(ヴェシカ パイシスは、ツインレイを見事に表している神聖幾何学)
昨年、急に「ツインレイ」という言葉が気になって
最初はネットでいろいろ調べてみたのですが
どうも
ピンと来ない…
どうも
しっくり来ない…
かつて魂の伴侶という書籍を読んだ時とは異なり
どうも
軽い…
軽すぎる
(笑)
そして
行きつく先
「遊びみたい」
という感じがぬぐえず、もう少し言葉にしてみると
フワフワした薄いピンク色のまやかしのオーラに包まれた
愛のカタチをした別物…
という感じが否めないのです。
そして、どんどんこのサブジェクトに絡んでいろいろ読んでいくと
どうも、恋愛占いとつながっているということがわかってきます。
恋愛や不倫についての相談は、多いと思います。
しかし、私の視点からすると、恋愛というものは「占う」ものではなく
自分と相手で「するもの」だと思っているので
する…DO... というと、ちょっと荒っぽい表現ですね。
DOというよりも、陥るというか、堕ちるというか
いや、それでは…暗い感じがしますね。
そうではなく
2人で籠る…
って
これもちょっとおかしい
二人で作るといった方がいいかな?
創るといったゴッドな感じのほうがいいかな?
これが、一番しっくりくる言葉ではないかと
とりあえず、今のところはそう書いておくことにしますが
恋愛というものは2人で創る世界ですから
相手が自分のことをどう思っているのかなど…わかるのが当たり前です。
…
ここ、わからない人が、占い受けるのではないでしょうか?
愛という字は、愛でるという日本語ですが
愛するという I DO LOVEといったセンテンスは
日本語には、もともとなかったのです。
愛でるというのは、目でるということで、眼差しを向けるということですね。
相手のことを見てしまうという状態。
これが恋愛の始まりだといえます。
相手の目と目が合うこと。
これが、愛の始まりですね。
だから
自分が相手のことを見ていても、相手がこちらを見ていないのは
恋愛になっていないわけです。
それって
「片思い」という、恋愛ビギナーのための訓練期間のようなものなので
それを恋愛だと思ってはいけないよね。
ただし、片思いを恋愛にシフトさせることはできます。
それは、相手に対して、自分はあなたのことをついつい見てしまう状態にあって
どうも、これはあなたのことを愛し始めているような気がする
ということを正直に相手に伝えることで
この状態は、あなたが「恋をしている」あるいは「恋をしていた証」となります。
宇宙にレコードされるってことです。
あなたの宇宙レコードの中にってことですが。
…
それで、
その相手に伝えるのも、言葉やチャットではなく
紙に書いて伝えることが必要なのです。
自筆であることが必要。
いわゆる、昔から言われるラブレターというやつですねこれ。
ちゃんと、これを相手に出す。
というか
自分のために提出する!
自分のためにです。
自分が恋愛ビギナーとしての最初の轍を踏んだという証拠になるので
これは絶対的に大事です。
ここ4次元世界の4次元現実の世界では、
まだまだ、証書というものが生きています。
この次元のものにするためには、たかが「紙っきれ」されど「紙っきれ」だということを
痛く知らなければ、この4次元現実の中を生きぬくことはできません。
なぜなら
ここが、カバラでいうマルクトなので…
マルクトに降りていないものは現実ではないからです。
え?カバラわからない?
ちょっと今その説明する時間ないので、自分で調べて学んでください(突き放す 笑)
ということで
多くは、生命の木のティファレトにとどまっていたいわけですが
現実を起こす場所はマルクトです、マルクト!
なので、思っているだけでは、現実化しないので、ちゃんと紙に書いて提出する。
そうすると
一つ、この次元であなたは、「恋愛」をしたことになるんです。
ただし「片思い」の恋愛をしたことになる。
この手続きをせずに、先に進んでしまうと
夢見る夢子ちゃんとか
不思議ちゃんとか
スピ子とか・・・(そんなのいないか…)
実年齢もどんどん行っちゃう…わけです。
だいたい、愛でちゃいたい人は、ただただ愛でていればいいので
その人と結婚するところまで考える必要はない。
それなのに愛でちゃう人を結婚の対象として考えたりして
値踏みしちゃったり評価したりすると、このビギナーテストに落ちるわけです。
だめ
そんなことしちゃ!
純粋に愛せるかどうかの瀬戸際なので
純粋にやる!
この相手に自分の気持ちを伝えるときには
いくら難しくても、言葉を使うことが肝心。
自分の気持ちを言葉にできない人は、この恋愛ビギナーのトレーニング期間に
どうしたら、自分の言葉を相手に伝えられるか
そして、相手がその言葉を重く感じなくてすむか
相手を素晴らしいと思っている気持ちが伝わるか
相手が気づいていない素敵な点を、心地よく相手に伝えることができるか
いやな奴だと思われないですむか
ストーカーだと思われなくてすむか
さりげないけど、120パーセントの愛が伝わるか
などなど
もう
考え抜かなくちゃ、1枚のレターが書けないはずです。
これをめんどくさいと思ってしまうのであれば
ま、パートナーはいらないってことです。
はい
(笑)
恋愛も、パートナーと生きることも
最初から終わりまで、ずっと表現の連続です。
言葉、アピアランス、声、色、音、香り、味 などなど
この点について
彼または彼女を対象として、自分自身を知って、最高に表現できるようにする
で…
これについては、
学校やワークで学べばいいというものではありません。
相手にどう伝えられるかを、研究しないとね。
どの言葉が一番相手に伝わるか?
ちなみに、私が中学生の時、東京と大阪の遠距離で淡いラブレターのやり取りをしていた
ことがあるのですが きゅん
笑
彼のレターの最後には、かならず
オールボワール
と、書いてあったのです。
野球大好きなスポーツ少年のはずの彼が、
オールボワールって…
これ、何語かも、私はそのころ知りませんでした。
で、学校には帰国子女がたくさんいたので、何気なくその友人たちとの会話の中で
ね、オールボワールって何語?
と聞いたら
フランス語よ
と、フランスで生まれて日本に帰ってきた女の子が答えてくれたんです。
それで
…
完全にハートをつかまれてしまいました(笑)
なんて、オシャレなんでしょう~
13歳の少年が、オールボワールと結んだレターを投函するときの姿を想像してみてください。
ラブリー以外の何物でもありません!
いつもタートルネックのセーターとジーンズをはいていた彼の姿を
今でも思い出しますが、私が東京の中学に受かって、東京に行ってしまうということを
誰かから聞いた日の夕方
家のそばの公園の土手の上に
彼がひとりで立っていて
その土手の下の広場で友達と遊んでいた私は
雪がちらついてきたせいで
その空間に2人きりになってしまいました。
みんな、雪が降ってきたので帰ってしまったからです。
土手の上に
シルエットとなって立っている彼は、私を見下ろしていて
私は彼を下から見上げていたのですが
12歳だった、私たちは
永遠と思えるような時間、見つめあっていました。
本当のところは3分くらいだったかな~と思いますが
この状況をカメラを引きにした状態で眺めてみると
まるで
映画…
雪の中にたたずむ12歳の少年と少女が
言葉を交わさず、見つめあっている
カメラをパンしたまま、ぐるっと回してみましょう
彼の目線の先にいる少女
少女の目線の先にいる少年
愛のレッスンの始まりはここまででしたが
この気持ちは、ちゃんと言葉にしないといけないんです。
だから
東京の学校で落ち着いてから、手紙を出すことにしました。
そうすると
お返事がくるかどうかが、気になります。
毎日、郵便受けを見て
がっかりします。
お返事来ない…
と。
でも
ある日、郵便受けではなく、家の机の上に封筒が置かれていて
「なんか、手紙が来てるよ」
と、おばあちゃんの声で知らされます。
ここで、一つクリア!
これを繰り返していけるかどうか?
これを続けて愛を深めていけるかどうか?
相手の言葉の中の真実をみつけるために、何度も何度もレターを読み返し
早すぎず、遅すぎず、
ちゃんと、またお返事を書くことができるか?
今度は
時間を読む能力を養うようになるわけですね。
だって
あまり
早く、待ってました!とばかりにお返事すると、興ざめでしょ?
少女でも、それくらいのことは考えなくちゃいけないわけです。
これは
本当にプラトニックラブのトレーニングと言ってもよいような始まりの始まり。
でも
この出来事には、複線があったのです
それは
なんと幼稚園の時
1年年上の男の子が、学芸大附属の小学校に行くので
君が来年から入る公立の小学校には
一緒に通えないんだ…
と、伝えられた時のできごとと、ひな型が似ているんです。
その時は、1年年上の男の子が、別の学校に行くということでしたが
中学の時は、私が別の学校に行くということで
ここで何が肝心かというと
「もう、毎日、君のことが見れなくなる」
「もう、毎日、あなたのことが見れなくなる」
という、純粋な気持ちなんですね。
「見る」スペイン語でmirarといいますが、見るmiruと似ていませんか?この言葉?
見るとは、愛でること
子供心に、愛することをこうやって経験して、この経験がもとで
本当に愛でることとはどういうことかをわかっていくわけです…
幼稚園に通っていた、ある年のこと
それは、ザクロが生る時期のことでした
お絵描きをしていると、ふっと庭への出口のところに
誰かが立つ影が見えるようになりました。
毎日、幼稚園が終わって、帰る頃の時間に
それが起こるのです。
出口の外は庭園なので、とても明るい
だから、出口に立つ人の姿は、シルエットとしてしか見えないのです。
ひょろっとした男の子がお部屋の中を見て立っているのはわかりますが
シルエットなので、誰だかわかりません。
この男の子は、毎日、出口のところにしばらく立って、
しばらくすると、消えて行きました。
最初は、誰かな?と、幼稚園の子供らしい気持ちでそちらの方を向いていただけですが
毎日、それが起こるようになって
私は、そのシルエットが私のことを見ているのだということに気づき始めました。
あ
あの子、私を見に来ているんだ。
相手のまなざしは見えなくても、見られていることはわかりました。
ある日、そのシルエットが部屋の中に入ってきて、「みなさん、さようなら」と
お歌をうたったあとの私に話しかけて来ました。
知らない男の子でしたが、私のことを「純子ちゃん」と呼んで来ました。
純子ちゃん、今日、僕の家に遊びに来て。
お家まで迎えに行くから。
4歳か5歳の私は、ちょっとドキドキしましたが
「うん」
と言って、男の子の家に遊びに行くことにしました。
この時、横の髪の毛を両側、みつあみにしてもらって
かわいいスカートに履き替えて行ったことを覚えています。
男の子のお家は、ちょっと厳しい感じで、ちょっときつい顔のお母さんが
迎えてくれました。
僕の部屋に行こう
と、男の子に誘われて、部屋に入ると、勉強机があって、もう、すでに小学校の勉強を始めているんだなということがわかりました。
男の子は、窓を開くと
ね、ザクロが生っているの見える?
と、ザクロを見せてくれました。
窓枠に乗れば、ザクロが簡単にもげるので、彼はそれをひとつもぎって
私に渡してくれたので、
2人で窓枠に座り、庭の方に足を投げ出してブラブラさせながら
ザクロを割ってくれた半分を手にして
どうやって食べたらよいのか、わからず困っていると
これはね、こうやって一つ一つ実をとるといいんだよ
と、優しく教えてくれて、ザクロの一粒を渡してくれたので
それを口にほおばると
甘酸っぱくて
爽やかな味が、口の中に広がりました。
おいしい!
と、思った私は、ザクロの実をひとつひとつとっては、口の中に放りこんでいきました。
その間、
彼は、私のほうをずっと見ていました。
見ていることは知っていましたが
ザクロの誘惑にとらえられて
私は、彼の方を見ることなく、夢中でザクロをとっては口に入れ、とっては口に入れていました。
彼は、そんな私に容赦なく、こんなことを言いました。
「僕、たぶん、君が行く小学校には行かない。他の小学校に行くことになった。
だから、もう、君に会えないんだ。」
わたしにとっては、初めて会った男の子でしたが、彼は何かのきっかけで、私のことを知り、それからずっと私を見ていたのだということが、この時、わかりました。
ああ…
幼稚園の学芸会で、主役の「赤い風船」の役をやった時、きっと見ていたんだわ。
私たちは、窓枠から降りて部屋の中に座りなおすと
お母さんが部屋に入って来ました。
「お名前は?」
みたいなことを聞かれて…
(笑)
急に雰囲気が変わったとき、
あ、私、今、子供に帰ったと気づきました。
2人でザクロを食べていた時の私は、子供ではなく
女だった
気がしました。
彼は男だったんですね。
そして
お母さんに、もう遅いからお帰りなさい
という言葉をもらって
(笑)
こいつ…私が、息子の前で女になってること、しってるな!
と、
嫉妬してるな?姑根性だな?
と、4,5歳ながら見極めて
「帰る」
と言って、その子のお家を出るときに、彼の目をみてこんなことを伝えました。
「次、生まれたときにね」
もちろん、声に出さずに!
これで来世のボーイフレンドがリザーブできた!
と、冗談を言っているわけにはいきませんが
相当、早熟ですね、この子達。
って、自分のことですが…。
(笑)
これが下地になって、さっきのオールボワールな話につながって行ったわけです。
恋愛の下地には「眼差し」があるわけです。
条件なんかじゃありません。
無条件の愛ということが、スピ系ではよく言われますが
この恋愛の原初体験は、まさに無条件の愛なのですが
一緒にいられる条件が失せてしまったときに、愛に気づくケースでした。
でも
こんな年齢で、恋愛が成就してしまった例として見ておきたいと思います。
そして
ここから先は、ある必要のないものなのだということも
よ~く、分かって、その上で、
これを愛された記憶として、大切にしていけるかどうかが
まさに、大切なところだと思います。
よく
愛されていなかったということを
親との関係の中でインナーチャイルドとして扱いますが
どうなのでしょう…
ちょっとフロイト的ではないかな?
親との愛だけでなく、子供のころから社会的な場で、出会った異性に
愛されるということって、あったのでは?
見つめられていることに気づくセンサーがオンになっているかどうか?
そして、次に書くのは、見つめている自分をどう表現するか…かな
と、思います…書くね、きっと。
しばらく、このサブジェクト続けます~