【高尾山・シベリア抑留犠牲者供養碑参拝・登山参加】

 

 2024年4月28日、年間200万人が訪れる東京八王子にある高さ599Mの高尾山

 

シベリア抑留犠牲者供養碑参拝に私はこの度初めて参加させて頂きました。

 

清々しい新緑の木漏れ日は、とても気持ちが良かったです。

 

まもなく99歳になられる語り部の西倉さん。

 

 

このような目印があります。

 

主催されている「シベリア抑留者支援・記録センター」

世話人有光健さんが毎年春と秋の年2回開催されています。 

 

 

こちら高尾山薬王院の仏舎利の傍らの地にある供養碑は、八王子に暮らした佐藤甲子雄さん

(2021.2.24 96歳で逝去)が、2010年に私財を投じて一人で建てられたものです。

 

佐藤甲子雄さんの意志を継いで、2019年10月から毎年有志で高尾山に登り、供養碑に参拝して、

抑留犠牲者を慰霊・追悼されています。主催の有光さんには、情報発信からすべて担当され頭が下がります。

 

行きは勾配日本一のケーブルカーで、登りました。

若い方も多く、賑やかです。

 

 帰りはそれぞれ好きな方法で下山します。

私は帰りはリフトを選びました。

この日は例年の半分の入山者のようでリフト待ち時間も25分でした。 

 

 

高いところから乗るので私は怖かったです。

 

北海道札幌から初めて参加させて頂き、佐藤さんご遺族の方はじめ、皆さまから大変喜ばれました。 

 

 

供養碑、慰霊碑、初めて見る方が、「これは、何だろう」

気にかけシベリア抑留を知るきっかけになること、

こういう事があったと知ること、歴史を知ることが大切な一歩になると改めて実感しました。

 

5月9日で99歳になられるシベリア抑留体験者で語り部としてご活躍されている西倉さんと

お会い出来て大変嬉しかったです。

 

現地で初めてお会いする方と大切なお話もでき、また秋にも行こうと固く決意しました。

 

シベリア抑留体験を語る会札幌

会長 建部 奈津子