一人の女の子が
毬を見つめていた
その欲しそうな顔は
なにを思っていたのだろう?
僕はその女の子に
「やるよ」と手渡した
しかし、その娘の目は
冷たい視線をした
報われない目は
僕になにかを語っていた
鳩にパンを与えると
二人の老夫婦が
僕をじっと見つめていた
このパンが欲しいのだろう
僕はその老夫婦に
黙って渡していた
しかし、その老夫婦は
無言で立ち去った
報われない目は
僕になにかを語っていた
大切な物が
分からないどうして?
僕はどこで一つ
なにを間違ったのだろう?
雨の空を眺めて
涙を流していた
「助けて」と言う声は
風の様に去って
遠くの鐘の音より
響く音が真実
報われない目は
僕になにかを語っていた
大切な物が
分からないどうして?
あの鐘の音は
どこまで鳴り響くのだろうか
この音が届いて
幸せが訪れるのなら
lalala...