前回に続いてカバーです。
アニメ<物語>シリーズ・2ndシーズン5番目(原作では6番目、最終巻)の話「恋物語」の(ネタ)オープニング曲です。
ニコニコに上げたのは2014.1.27。
BS11の放送終了が1月11日となってるので、その約2週間後ですね。
ネットに上げた完成楽曲としては、(デフレパのオケだけカバーを除けば)この曲が一番新しい(というか最後というか。まぁ英語じゃどっちも「Latest」だ)ですね。
元曲↓
前回と同じようにデュエットです。
最初、この曲をPET SHOP BOYSの「THE SAMURAI IN AUTUMN」っぽくカバーしようと思ったんですが、もとよりPSBみたいなアレンジだったのであまり意外性がないなと思い、山下達郎風にアレンジしてみました。
山下達郎風というか「あまく危険な香り」風ですね。
これはスタジオ盤(版?)ですが、
基本的なアレンジは、どちらかといえばライブアルバム「JOY」の演奏に近いかも。
(2024.6.追記:ライブバージョンはつべにはもう無いようです)
ライブの演奏に、ライブでは入ってないストリングス&ホーン・セクション&パーカッションを
足した感じですね。
ギター2本の定位は、スタジオ盤準拠ですが。
元ネタを知らないとどれくらい「~風」なのか判りづらいと思うので、是非元曲とアレンジ元ネタの2曲を聴いた上で聴くことをオススメします。
あ、TVのOPとしてオンエアされたものを元に作ってるので、1番だけです
(後述しますが、作ったときにFull版はまだ世に出てませんでした)。
それと、アレンジの都合というか雰囲気を重視したのでAパート(の最後)が元曲より1小節長いです。
あと、元曲は唐突にサビ終わりでアウトロもないので、アウトロを適当に作りました。
では、どうぞ。
全パートYAMAHA MU500、歌はUTAU。
最後に「貝木のテーマ」がちょっとだけ流れますが、まぁアレはアレですよ、「STAR WARS EP1」エンドロールの最後のベイダー卿の呼吸音みたいなもんですよ。
あまり深い意味はありませんw
この(元)曲のFullバージョンはDVD or Blu-rayの特典として収録されてます。
で、この曲なんですが、普通のキャラソンとは違って設定がちょっと複雑でして。
もちろん歌ってるのは戦場ヶ原ひたぎ(cv.斎藤千和)と貝木泥舟(cv.三木眞一郎) という「キャラクター」なんですが、その二人がカラオケボックスで(貝木は嫌々ながら)歌ってるという設定なんですね。
当時中学生のガハラさんと、戦場ヶ原一家に詐欺を働いてる貝木泥舟。
「カラオケで歌ってる」ということはつまり「原曲がある」ということで、この曲には(設定上)「アーティストが歌うオリジナルバージョン」が存在します。
それがこちら。
「ときめき/cm(センチメートル)」という男女二人組のオリジナルバージョン。
(貝木はハモリとかする歌唱力は無かったんだねw)
(2024.6.追記:これもつべにはもう無いですね)
実際は誰だっけ、男性が流田豊なのは覚えてるけど…あぁ、河野マリナか。
この設定のためにわざわざ「オリジナルバージョン」を作ったってのがすごい。
だって、別にアニメ本編で流れたりはしないんだよ。
あくまでDVD/Blu-rayの特典で入ってるだけでOP/ED集CDにも当然入ってないし。
OP曲だってあくまでOP曲で、二人が歌うシーンとかがあるわけでもないし(そもそも設定として過去のことだ)。
あくまでもアニメ公式の「裏」設定。
やっぱシャフトはその辺の目の付け所が(いい意味で)変w
さらに、「木枯らしセンティメント」をガハラさんが一人で歌ったバージョンも有る。
DVD/Blu-rayではこっちのほうがOP曲なんだっけかな。
これはOP/ED集にも収録されてます。
(2024.6.追記:これもやはりつべにはもう無いようです。ちなみにタイトルは「fast love」)
このバージョンは詳しい設定が解らないのだけれども(ガハラさん風)、もとより(設定として)デュエット版男女それぞれのソロ版があって(昭和歌謡にたまにあったやつ)それをガハラさんが一人で歌ったものなのか、それともガハラさんが心情を歌詞にして好きな曲に乗せて歌ったものなのか。
何となく前者のような気はするけど(もし後者だとしてもガハラさんが全力で否定しそうだw)。
それとは別に、このバージョンは純粋に「キャラクターソング」なのかもしれない。
この可能性が一番高そうだけどね。
記事最初の動画、OP曲の映像が「きまぐれオレンジロード」というか「ハートカクテル」というか鈴木英人というか妙に80年代テイストなのは、アニメを見るか原作を読めば解ります。
判るというか「そこ拾う?」って感じですかねw
まぁそれ自体はストーリーに絡むモノだけど、そのディティールは別に重要じゃないと言うか、そのディティール拾ってわざわざ広げてOP映像に(おそらくはOP曲のテイストも)落とし込む必要性はまったくないというか、
「あー、それでOPがこんななのか…いや、何でそこ拾ってOPにしちゃってんのよ!?」
て感じですね。
そこもやっぱシャフトは目の付け所が(ry
音雲版。
てことで(?)、最後は「貝木のテーマ」でも載せときましょう。