語り部の吉田欽哉氏が住む利尻島利尻町仙法志字神磯(せんぽうしあざかみいそ)

 

吉田さんはご自身の家の近くにシベリア抑留慰霊碑を建立したいという願いがあります。

 

 

 もし完成したら吉田さんが4年間シベリア抑留されたロシア沿海州に

 

日本では一番近い位置になるのではないでしょうか。

 

現在、利尻町自宅近くに慰霊碑を建立する計画に向けて

 

土地のことをはじめ予算など様々なことを調べている最中です。

 

当会も役員会を開いて、完成の時期やどう展開していくか話し合いをします。

 

お蔭様で慰霊碑建立に寄付をしたいという方からご連絡を頂いています。

 

                       利尻山

 

 

 

「島の駅」では吉田さんがとった昆布で、おぼろ昆布実演をしています。

島を訪れる観光客へ楽しい会話とともにふるまっています。

                  

         早朝から磯舟で昆布漁をする吉田さん

 

                 今年の夏訪問した時

 

  吉田欽哉さんの利尻での日常生活が分かるように

 

写真を交えてご紹介させて頂きました。

 

私たちもみな、健康でなければ何もできません。

 

吉田さんは、この冬にはお誕生日を迎え97歳になります。

 

いまだシベリアの永久凍土に眠り、祖国へ帰ることができない

 

まま77年が過ぎました。遺骨収集は進んでいません。

 

そのままでよいのでしょうか。

 

コロナで会えないまま、今年に入り語り部の他界が続きました。

 

現在全国でご存命のシベリア抑留者は推定で5000~6000人と言われています。

 

若くして無念に亡くなられた仲間のことを吉田さんは

 

約束を果たすために頑張っています。

 

慰霊碑ができるまで、どうぞ温かく見守ってください。

 

 

  詳しいお問い合わせはシベリア抑留体験を語る会札幌

 

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  折り返し連絡をいたします。

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  少し遅れることもあるかもしれません。

  ご了承ください。

 

 

シベリア抑留体験を語る会札幌

  会長 建部奈津子