ソールズベリーのホテルでの
ちょっと嬉しいサービスは
朝食で友人とパンをチョイスしていた時の出来事でした。
友人とこのクロワッサンも
ちょっとだけトーストしたいね
と言いながら
トースターに入らないかなと
試そうとしたら
ホテルの青年が
「だめだめトースターには入らない。
必要なら別に焼くから」と
クロワッサンを持っていきました。
でも
すぐには来なかったので
そういえば
私達のテーブルは知らないものね
と、普通のクロワッサンも持って来ました。
そうして
ひとしきり食べた頃先ほどのホテルマンが
やって来たのです。
しかも、私達の2個に
もう一つプラスして。
ちょっぴりお腹一杯でしたが
食べてみると
ちょうどいい焼き加減で
パリッとして香ばしくて美味しい~!!
トーストしてもらってよかった~!!
ところが
その先がありました。
しばらく経ってから
イングリッシュ・ブレクファストのソーセージや卵を食べていた時
あの青年がまた来たんです!
沢山のクロワッサンを持って…!!
どうやら
「あの日本人のグループはトーストしたクロワッサンが好きらしい」
と思ったようです。
別のテーブルの仲間達の席にも
行ったそうです。
お腹一杯になりすぎて
その嬉しいサービスは
全部は受け取れなかったけれど
彼の心配りが嬉しかったのです。
あ…、チップ忘れた…。
ごめんなさ~い!
でも彼のサービス精神は
きっと素敵な出来事を
惹き起こすことでしょう。
ただ、彼の中に
「日本人はクロワッサンをトーストするのが好きなんだ」
という美しい誤解が残ってないかしら!?(笑)
イギリスのホテルで
頼んでいないのに
クロワッサンをトーストしてくれたら
そのサービスの主は「彼」かもしれません。