グラスルーツ G-RI-60LP その1 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

チラ見せしてましたが、

 

 

ジャンク税抜2,000円です。

 

ピンぼけで失礼。

グラスルーツESPの下(エドワーズ)の下のブランドですね。

(NavigatorとかLTDとかはここでは置いときます)

 

ESP系のこの手のLPシェイプったらSUGIZOモデル?

てか、あの辺のビジュアル系でESPユーザーってみんなこのシェイプ使ってたイメージなんですけど。

 

ただ、SUGIZOって確か3シングルだったよね。

 

あ、そうだ、

 

このカバーは、カッコいいわ。

SUGIZOのYMO愛を感じるねぇ。

Aパート(♪みーちゃった、みーちゃった♪のとこ)のコード解釈がちょっと「?」な部分もあるけど。

そして「移民の歌」で終わるというねw

 

ただ、オーディエンスの大半は「ポカーン」だろうねw

 

元曲(カバー元、という意味での元曲。オリジナルはもちろん教授のソロ曲)。

 

 

閑話休題。

 

とにかく、ESP系のこのシェイプで2シングルってのがよく判らない。

というか、SUGIZOモデル以外は基本判らんのだけどw、でもなんか、バリエーションとしても2ハムとかSSHとかさ、そんなのはありそうな感じじゃない?

 

 

値札には「スイッチが不安定、バネが少ない」

 

裏を見ると(トレモロザグリの蓋も無かった)バネは2本でした。

スイッチ(トグルスイッチの事なのでしょう)の不良についてはその場で確認はしなかったので

実際どんなもんなのかは判りませんでしたが、まぁ電装系はダメなら交換で直るし。

 

とりあえずじっくり(どっちだ)見てみたところ、欠品してるパーツは無さそうなんですよね。

ストラップピンもあるしトレモロバーもある(この2つはジャンクでは無いことのほうが多い)。

ロックナットのパーツも全部あるしトレモロ自体のパーツも問題無さそう。

 

・トレモロのバネが少ない

・トグルが不良っぽい

・裏蓋が無い

・塗装(のエッジ部分)のあちこちに塗装欠けがある

・全体的に汚れてる

 

ネガティブ要素はそれくらいなんですよね。

だからまぁ、使用にあたっての不具合は値札に書いてあった2点だけですよね。

 

で、2,000円

 

ま、買うよねw

元のモノとしても(廉価帯ブランドとはいえ)そんなに悪いものでも無さそうだし。

 

 

買って帰って来て調べたら、割とあっさり見つかりました。

チラ見せ記事のコメでkeijibassさんが仰ってるように、「ROUAGE(ルアージュ)」という90年代V系のバンドのRIKAというギタリストのシグネチャーモデルでした。

 

(画像はネットで拾いました)

上の方ですね。

 

バンドの名前は知ってたけど、申し訳ない、全く聴いたことが無いです。

 

まぁ当然ESP、エドワーズ、グラスルーツと価格帯の違う3つがあるわけですが、

それの一番安いやつ、記事のタイトルの「G-RI-60LP」ってのが今回のブツです。

調べたところ、名前の通り60,000円

エドワーズのが98,000円ESPのが31万円だったかな。

ESPとエドワーズは国内生産ですが、グラスルーツは半島産ですね。

 

 

と、素性が判ったところで、今回のブツを見ていきましょう。

 

フレットはそんなに減ってないです。

2フレットと7フレットが所々減ってる感じ。

AとかDとか、ですねw

 

半島産とはいえ、フレットエッジの処理は流石にその辺のB級モノとは違ってちゃんとしてます。

 

指板もそれほど汚れてないです。

相応(何が?)って感じ。

2フレットの指板が若干削れてますかね。

Aですねw

 

2シングルでフロイドローズ。

前後で違う形状のピックアップが付いてますが、それについては次回で。

1弦と3弦が切れてたからか、バネ2本でもブリッジは沈んでます。

 

フロイドローズは、サドルを固定するネジが白茶けててインサートブロックに所々軽いサビ。

サドルのメッキと言うか塗装もちょっと浮いてきてるところもありますがヤバイというほどでも無く、

どれも清掃メンテすれば全然普通の状態にはなりそうです。

 

コントロールはレスポールと同じように2ボリューム2トーン。

ノブはくすんでるくらいで特に問題はなし。

 

ボディカラーは跳ね馬と同じ、という情報をネットで見かけましたが、どうなんでしょうね。

市販車は判らないけど、確かに90年代初頭までのF1フェラーリの色合いっぽくはある。

特にで統一されてるからか、F92Aっぽい感じはするw

 

トグルスイッチのナットも白茶けてますね。

 

ストラップピンは付いてましたが、2つともシルバーなので交換されてるのでしょう。

 

ジャックがこんな感じになってるんですね。

モノはストラトの舟形プレートそのままですね。

 

ボディエッジにちょこちょこ塗装欠け。

とはいえ、塗装の状態自体は特に酷いこともないです。

中心付近はそれなりに擦れ傷があるけど、ダメージというほどでもないかな。

 

ヘッドの角っこにも塗装欠け。

 

反対側も。

 

 

裏側を見てみましょう。

 

セットネックではなくボルトオン

裏のエッジにも塗装欠け。

トレモロザグリの蓋は無し。

キャビティの蓋もネジが2本だけ。

 

バネがガッツリ締め込まれてるってことは、もしかしたら元より2本で使ってたのかも。

判らんけど。

 

軽くヒールレス加工されてますが、ジョイント部分はむしろボディより出っ張ってる。

 

ペグにはなんの刻印も無いのでゴトーでは無さそうですが、動きが悪いとかは特に無いです。

至って普通(「普通って言うなぁ!」)。

 

フロイドローズ近影。

まぁこんな感じです。

 

 

音出しをしてみたところ、

 

フロントはちゃんと出ました

ボリュームも効いたトーンも効きがイマイチな気はしたけど一応効きはしました

 

が、センターやリアにすると一瞬ノイズが出て、ちゃんと鳴らないです。

とはいえ、全然鳴ってないわけでもなく、フロントを1としたら0.2くらいで鳴ってる感じ。

ボリュームも効きました

トーンは、元の音が小さすぎて効いてるかどうか判らんかったけど

 

ポット自体は4つとも特にガリもないので、やはりトグルかリアピックアップの問題っぽいです。

(チラ見せその2でピックアップに不具合が無さそうなのを見せてしまってるのでまぁ、トグルですよねw)

 
 

 

 

中身のアレコレは、次回で。

 

 

続く。