夢の合体! | SIVA CREATE STUDIO

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S.C.Sのブログ

今日は、ふじはし道の駅にて、

イタリアンジョブという、イタ車のイベントがありました!



中でも、僕が注目したのはこの車!!



一見、普通のFIAT500チンクエント、
(1956~1977の20年も生産されていたそうです)
              ですが・・・
社内を覗くと・・・



後ろの座席があるはずの場所に、アルミのカバーが。


さらに、エンジンがあるはずの場所には・・



巨大なラジエターが!

普通のFIAT500はこう。




チンクエントは、「ルパン三世カリオストロの城」の
あのシーンでも有名なように、エンジンを改造することが
よく見られます。

なぜなら、ノーマルでは13馬力しか無く、
さすがに非力だからでしょう。

しかし、このチンクエントはひと味違います!

オーナーさんにお話を伺ったところ。
なんと、エンジンがこいつのだそうです!

HONDAのミッドシップスポーツ軽自動車「BEAT」

さらに、足回りも全て移植されているとのこと!


写真ではよく分からないかもしれませんが、
ノーマルのチンクエントの場合、
フロントサスペンションのロアアームは、
リーフバネを横置きにした状態を、そのままアームとして使っていますが、
こいつは、しっかりとしたAアームが付いています!

運転席にも・・・


BEATのメータが!

そして、そのハンドルの隙間から見えているのが、
エアコンの吹き出し口!

こいつは、コレのだそうです・・・


現代版、チンクエントのです!

本来トランクであるフロントフードの中には・・・


お手製のエバポレーターが入っていました。

走りも、車内環境も快適だそうです!



しかし、この車、

製作に10年、車検を通すのに6年、
合計16年も掛けて世に出た車だそうです!

すごいですねぇ~
こんな車、作ってみたいです!