以前、甥っ子の浄化をしたあと、大変だったいうお話をしました。
何があったのかというと、被り (かぶり) です。術者である僕が邪気を被ってしまったということです
当時はヒーリングを習いたてで、被りという現象を知りませんでした。当然、対処法も知りませんでした。
ですから、それはそれは大変でした。
39度を超える発熱、胃が飛び出るんじゃないかというほどのひどく止まらない咳、パジャマが汗びっしょりになっても収まることのない寒気...
これまでは、風邪を引いたら大人しく寝て、食事は控えて経口補水液を飲む。これだけで1日か2日で治してきました。
しかし、このときは回復するまでなんと4日も掛かりました。
(これを知人に話したら、かなり驚かれました。39度超の発熱が4日で回復というのはかなり速くて、普通は薬を飲んでも1週間近く掛かるそうです。その方には「熱が上がっているのは結果であって、原因ではないよ」とそっと伝えました。その場しのぎは、臭いものに蓋をすることであり、長期的には事態を悪化させます。)
ちなみに、なぜ食事を控えたほうが良いのかというと、回復に全力でエネルギーを注ぎたいからです。食べ物を消化するのにも意外とエネルギーが必要です。
なので、食事をすると回復のためのエネルギーが減ってしまい、治りが遅くなってしまうのです。もっとも、風邪を引いているときは食欲なんて出ないでしょうけれど...。
閑話休題。そんな大変な風邪から回復したあと、先生からこれは被りであると教えていただきました。
そして、その対処法として結界を教わりました。
結界の張り方はシンプル。
気の玉を自分のまわりの四隅に1つずつ置くだけ
うまく機能していると、身体が温かい空気に包まれた感覚になります。
しかし、設置した気の玉を破壊すると、そこから冷たい空気が流れ込んでくるような感覚が得られます。これは結界が破られたことを意味します。
結界を教わった当初は、なかなか結界を張れなかったり、結界を張るのにかなり時間が掛かっていました。
当時は僕の作る気の玉はショボかったですからね。
しかし、ここ最近は数秒で結界を張ることができるようになってきました。(一瞬で結界を張り直せるようになるレベルになるのが目指すところ。)
急に寒気を感じる。
↓
寒気を感じるところに気の玉を設置し直す。
↓
暖かさが戻ってくる。
これを体感するたびに、
「いやあ面白い!ガチで結界が効いてる‼️」
と感動します。
「結界」や「気の玉」は地味に思えます。
「赤ちゃんに触れるようなタッチで肌に触れましょう」とか「まずは緩みやすいところから緩めましょう」とかもそう。
でも、こういうものこそ本質的であり...丁寧に扱わなければいけないよなあ、と日々実感しています