NHKはすごい、まるで火災が起こることを予知していたような

カメラのアングル。

 

炎上しながら降りてくる飛行機を右から左へと美しく見やすいアングルで撮影していた。

 

羽田に到着する、飛行機をすべて撮影しているのか?

 

いや

そんなことはないだろう

 

まるで

これって9.11の時の㈹ビルの倒壊の時と同じじゃないか

まだ、それが起きていないのにニュース担当者はそのことを先にしゃべっていたんだ。

 

NHKの場合は、そこは上手に

 

「一体、何が起きたんでしょう?」

と何度も言っていた。

 

しかし

 

何が起きたのでしょう?と言うようなことが起こる現場をちゃんと事前に捉えて

アングルもばっちりなところで撮影する。

 

これ

 

3.11の時に沖からくる津波が東北の畑をざざ~っとなめて行く映像をそのころはまだドローンではなく、空中にホバーリングさせた航空機を使って撮影されていた。

 

待ってましたといった感じで、波が来るのを待ち構えて、最高のアングルで撮影した。

 

これはBBCだった。

この映像を見て、泣いた。

 

日本が壊れて行くのを見てだけでなく、長年住んだイギリスの放送局に裏切られたような

不思議な気持ちを味わっていた。

 

とにかく

 

大きな鳥が燃え盛っているような映像に

「海を渡るコリブリ」に出て来た不死鳥のことを思う。

 

なんかもう

モスラとかゴジラの世界だ…

 

すべての飛行機は、これから成田に向かうらしいけれど

なんか、明日は何が起きるんだ?と勘ぐってしまうよね。

 

こういうことが起きたりテロが起きたりすると

すぐに、情報が伝わらないのが、もどかしい。

 

そういえば

シャルルドゴール空港で、チェックインできない状態で

人が溢れていた時

軍隊のメンバーが、忙しく行き来していて

何があったのかのアナウンスがないので、そうしたらよいかわからなかった。

でも

 

どんどん人が到着する電車から溢れてくるし

 

何かアナウンスしてほしいと思いながらも

なすすべなく、みんな不安な気持ちを隠せないでいた。

 

その時

ハタと気づいて

パリに住む友人に連絡してみた

 

「まだ、乗れないの。人がすごくあふれている。何があったのかわからないけど軍隊が出てる。」

 

すると友人は、わかった!ちょっとまって!

 

と言うと、エールフランスのトップの人に連絡をいれたそうだ。

 

「テロとみられる鞄が置き去りになっていたので、入場制限をしているらしい。でも、それはテロとは関係ないとわかったので、もうすぐゲートをあけるらしい。」

 

「ありがとう!」

 

なんとなく、これを家族に英語で言うと

周囲にいた人たちの中で英語が分かる人が、自分の周囲に伝えた。

 

安心が広がり始めた、

 

 

その友人はすでにこの世にいない。

 

でも、きっと何かあったら教えてくれるだろう。

スピリットの電話で。