昭和の生まれです。

子ども時代を神奈川県民として過ごしました。

子ども時代の殆どの時間 横浜市民だったのですが、例えばごみ処理施設の排熱を利用した植物園や温水プール、入園料が無料な動物園などがあり自分では覚えてないけど、それらの施設で放牧されてる私の写真は割とたくさん残ってる。


昭和の頃の子どもの多くに尋ねたとして、象の話で一番印象に残ってるのはおそらく第二次大戦中に酷い目にあった動物園の動物たちの話ではないかと思います。

戦時中の人間向け食糧もない時に、とうとう動物園の動物たちを餓死させちゃう顛末の酷い話なんですけどね。

小学生の道徳の本(当時は教科ではなく評定などはつかなかったものの、色んなとほほエピソードが載ってる本や教育テレビのミニ番組などを見せられて〈求められる答え〉を感じ取って発表する流れの時間が定期的にあった)に載ってる『可哀想な象』とかそんな題名で載ってた話のインパクトはすごかった。


動物園より図書館や温水プールに行きたい女児だったので、無料なのにあんまり動物園に通い詰めることはなかったけど、直に見た記憶がある動物は多分好きな動物だったんだろうと思う。

そういう視点で思い出せるのは 孔雀、キリン、象、パンダ?

(パンダは両親のテンションが爆上がりだったので引きずられて印象が強いだけかもしれない)


孔雀を追いかけたかすかな記憶もありつつ、孔雀に逃げられまくる写真もたくさん残ってるので多分一番孔雀が好きだったと思う。青から緑に至るグラデーション、独特な飾り羽、綺麗で大好き。


キリンの模様はカステラのような色あいで美味しそうに見えたんだと思うし、角のような触覚のようなのがコントローラーか飴(チュッパチャプス)ついてるみたいで頭に載っけてほしいなーとか思ってた気がする。


象は思ったより骨っぽいな(ちゃんと食べてるのか心配になる風味←気のせい)、皮膚カサカサしてそうだなハゲてる風味だな、手が一本(鼻だから!)なのに器用だなあ、みたいなところに惹かれたと思う。


パンダは、どうやら並んでまで見に連れていかれたようなのだけど、あんまり覚えてない。

でも親のテンションが高くて機嫌がよかったというところで、あれはきっといいものだったんだなというような感じで印象に残ってる。

シャンシャンのたれぱんだ(サンエックス社さんのゆるキャラ)ぶり、可愛いけどね。


ヨコハマの無料動物園にパンダはいなかったと思うので、きっと少し遠出して上野動物園まで行ったんだと思うんだよな。


ヨコハマの無料動物園で、私が一番楽しみだったのは、あれね、実物の動物より、実物の動物をかなり正確に表現してるぬいぐるみたち でしたね。

我が家は庶民なのでソコソコのお値段するぬいぐるみは買ってもらえなかったけど、見てるだけでワクワクしたな。

(後日、行きつけの地元図書館で動物の本は借りまくるけど、あんまり実物の動物そのものには興味を惹かれない子どもだった)


必ずしも、実物を中近距離で動物を見るという経験が最高に位置付けされるとは限らないのだろうなあ、って自分の記憶を振り返るとそんなことを思います。

私の場合は実物を見るより本で動物たちの本来の生息地域での暮らしぶりや、生息環境の国々の暮らしぶりなどを本で読んでる方が楽しかったりした。

実物を見るルートと、本で調べられるルートと、選択肢のある文化的な環境に感謝しつつ、どちらかや両方を強制されることがない子ども時代を過ごさせて貰ってありがたいなあと思ってる。

選択肢は少ないよりは、適度にあった方がいい。


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