版画のアーチストの方に作っていただいた

『幻想ルノルマン』を、新しいサロンの壁に展示した。

 

 

 

その時に、19番の「塔」がうまく飾れず落ちて来た。

 

ルノルマンの「塔」の意味よりも、タロットの「塔」の意味のほうが

なんとなく浮かび上がって来た

 

それも、ライダーウェイト版の…

 

破壊と言う意味が強いよね、このカード。

 

それで

今、まさに破壊が起きているのを感じていて

この破壊は、私のインナースペースを広げていく際に

いらない記憶や前に進ませないものをどんどんクリアにしていくことで

どんどん崩れて消えて行く。

 

その際に

自分の愛が伝わらなかったものは

しなびて魅力をなくして、スペースの片隅にあるから

そっと、私のインナースペースから外に出してやることにする。

 

愛されなかったものや、記憶って

もう、ぜんぜんいらないから。

それすら愛そうなんていうことも必要ない。

 

よく見ると

すでに、それには生命がなくて

葬られるのを待っている。

 

放置しておいたら

私のインナースペースは、墓場と化してしまうからね。

 

 

どんどん刷新して行こうとするときに

過去の知り合いが夢の中に出てくることがある。

夢の中の人に言いたいことは

実は自分に言いたいことだったりするんだよね。

 

私は、夢の中に現れた人に

「なんで、子供のために働こうともしなかったの?」

と、聞きたかった。

その人はもう亡くなっていて、その人の子供のほうが先に亡くなったので

彼らに聞こうにも、聞けない。

 

でも、その人に言いたいことを言うとしたら

「なぜ、日本に帰らず、その国にとどまったの?」

が本当だろうな。

 

そうすると

多分、こう答える

「日本は大好きだけど、本音で生きられないから私には辛い」

と。

 

かなり同じものがあるから、

この人が夢に出て来たのだろう。

 

それで

私がはっきりしたのは

もっと本音で生きること。

 

いや

 

けっこう、本音で生きているけど

もっとね。

 

そのほうが、面白いはずだし!

シフトあるのみ!