ナントカは高いところが好き、ナントカと鋏は使いよう…(一心に唱える勢い


高いところが苦手です。


飛行機も何であんな鉄の塊が浮くんだよ(原理はわかってるけども)くらいに思ってる。

なんなら職場にある舞台の大道具みたいな手摺の間隔がザルな階段も怖いと思ってるし(落っこちそう)、

職場でやむを得ず梯子や机に登らざるを得ない瞬間も、出来ることなら全力で回避したい。


アトラクションのなんちゃってフリフォール系なものもできる限り避けたい。


当然の帰結として、パラグライダーの良さみがサッパリわかりません。


ひとっ飛びで500億円くらいになるなら多少考慮の余地も出てくるかもしれないけど、大抵のアクティビティとしてのパラグライダーって料金を払う必要があるのだと思うんで、絶対に嫌。


災害に遭って救助されるにあたって背後はエキスパートが付いてくれて操縦諸々を受け持ってくれるとかじゃないと無理。


できればブサいベテランさんよりはイケ女かイケメンなベテランさんであってほしい(シノゴノ言ってると死にそうな場面を除く)くらい無理。


『パラグライダーに乗った経験はある?』

あなたもスタンプをGETしよう


さて、職場。

先日あまりの作業場の過酷な温湿環境に1日で退職した方がいらっしゃいました。

離職率ブッチギリな業界の常ではあるものの(、社長さんを事務方の役職者さんが説得してくださったらしく)その後 ビックリしたことに空調服なるものが貸与支給されるハナシがトントン拍子で進みました。

希望者を募ったら意外と希望者が少なかったらしいんだけど、毎年毎年死にそうだと訴えてた(つもり)な私としては支給希望を速攻で表明しました。

先日、何はともあれファンとコードと充電器を装着できる空調服がめでたく支給されたのでした。


空調服、ネックとしては見た目がマシュマロマンみたいになることと果たして本当に涼しさが担保されるのか?でしたが、着てみたら思った以上に涼しくてビビりました。

コレだけ涼しいなら見た目がボンレスハムになろうとも構わないのかも…?くらいの勢い。


洋裁の心得は多少あるので、空調服の無様さってパターンの取り方で如何様にもできる気はしますが。


リチウム電池なバッテリーを胴体近くに持ち歩くのはそれはそれで危険ではあるんだろうな、とは思うのですが

なかなか冷房を掛けてくれない(この陽気なのに!)弊職場にあって、命を繋ぐアイテムくらいに感じます。

バッテリーが爆発して斃れるのも熱中症で斃れるのも、まあ似たようなもんでしょ…?


自腹で初見で手を出すのはかなり冒険だったんだけど、貸与支給の空調服を具に検分する機会を得て結構楽しいです。


空調服なる品が市販されたのは今世紀に入ってからだったらしく、その辺りへの興味もそそられます。


相変わらず職場では力仕事か下拵えに終始してるので本来業務へのトキメキはダダ下がる一方ではありますが。