし、セミアコのセンターブロックって、fホールから覗いたことしかなかったですから、見れて感動。。。ピックアップの下部分のブロックに溝が掘ってあって、どこかのメーカーが



自分とこ独自のセンターブロックで特別な溝を掘ってあって。。。



みたいなのを書いてたのを思い出して、嘘つき野郎が!て思ったりしました笑。みんなやってんじゃねえか、て。確かに、fホールよりはずっと広く、ピックアップ側からコントロール側に穴が空いてて、こりゃいいな、と思ったのですが、で、出ない。。。!上にも下にも変な段差があって、ポットのシャフトがひっかかって出てこない。指でああしたりこうしたりしながらなんとか引っ張り出しました。一番出てこないのがやっぱりトグルスイッチで、なんでこんなに出てこないんだよ!うーん。



で、そういう事例もあるとは知っていたものの、出てきた順番は、



フロントボリューム、ジャック、トグルスイッチ、フロントトーン、リアトーン、リアボリューム、と、見事なもつれよう。



ただ、収穫だったのは、結構強く引っ張りましたけど、どこも別にちぎれたりしなかったこと。はんだって強いんだねえ、と思いました。



つづく