ということで続きです…
もう、このブログ中毒になってます…
(笑)
え?あなたも?ついつい読んじゃう?
(笑)
で、自己表現がいかにリターンしてくるかということに究極なってくるわけですが
…
私が演劇を学んだ学校は、2年区切りで専科に行ける短大で
俳優座の養成所だったところが、大学になろうとした学校でした。
しかし、いきなり4年制の大学にはなれなくて
短大と専科に分かれて4年とされていたのでした。
それで
2年勉強したところで、一応、論文出さないといけないわけです。
しかし、
演劇は、論文じゃだめ。
演じられないといけない。
そこで、卒業公演という形で、ギリシア喜劇を演じることになったのでした。
『女の平和』という作品で、私はその中でも主役とされているミュリネという役を
もらいました。
3組くらいに分かれて、同じ作品を上演するのですが
何回か、連続して上演した最後の回が私の組だったのね。
最後のシーンが終わり、緞帳が下りて
お客様が帰ったあとに、もう一度、緞帳があがって
客席に残っているのは
関係者のみという状態。
客席の後ろにある扉がいくつかあったのですが
その全部が、観音開きで大きく開かれていました。
客席の風とおしがすごくよくなった感じで
最後の公演を終えた私たちは、お疲れさま!と声を掛け合いながら
さあ~
ここから、撤収!
片付けなくちゃ!
と、なんとなく張り切りながら、もう一度、拍手喝さいをもらった客席を
眺めていたところ
また
あのシルエットのシーンが目の前に…
客席の扉が開いたところに、シルエットとなった一人の人の姿が見えたので
客席を眺めていた、最後のシーンの出演者たちは
あれ?
あれ、誰?
と、いぶかし気な気分で見やりました。
その人は、大きな赤いバラの花束を持っていて
当時ジュリーがかぶっていたような、ハンフリー ボガード風の帽子をかぶり
スーツの上にロングコートを羽織っていました。
舞台の下まで、客席のアイルをまっすぐツカツカと音をたてて歩いて
かぶりつきのところまで来ると
純子
と、私の名前を呼びました。
え?
わ…?私?
舞台にいた女神役の女性たちは、みんな私の方をみて
誰?ネエ、誰なの?
と、口々に聞くのですが
私にも誰だかわからない…
こんな大きなバラの花束を舞台にいる私に向かって捧げてくれる
ハンフリー ボガード
…
唖然としていると、
彼は、慣れた態度で、舞台に片手をつくと、ひょいっと飛びのりました。
あ…この動き、知ってる…以前、毎日見ていた
どこでだっけ?
大阪だ…
え?
彼は私の前に立っていた
そして、花束を渡すと
「大人になったね」
と。
まあ!なんて大げさでキザなさプイライジングをしてくれるのでしょう?
舞台にいた女神役のすべての友人たちに、ハヤされ、冷やかされながらも
「大人になったからね」
と、返事をした私たちが、その後どうなったかは…
ご想像の通りです。
(笑)
でもね
彼は、ツイン・レイではありません。
そこで
この人を、じゃ、ツイン・ソウル?
と、カテゴライズするのも
やめてほしい~
これは、単なる恋のお話。
そして、自己表現にコミットしたことで、やってきた
いつまでも忘れられないサプライズ!
だからと言って、
この俳優さんと、つきあうわけでもないし
結婚するわけでもない
最高にドキドキする再会が
ロマンチック
そういえば、高校を卒業した日にも
大きなサプライズがあったっけ…
卒業の日は、いつも、大人に成長したという証を受け取る日なんだ…私の場合。
と
自己表現をすれば、それが大きなサプライズになって
倍返し!
とにかく
こういう刹那的だけど、スパークする恋は、引きずらないことが肝心。
粋に生きる感覚は、モタモタしたツイン・レイ願望とは
かなり違う、スパッと切れる鋭利な刃物の輝きのごとくなのです。
ということで
自己表現を神聖幾何学で示すと
こんな感じかな