「現代の牛乳、私たちの体に本当に合っているのか? 〜科学とアーユルヴェーダの視点から〜」 | アーユルヴェーデックHasu

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牛乳は、完全食品として親しまれてきました。

 カルシウムや良質なタンパク質、ビタミンB群などを豊富に含み、骨の健康維持や成長促進に寄与するとされています。


 しかし、近年では牛乳の摂取に関する懸念も指摘されているようです。


 特に日本人の体質や現代の加工技術、食生活の変化を踏まえると、牛乳が全ての人にとって最適な食品であるとは言い切れないようです。 


牛乳摂取に関する懸念点 


 ◯ 乳糖不耐症の影響

日本人の多くは乳糖不耐症であり、牛乳に含まれる乳糖を適切に消化できない場合、腹部膨満感や下痢などの症状を引き起こすことがあります。


 ◯ 加工方法と品質のばらつき

日本で市販されている牛乳の多くは高温殺菌や成分調整が施されており、これらの加工が栄養素の変化や消化への影響を及ぼす可能性があります。



 ◯ホルモンの影響 


 牛乳にはインスリン様成長因子(IGF-1)やエストロゲンなどのホルモンが含まれており、これらが体内のホルモンバランスに影響を与える可能性が指摘されています。



 ■ アーユルヴェーダの視点から見る牛乳


 アーユルヴェーダでは、牛乳は「甘味」「冷性」「重さ」「滑らかさ」などの特性を持ち、特に「ヴァータ(風)」と「ピッタ(火)」を鎮めるとされています。


 しかし、以下のような状態では牛乳の摂取は避けるべきとされています




消化力が弱い(アグニが低い)


:牛乳は重く消化に時間がかかるため、消化力が低いとアーマ(未消化物)が蓄積しやすくなります。


 カファ(粘液)が増加している


:副鼻腔炎やむくみなど、カファが増加している状態では、牛乳の摂取は状態を悪化させる可能性があります。


 中性脂肪が高い:牛乳は脂肪分が多く、摂取過多は中性脂肪の増加を助長する可能性があります。


 また、アーユルヴェーダでは牛乳の摂取方法にも注意が必要とされており、冷たい牛乳や他の食品との組み合わせによっては、消化不良やアーマの原因となるとされています。



 :牛乳との付き合い方

体質に合わせた摂取


:乳糖不耐症の方や消化力が弱い方は、牛乳の摂取を控えるか、代替品を検討することが推奨されます。


 加工方法の確認


:低温殺菌や無調整の牛乳を選ぶことで、栄養素の損失を最小限に抑えることができます。


 摂取量の適正化


:過剰な摂取は避け、バランスの取れた食事の一部として牛乳を取り入れることが望ましいようです。


  牛乳は多くの栄養素を含む食品です、適切に摂取すれば健康維持に寄与する可能性がありますが、自身の体質や体調を考慮し、取り入れていきたいものです。


veda