コード記事には「オクターブビル(仮)」を載せておきますw
屋上 1オクターブ上(8度) C:ド
7階 / 7度 M(△)7 B:シ
\踊場 半 7 A# or B♭
6階 / 6度 6、13 A:ラ
\踊場 半 #5、♭13 G# or A♭
5階 / 5度 5 G:ソ
\踊場 半 ♭5、#11 F# or G♭
4階 / 4度 4、11 F:ファ
3階 / 3度 M(△)もしくは無印 E:ミ
\踊場 半(短3度) m、#9 D# or E♭
2階 / 2度 9 D:レ
\踊場 半 ♭9 C# or D♭
1階 / ルート(1度) C:ド
『「屋上で「オク」ターブ「上」』を「出来の悪い西尾維新みたいな言葉遊び」と自虐的に言ったしその通りだと今も思ってはいるけど、
でも、案外悪くもないのかも。
ほら、語呂合わせで歴史の年号覚えるみたいな、あーゆー感じ?
まぁ「7階建て」ってのをキチンと覚えとかんとイカンけどねw
「音階戦車(仮)」も載せておきましょうw
「 ̄ ̄|
|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ | ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ | | \
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 洗 |
//A#  ̄ ̄A ̄ ̄G# ̄ ̄G ̄ ̄ ̄F# ̄ ̄ ̄F ̄ ̄ ̄E ̄ ̄ ̄D# ̄ ̄ ̄D) \進行方向
(B ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ C#/ ---→
\ C C♯ D D# E F F# G G# A A# B C/
地面 ̄ 1  ̄半 ̄ 2  ̄半 ̄ 3 ̄4 ̄ 半 ̄5  ̄半 ̄6  ̄ 半 ̄7 ̄ 8 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(m) (1)
前回と同じく、ギター指板図くんの「作ろう!マイコードブック」での画像を使っていきます。
では。
今回は5弦がルートのコードを。
説明は基本的に前回のコード記事と同じような感じかな。
オープンコードではなく、バレーコードのCで説明します。
「オープンA」をそのまま3フレット分ズラしたカタチ。
3フレットは普通に人差し指だけど5フレットはどうだろう、人によって薬指1本の場合もあるし中指(4弦)薬指(3弦)小指(2弦)でキッチリ押さえる場合もある。
俺の場合は薬指1本かなぁ。
薬指1本だと1弦に当たらないようにかなりしならせる必要があるね。
ただ、6弦ルートのバレーコードでもそうだけど、単純にコードをジャカジャカ鳴らす楽曲でもない限り全部押さえないわなぁ。
リフ的な意味なら1,2,3弦だけとか2,3,4弦だけとか。
2,3,4弦でジャーンて鳴らしてアクセントで4度入れたりとかね。
6弦ルートのコードワークと違って、使う音の範囲が狭まってるね。
1弦7フレットのオクターブ上7度まで入れればもっと広まるし厳密に言えばルート音の下も使ったって構わないんだけど、1弦7フレットは4弦ルートの範囲だしルート音の下は説明がややこしくなるので割愛。
これもやっぱ、そのままずらせば別のコード。
Cから2フレット上げればDだし、1フレット下げたらB。
んで。
m(マイナー)。
暗黒面w
7th。
7thの説明する時に、マイナーコードで説明するのをよく見かける。
Cm7とかEm7とか。
確かに、7thはマイナーコードでよく出てくるけど、これは逆にややこしいと思う。
てのは、
M(メジャー)7th。
ここではメジャーコードで説明してるけど、CmM7みたいなコードも無いわけでは無い。
A―AM7―A7―F#―Bm―BmM7―Bm7―Eみたいなクリシェ進行(半音づつ下がっていくコード進行)だと出てくるし。
(このコード進行は、判る人は弾いたら判る曲だよねw)
7thとM7thってのがあるから、初心者はCm7とかあると「m7?」って思っちゃったりする可能性も微レ存(死語)。
とにかく、7thとマイナーコードを紐つけて説明するのはあんまいただけない気がする。
6th。
5弦ルートだと判りやすいというか押さえやすいねw
――――
説明途中でちょっと脱線しますが、
前の記事にも書いた「オクターブ越え」と言うのは、実際のところは超えて無くてもいいんです。
というか、構成音すべてがルート音より低くても構わない。
オクターブビルに書いてあるようにルート音に対して何度であるか、そしてルート音はオクターブ上でもルート音なわけです。
多分さ、コードネームって「初めに鍵盤ありき」な気がするね。
左手でルート+αでコード押さえるじゃん。
で、そこから数えてってんじゃないのかなぁ。
全然適当言ってるけどw
でも、弦楽器ありきだったらコード表記はもっと別の何かになってたような気がするな。
ともかく。
そのルート音があって、コードを構成する音があればそれの高低は「不問に付す」(違うかw)
勿論それによって響き方とかも変わってくるしそれを狙ってそういうボイシングにする事もある。
閑話休題。
――――
で、ここでもやっぱ7th+6thという構成だと、
まぁ当然13thとなるわけですw
このC7(13)と言う表記ですが、7th+αなコードというのは結構な数ありまして。
だからという訳ではないんだろうけど、7th+αのコードの場合7thの表記を省略する場合があります。
C7(13)=C13、みたいにね。
9th。
コードをジャジーというかシャレオツ(死語)な響きにしてくれるフォーム。
9thの場合も同じように「C9」で済ますことは多いです。
これが6thやM7+αだと省略しない(というか、コード自体もそんなに多くないしそもそも6thやM7でも省略したら混乱必至だw)
5弦ルートの9thコードだと、フォームがバレーコードとは全然変わっちゃうね。
3度は4弦になるしね。
9th絡みでもう一つ。
#9th。
「♯9」と言うのはオクターブビルを見たら判るけど短3度(マイナー)と同じで、つまりこのコードはメジャーとマイナーが混在してる。
まぁ当然、だから「Cm#9」というコードは基本存在しません。
パワーコード(3度抜き)とはまた違った意味で、メジャーマイナー感が怪しい不思議なコード。
このコードは、ジミ・ヘンドリックスがよく使ってたので「ジミヘン・コード」なんて言われ方もします。
add9th。
3度抜きのフォームなので「omit3」と出てますが、そこはあんま気にしなくてもいいですw
「add」と言うのは、通常のコードに(基本)9th、11th、13thの音「だけ」を追加した時の表記。
あ、違うな、13thはadd無いわ。
add13て、それはただの6thだw
9か11の時だけだな。
因みに、上の3度抜きadd9コードと、
3弦ミュートの3度抜きコード、
ブライアン・アダムスの曲のリフ(というかバッキング)は大体この2つで出来てますw
あ、ルート音(6弦ないし5弦)は鳴らしてません。
閑話休題(2度目)。
sus4。
そして
add11。
判りやすくするためにかなり無理っくりなフォームですがw
前の記事でも書いたけど、4度の4表記はsusの時だけなので4度=11で覚えても差し支えはないと思う。
sus4なんて、コードフォーム把握してれば3度の隣って判るしその辺の曲聴いてもsus4→無印のコードの流れとか判りやすいし。
コード名だと「11」で登場するほうが断然多いしね。
次回は4弦をルート音とした場合の話を。
思いの外、長くなるなぁ。
大まかな説明だけするつもりなんだけど!w
説明さっさとやって、昔作った自前の曲の構造解析する予定なんだけど!w
てか、そのための予備知識としてのこのコード記事なんだけど!w
まぁ、言うてもコードの話は次回までです。