ワイヤー式キーホルダーの修理 | 執事の悪巧み準備室

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執事の愛娘、ドルフィードリーム「小優里(こゆり)」の事を中心に他のドールやフィギュアなんかのことも・・・その他、執事のぼやきなんかもちらほらと。

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愛用しているワイヤー式キーホルダーのワイヤーがまた切れました。
今までにも何回も切れては修理を繰り返しているので
だいぶワイヤーも短くなってきたし、
最近,売っている所も見つけたので,このキーホルダーでは
これが最後の修理になると思って記事にしました。

photo:01

このキーホルダーはワイヤーホルダーごと回転するので
使い勝手が良くて切れるたびに修理して使ってきました。
新しいのを買おうにも買った店で取り扱いが無くなってしまい
他では見かけなかったという事情もありました(^_^;

何をするかというと切れたワイヤーの先を
この様にループ状にします。

photo:08

この輪のところにキーホルダーのリング部分を通します。


修理に使うのはギボシと呼ばれる電工用の部品です。

photo:03

一般的にはあまり馴染みのない物ですね。
一番身近な所ではカーオーディオなどに使われています。
形状も数種類あり端子部が平型の物もあります。

このギボシを電気コードに圧着(潰して)固定して使うのですが、
専用の電工ペンチが必要になります。
工具セットなどを買うとセットの中に含まれてたりします。

photo:02

愛用のは年季が入ってるのでかなり汚い(^_^;

まず,ギボシの真ん中からカットします。
ギボシにはオスメスとありますがどちらでもかまいません。

photo:12

使うのは右側の根元の方です。

電工ペンチを使い脚の長い方をこのくらい潰します。

photo:04

そのままでも手順を進められますが,
間隔を狭くして少しワイヤーに抵抗があったほうが作業は楽です。
ついでにカットした所が反ってしまったら直しておきます。

ワイヤーホルダーを分解して
巻き込んでしまったワイヤーを取り出し
切れたワイヤーの先をカットします。
この細いワイヤーの先が指に刺さると痛いんですよ(x。x)゜゜

photo:05


この様にワイヤーをループ状に通します。

photo:06


リング側のカバーパーツに合わせてループの長さを調整。

photo:07


切断したワイヤーの先が長くならない様に調整して
電工ペンチで潰して圧着します。

photo:08


カバーパーツに通して・・・

photo:09


カバーの穴とワイヤーのループを合わせてリングを通します。

photo:10

これでキー側は終了です。

最後にワイヤーホルダー側の
ワイヤーの引っ張り具合を調整します。
だいたいゼンマイ式になっているので
余ったワイヤーを全て巻き取った後に
数回増し巻きして引っ張り具合調整して完成です。

photo:11


ワイヤー式キーホルダーは使っていると
どうしても根元からワイヤーが切れてしまう事が多いのですが,
こうしてワイヤーにループを作ればまた使う事ができます。

新しいのも切れたら直しますよ~(笑)