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●お茶の旨味は、アミノ酸の恵み
日本茶には、約15種類もの遊離アミノ酸が豊富に含まれています。
その中でも特に大切なのが:
テアニン
グルタミン酸
グルタミン
アルギニン
アスパラギン
これらは、茶葉の重量の**2〜5%**にも及びます。
テアニンは、茶の根で作られ、葉に蓄えられます。
日光をたくさん浴びると、このテアニンは**カテキン(渋味成分)**に変わってしまいます。
そこで、茶の木に**覆い(被覆栽培)**をして育てることで、テアニンの変化が抑えられ渋みが少なく 、旨味が豊かで、 良質な茶葉ができるそうです。
玉露や抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)が、この方法で育てられたものです。
テアニンは、他のアミノ酸とは違って、**脳の血液関門(BBB)**を通過できるという、珍しい性質を持っています。
これにより、脳内に働きかけて、**リラックス時に出現する「α波」**を増やすことがわかっています。
テアニン=飲むことで脳がゆるみ、神経が静まり、心が整う
そんな働きを持つ化学成分なのです。
veda