最近の趣味は読書とDVD鑑賞です。

 

読書で私の好きなジャンルは、ルポルタージュやドキュメンタリーです。

 

 

 

 

読書の中であまりにも抽象的な文章には、

私の読解力がついて行きません。

 

 

 

 

そのため私は体験記など事実に基づいた本が好きです。

 

 

 

 

 今回江差(函館の近く)在住 シベリア抑留語り部の

 

松村隆氏(94)からこちらの本を寄贈されました。

 

大きさとしては、ポケットに入るサイズです。 

 

 

 

 

 お礼をショートメールで送ろうかと一瞬頭をよぎりました。

 

 

 

 

しかしそれはチョット・・・・

 

久しぶりにお声を直接お聞きしたいなと。

 

 

出るかな?

 

と思いながら携帯電話に電話をかけました。

 

 

 

 

 

 いつもの様に明るくお元気な声で、電話に出られました。

 

 

 

 

 「北前舩や遊女の歴史を書いてあるから。」とのこと。

 

 

 

 

私には北前船と言われても、正直なんのことか分かりませんでした。

 

 

 

 

読んでみると、日本海航路を一枚帆で大阪から函館近くの

 

江差まで商船としての発展とニシン漁について書かれていまいした。

 

 

 

 

 

その中で江戸時代の遊女についての歴史も触れていました。

 

 

 

 

 私は花街の意味がよく分からず、どうして筆者がここに

 

関心を寄せるのかも不思議でした。

 

 

 

 

 北前船交易で日本海一の港として繁栄した町

江差の歴史。

 

 

 


この本を読み終えた時、

 

便利さだけを優先することは

 

果たして皆が幸せなのだろうか。

 

 

 

便利さと引き換えに失われた眼に見えないもの

 

の存在を、歴史に埋もれてさせてはならないと思いました。

 

 

 

 

 私は再び江差が日本一の港だった頃の賑やかさ

 

を取り戻して欲しいと頭の中でその様子を描きました。

 

 


 

 江差は私も一度だけ訪問したことがあります。

 

 

 

 

かもめ島といにしえ街道、存在感の大きな開陽丸。

 

自然が溢れていました。

 

 

 

 

 観光地としてまた歴史文化の町として多くの方々が訪問し

 

脚光を浴びて大発展して頂きたいと願います。

 

 

 

 

 

 松村隆氏の新書は全国の書店で予約、購入可能です。

 

                          1月15日販売。

 

 

 

 

筆者 松村隆氏 2020年1月 函館にてシベリア抑留講演中の姿

 

 

 

 

 

 

シベリア抑留体験を語る会札幌

    会長    建部 奈津子