RUSH その2 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

3回くらいに分けようと思ってたんですが、紹介する曲を絞りに絞っても相当な数で記事自体も相当長くなりそうなので、もうちょい分けて書くことにしました。

 

一応、全6回の予定です。

記事数が増えるのでラッシュ絡みの記事はテーマを「RUSH」にしました。

 

 

前回は導入として、

 

「ムービング・ピクチャーズ」と、

 

「Exit...Stage Left」(ライブ)がよろしいのではないか、という話でした。

 

で、

 

ここから新旧に掘っていこう、ということでまずは旧の方へ遡っていきましょう。

 

前回もそうでしたが、やはりライブのパフォーマンスが素晴らしいバンドなのでできるだけライブの動画もしくはライブ音源を載せていきたいと思います。

 

 

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閑話。

 

 

ジャケット一覧見てこれは書かねば、と思い出したんですが、

 

3rdアルバムの

「Caress of Steel」(邦題「鋼の抱擁」1975年)以降、アルバムや映像作品等ほぼ全てのアートワークを担ってるのがヒュー・サイム(Hugh Syme)です。

 

プログレやHR/HMのアートワークといえばヒプノシスロジャー・ディーンかヒュー・サイム、てな具合ですが、彼のキャリアはラッシュから始まりました。

 

だからなのかどうかは判りませんが、彼のサイトのトップページは

このように非常にシンプルで、右上に主だった作品へのリンクがあるだけなんですが、

 

そのリンク一覧に、

ラッシュだけがわざわざ別になってるんですね。

 

閑話休題。

 

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ムービング・ピクチャーズの前作。

 

「Permanent Waves」(1980年)

 

この辺りから、3rdくらいから始まった10分超えの大作傾向は幾分弱まって、比較的コンパクトな曲が大半を占めるようになってきます。

(「ラジオでかけてもらえるように短くせい」ってレコード会社に言われたんだっけ)

 

10分超えは「ムービング・ピクチャーズ」以降はありませんね。

「ムービング~」以降で一番長いのは7分半くらい。

 

まぁだからといって曲がつまらなくなるということは彼らの場合は特には無いんですがw

 

(当たり前かもしれませんが)「ムービング・ピクチャーズ」前夜というかその萌芽というか、全体的にそんな雰囲気です。

 

 

「The Spirits of Radio」(「Snakes&Arrows Live」2008年より)

 

欧米ではバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」と並んで「ラジオ・アンセム」的に扱われていますね。

この曲を4:59(スタジオ版、ラジオでは5分超えの曲は中々かけてもらえない)に収めるのは相当大変だったらしいです。

 

歌パートこそわりとシンプルだしキャッチーでもあるけど、構成としては中々にトリッキーですね。

変拍子も入ってるし。

 

 

「Entre Nous」(同じく「Snakes&Arrows Live」より)

 

サビの拍子がちょっと変。

どちらかと言えばラッシュの中では「地味曲」の部類ですかね。

当時のレコ発ツアーは判りませんが、少なくとも公式なライブ作品ではこのツアーでの音源しかないんじゃないかな。

 

 

そこから2年遡って、

 

「Hemispheres」(邦題「神々の戦い」1978年)

 

アルバム1曲目の「Cygnus X-1 Book II」というのが18分超えの大作でして。

しかも「Book II」とあるように続編なんですね。

じゃぁ何の続編かというと、前作「A Farewell to Kings」のラスト曲「Cygnus X-1」の続編です(そっちの曲も10分ちょいあるんですけどね)。

 

そういった方向性の最後の作品、と言ってもいいかもしれません。

 

ラッシュの大作というか壮大な世界観の曲は、多分にニールの書く詞に影響を受けてる気がしますね。

 

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ニールの加入以降、ラッシュの楽曲の殆どの詞はニールが書いてます

 

この詞も一筋縄ではないというか、哲学めいてたりSFチックだったりで単純な色恋の詞というのはほぼ無いですね。

あっても比喩的な言い方や仄めかすくらいですかね。

 

これが英語ネイティブな人なら歌を聴いて直でその詞に感銘できるんでしょうけど、如何せん日本人なもんで(対訳の)歌詞カード読まないとちゃんと判らない。

 

そこはもどかしいトコですが、変な話、日本語だろうが英語だろうが歌詞そのものは自分にとっては(音楽としては)それほど重要ではないのでまぁ。

 

その詞も、このアルバム以降はちょっと変わってわりとシンプルなものになっていきます。

シンプルと言っても相変わらず難解ではあるんですが。

 

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「La Villa Strangiato」(「Time Machine 2011」より)

 

インスト

スタジオ盤ではイントロが長いというか、フラメンコチックなアコギの後に静かにフェードインしてくるんで9分半位あるんですが。

 

このライブではイントロがちょっと可愛らしくアレンジされてます^^

 

この曲は、ただただカッコいい。

「YYZ」もいいけど、展開のドラマチックさという点では軍配はこちらでしょう。

「YYZ」と並んでラッシュの2大インスト曲でしょうな。

 

4:06の、そこまで激しく弾いてたギターが急に静かな8分ミュート弾きになるとことかもう、タマランですな。

 

あと、6:45辺り観客が一斉にエアドラムw

まぁこの曲に限らずラッシュのライブではよく見られる光景ですが。

 

おそらく、世界で最も観客がライブでエアドラムするバンドでしょうw

スチュワート・コープランドもそんなこと言ってましたね。

 

そういや、こんな動画ありました。

かわいいオッサンw

 

 

「The Trees」

 

MVではありますが、当て振りではなくちゃんと演奏してる映像です。

当時だからMVというかPVというか。

 

アレックスもまだまだ「王子」でしたなぁw

ニールはいわゆる「ひげニール」の頃ですね。

衣装もまだ全然、気合入って(?)ますよねw

 

 

更に前年。

 

「A Farewell to Kings」(1977年)

 

そう言えばニール逝去のとき、ビルボードがこのタイトルをもじった追悼の看板(?)を出していました。

 

とか

とか。

 

上に書いたように、アルバムラスト曲「Cygnus X-1」が次のアルバムの1曲目「Cygnus X-1 Book II」に続く形になっていて(曲として全く同じというわけではないです)、どことなく次のアルバムと地続き感があります。

 

2枚合わせても70分ちょいだしね(関係ないかw)。

 

ラッシュの場合、大作の傾向があると言ってもいわゆる「コンセプトアルバム」みたいにアルバム全体で明確なストーリーやコンセプトがある訳ではありません。

(明確にコンセプトアルバムなのはラストアルバムくらい)

 

まぁ楽曲の方向性とかニールが書く詞の傾向(その時々に読んでる本とかの影響)がある程度の一貫性を保ってる、というのはあるでしょうが。

 

このアルバムから本格的にシンセを使いだしたんだっけかな

(鍵盤自体はその前から使ってましたが)。

 

 

「Closer To The Heart」(「RUSH in Rio(2002)」より)

 

曲の雰囲気とかは、上の「The Trees」と同じような感じですね。

「The Trees」をシンプルにした感じというか(あっちの方が後ですけどw)。

歌詞はアルバム1曲目のタイトル曲「farewell to a Kings」の続きっぽいですけど。

 

「Rush in Rio」のドキュメンタリーでゲディが言ってましたが、この曲は南米で妙に人気があるらしいです。

 

 

「Xanadu」

 

長めの曲のご多分に漏れず、この曲も中々にドラマチックな構成です。

 

 

そしてさらに前年。

 

「All The World's Stage」(邦題「世界を翔けるロック」1976年)

(ダサい邦題だw)

ライブ盤です。

 

「その1」で書いたように、スタジオ盤4枚出してライブ盤リリースというのがラッシュのリリーススケジュールでして。

 

ライブ盤で一区切り、という感じなんですかね。

 

デビューから4作目までのベスト盤的に聴くもよし、あえて飛ばしてスタジオ盤を聴いてから聴くもよし、ですかね。

 

次の記事は、「ムービング・ピクチャーズ」以降を。

新旧を交互に紹介していきたいと思います。