エピフォン ハミングバード その0 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

1年以上前の記事(の最後)でちら見せした

 

エピフォン「ハミングバード・プロ」です。

 

「プロ」と名が付いてますが本家ギブソンのハミングバードとは違って比較的エントリークラス寄りな製品です。

 

そしてやはり本家とは違ってエピフォンのはエレアコです。

 

 

何故か全体がヤスリがけされて雑にマットな状態ですw

 

ピックガードもヤスリがけされてて、名前の由来なハチドリのプリント

 

↑もすっかり消えてしまってます。

 

これではハミングバードを名乗れないではないかw

 

一体何があってこうなってしまってるのか…

 

 

ラベルのシリアルで確認したところ、

 

2016年、インドネシア製とのことです。

 

 

いやぁ、ひどいですねぇ。

 

本来は

 

こんなのや

 

こんなのですからね。

 

雑マットボディはともかく、ハミングバードの図柄がないだけでこんなにオーラが薄れてしまうもんかね。

 

 

ボディ裏もご覧の有り様。

 

 

ヘッド裏も。

 

ペグは、見た目はグローバーっぽいけど特に何の刻印もないのでグローバーではなさそうです。

 

そしてよく見ると、雑にヤスリがけされたヘッド(裏)ですがペグの周りも均等にヤスリがけされてるということは、ペグを外してヤスリがけしてるってことですよね。

 

最初のヘッドの写真も然り。

 

そこまでしといてこの雑な状態、一体どうしたかったのか…

 

 

ネックもご多分に漏れずでしたが、弾いてたからなのかそれとも何らかの(仕上げ的な)施工がされてるのか、比較的マシというかサテンフィニッシュみたいな状態です。

 

 

そして忘れちゃいけない、このギターはエレアコです。

 

が、

 

 

エレアコユニットが取り払われています。

 

そして取り付け部がよく判らない塞ぎ方をされている。

塞がれて、ないよねw

こんな中途半端な事するなら網を囲ってるカーボン調シートをマルっと貼っちゃえば良いんじゃないの?

 

 

本来は

 

こういうユニットが付いてます。

 

 

現行型はこのタイプではなく、

 

この、サウンドホールの内側につけるタイプ

 

 

こういうのですね、これに変わってます

 

このタイプは

 

ボディに大きい穴開けないで済むメリットがありますね。

 

 

ボディサイドもヤスリがけされてます。

 

 

ボディエンドのストラップピンは本来エレアコのストラップピン兼用ジャックが付いてますが、外されて適当な木材で埋められて樹脂製のピンが付いてます。

 

 

ネック側のこういうとこに付いてるやつって、ストラップは内と外どっち側から嵌めるのが正解なんだろうね。

 

 

ブリッジエボニーっぽい色合いですが、これは着色されてますね。

 

 

現行型は

 

ナチュラルです。

こっちのが良いよね。

 

 

それとですね、

 

サウンドホール付近に結構大きめな傷があります。

これもどうしてこうなってんのかよく判らないよね。

 

 

指板は汚れてはいますが特に不具合があるような箇所はなく、フレットも変な減り方とかはしてません

 

 

 

まぁ現状、アコギとして弾くだけなら特に問題は有りません

演奏に支障のある不具合は無いので。

 

とはいえ、この状態で良しとするのもアレでしょう。

 

メンテも含め

・全体の雑なマット状態をどうにかして

・エレアコユニットを取り付けて本来の機能を取り戻して

・ボディのデカい傷もどうにかして

・ちょっとモディファイ

 

ですかね。

 

 

続く。