昨日、久々に、研二が3年も続けてきた、花子倶楽部に行ってきた。
研二から「今回は、ある先生の講演。パワーポイントを使うから、パソコンを持ってきてほしい」
と頼まれ、何気なく参加した。
「とにかくすごい先生だよ」と聞かされ、
「30才で、すごくかわいい先生だよ」
って言うから
「女性?」と聴くと
「男」との答え。
残念ながら、かわいい男には全く興味がない・・・・orz
時間前に準備をして、近くの駅まで、研二と二人で迎えに行った。
その車の中で
「トライアスロンもやってるらしいよ」
と聞かされて、体育会系かなぁ、と想像していたのだが、駅に立っていたのは、
マッチョとはとてもいえない、どちらかと言えば、いや、
確実にポッチャリ。表情も、とても優しそうで、そうそう、あの、柔道の山下監督に似てる!大阪の金大竜(きむてりょん、在日韓国人3世)先生。
ところが、講演の内容は、すごい!の一言!
植松努専務の講演以来の衝撃でした!
じっくり2時間お話を聞かせていただいて、いろいろ勉強になりました。
たくさん紹介したいですが。ここでは少しだけ。
まず。
「子どもがまるで自分で発見したように仕掛けを作る」
という話。
例に出たのは、「あいさつ」について。
当然元気よく挨拶した方がいい。でも、金先生は年度の初めに、
クラスの生徒と、競争をするそうです。
朝、登校してから、
「先生がクラスの半分以上に、先に”おはよう”と声をかけたら」先生の勝ち
「クラスの半分以上の生徒が、先に”おはよう”と先生に声をかけたら」生徒の勝ち
というもの。
先生は、3日間くらいは、本気で勝ちに行くそうです。例えば、教室の窓から、豆粒のように見える
生徒に向かって、「○○く~~ん!おはよ~~~~!」と声をかけたり、生徒に見つからないように、机の下に隠れていたりと。
しかし、4日目からは、生徒もいろいろ作戦を練ってきて、なるべく遠くから大きな声で挨拶してくるようになるそうです。
こうすることで、「あっ!大きな声で挨拶すると気持ちいいんだ!」と気付かせるそうです。
もうひとつ。「時には語らずに体感させて意味づけをみんなでする」
例えば「返事」
これも、あいさつ同様、大きな声ではっきりとするのがいいですよね。
でも、「ふぁい」と、下を向いて元気のない返事をする子もいます。
そこで、まず、クラス全員で、とにかく下を向いて、小さな声で、「ふぁい」と、10回言ってもらうんだそうです。これは、やってみてください!よくわかります。
で、生徒に聴きます「どんな感じだった?」
答えは当然「○○○○○○」となります。
これを体感したら、もう、次からは、「ふぁい」とは言わなくなります。
ほかにもたくさんありますが、ぜひ、直接聞いていただきたい一人です。
研二とくんで、植松専務と金先生のダブル講演をやってみたくなりました!