親愛なるあなたへ、出会ってから楽しかった事ばかりだったね。
出会いは春の日、氷の様に冷えていた私を包んでくれた。
あなたは「寒くない?」と言った。
私は嬉しくて涙が出た。冷えていた私にも春が来たって。
あんな事は今でも忘れられない。
あなたの笑顔。でも、私は決めた。
そのリボルバーで私を終わらせて。
もう良いの、もう決めたから・・・。
出会いの春、空へと輝く夏、愛を告げた秋、
私は覚えているよ。あなたの思い出を。
最後の冬が来た。
右手にリボルバーを持っているあなた。
それで私を終わらせて。早く引き金を!
私はこれで眠れる、彼一人で生きてほしい・・・
その願いは叶わなかった。
あなたも自分の手で自分を撃った。
彼は微笑みながら「ず・・・っと・・・一緒・・・だよ」って、
生きていて欲しかった、あなただけ生きて欲しかった。
これで彼と一緒に、
あんな事は今でも忘れられない。
あなたの笑顔。でも、私は決めた。
そのリボルバーで私を終わらせて。
もう、良いの。
手を握ってくれたあなた。
手が冷たくなっていく。
でも、良いよね?
あなたと一緒いられるしね。