昭和の生まれです。
生家の姓は、とある地域では地名にもなるほどありふれたもののようです。
小学校低学年で習う簡単な画数の漢字二文字の組み合わせな割に、学生時代の同級生や同窓生(前後2〜5年程度の上級生や下級生、及び彼らの知ってる人の範囲において)同じ字面な苗字、同じ音の苗字、の方に会ったことがない程度のレア度。
クラスや会社で何人も同じ苗字がいるのは大変そう、とは思うものの生家の苗字のレア度は子供の性格形成において影響が出やすいもののような気はする。
私の場合は、関東圏平野部で昭和の公立校に通ってたので出席順では必ず1番になりがちで、先生方にも早めに名前を覚えられてしまう感じだった。
佐藤さん、田中さん、鈴木さん、渡辺さん、高橋さん、みたいな普通の苗字だったらなぁ、なんてことも思わなくもないです。
いちおう程度におなごなので、婚姻契約を結ぶ際に改姓を余儀なくされがちではありました。
が、スペックとしては正常装備されてる妊娠出産機能を発動させたくなかったこともあって、幸か不幸か改姓したことがないまま来ています。
私には苗字が替わる、違う苗字に憧れる、という感覚がよくわかりません。
敢えて自分で苗字を選んでつけて良い、となったら今の字面で読み方だけ変えてもらうか、読み方は同じで字面を変えるか、みたいな変更にしときたいです。
今更苗字が変わって呼び掛けられても、自分の苗字だと認識出来ない恐れが(ヨボヨボ)あると思うので。
現在の日本の苗字なら三文字系、或いはよくある苗字だけども用いられている漢字が少数派、みたいな苗字はカッコつけてるな!というイメージかな。
日本もみんなが公式に家名としての苗字と個人名を併記して生まれたときの名前が生涯の名前になって名乗る方式を採用してまだ二世紀未満なのだし、この先もなにか変更があるかもしれない。
また、日本が採用してる家名と個人名の併記による方式を採用していない国や地域もあることなので、ここで言う苗字のカッコよさみって定義が難しいよなぁ、とは思う。
父母の名前と個人名みたいなのを公式の名前としてる国なんかもあるし。
日本の例としては
北白川 東三条 伊集院 六波羅
小鳥遊(たかなし)(実際に会ったことない)
鐸木(すずき)田上(たなか)
高梁(たかはし)佐東(さとう)
みたいな感じかなあ。
海外系ならば
王朝支配な頃の家名だったり、歴史上の偉人の苗字に遭遇すれば、お?って思うだろうし。
メディチさんとかハプスブルグさんとかルイさんとか
諸葛さんとか愛新覚羅さんとかになるのかな?
(しらんけど)
変わった苗字の方に遭遇すると、タイミングが許せばその苗字がとのあたりに多いお名前なのか訊ねるのが結構好きです。
『かっこいいと思う苗字は?』