前回は、自分自身に正直になることが
自分自身に対する愛ですよという内容のことを書きました。

私たちは、知らず知らずの間に、
自分に正直でいられなくなっています。



それは、なぜかというと
他者との間に、調和を作りたいという想いがそうさせてしまうからなんですね…

少しずつ、コンプロマイズしているうちに、
あ…コンプロマイズというと、妥協のことですが

これを少しずつやっていくうちに、コンプロマイズされてできた円の中心が元となって
更にそこからコンプロマイズしていくという流れができて
どんどんずれて行ってしまう…ということも起きかねません。



このフラワーオブ ライフを見るとわかると思いますが
円の中心が自分の中心核であるはずなのに、コンプロマイズして
斜め横の円に自分をずらす…
しかし、その円は、中心の円と縁がつながっているので大丈夫だろう式に
どんどん、コンプロマイズしていくと
この7つの円の外側へ外側へと移行してしまう

もちろん、中心円とはつながっていますが、
中心核である、自分の中心からは、かなりずれてしまう
ま、でも同じフラワー オブ ライフだし



ということで、どんどん端の方に移動してしまうということもあります。
調和を作ろうとして、自分からずれていくって、変な話ですが
そういうことってあるんですね。

特に、女性が異性と付き合おうとするときには
相手に合わせがちな面もあると思うので、こういうずれがどんどんできてきちゃうことってあります。

ハタと気づいたときには、
なんだか、自分ではあるけど、自分ではない彼の選択肢で、物事を決めている
なんてこと、
よっぽど、自分の意見を大切にしている人であっても
あるんじゃないかと思います。

その逆もまたしかりで
自分の意見の方がどんどん強くなって、彼がシャドウマンになってしまうということも。

長年、一緒にいるカップルは
吸収力の違いや、成長率の違いや
情報収集能力の違いや、体力の違い
そういったさまざまなことが要因で、力関係ができてしまうことがあります。

力関係って、強い方と弱い方みたいな感じで
それが、経済力に負うところは、4次元現代では、多いにあるかと思いますが、
それだけでなく、片方が、病気がちであったりして
お相手のエネルギーを無意識のうちに奪っていたり
お相手の自由をなんとな~く、束縛していたり
そんなことも含めて、力関係が、めっきりはっきりしてくるということってありますよね?

出会ったときの無条件の愛に満ちた関係性から
条件がどんどん出てきて、バシバシ枠の中に入ってしまうような関係性が
生じてくることがあります。



こういう時は、お互いの成長の違いや
興味の違いなどを重点視すれば、どちらもしんどい思いをするようになると思うのです。

精神的なレベルの学年が違ってしまう
はたまた、生きている次元が異なってくる

4次元現実は、いっしょに生きているから
冷蔵庫も、洗濯機も、食器もぜんぶ共有していられるわけですが
感情が共有できなくなる…
片方が、被害者意識をもっていたりすると、もう片方はその被害者意識ではない考えをのたまいはじめたりして、

「ああ~そう考えればいいのか~」
などというホンワカ、ホンノリ、した状態ではなく

「もう、被害者意識をひけらかすのは、やめてっ!」
と、つらくなってしまったりすることもあるんじゃないでしょうか?

何でも、自分のせいにしてしまう人もいれば
何でも、他人のせいにしてしまう人もいます。

実際は、そこになんらかの現象があり、事象があるだけなのに
それを
ジャッジしてしまう…

困ったものですね~

二元論バシバシ!
俺?お前? あなた? 私?
対立の公式が強まってくると、無条件の愛など、消え去ってしまいます。

何がなんでも愛していた時期は、まあ、今、絶対だめよと言われている
密…

あ…違った、そっちじゃなくて蜜のほう・・・蜜月が終わると
もう~本当に鏡のように相手のネガがくっきりと見えてくるようになり



ま、しょうがない
コンプロマイズしていくか…

それが


大人になるってことだな…


と、

大人ぶって

大人になる方向ではなく
頑なに「調和」を作るぞ人間になっていく。

ダメなものはダメなんです。
歩み寄らなければならないことが続けば、自分の中心からどど~~んと、離れます。

今、一度、自分の中心を確認して
自分自身になるための、時間をエネルギーを自分自身の供給してあげましょう!

なんて言われても、
大人になろうなんて思わず

正直になる方向に意識を向けていくこと!

これって、どんな人間関係の中でも言えることなので
結婚とか、恋愛だけでなく
多くの人間関係の在り方に、便乗して起きていくものだと思います。