メンテ&清掃ってことで、取り敢えずバラしていきましょう。
と、その前に。
一応アンプに繋いで弾いてみたけど、何とか音は出た。
接触不良が酷かったけど、トグルはアホほどガチャガチャやってポットはアホほどグリグリして
ジャックもアホほど抜き差ししたら、なんとか鳴った。
ただまぁ、ポットは556で復活するだろうけど、トグルとジャックはこのまま使うのは心許ない
接触加減ではある。
んで、弾いてみた感じ、ハムバッカーって感じじゃない。
やっぱシングルコイルなんだよなぁ。
音の善し悪しは、判らんw
てか、判るような環境で鳴らしてない、フォトジェのミニアンプだし。
あくまで確認として鳴らしただけ。
ま、とにかくバラそう。
電装系をピックガードから外しておいてピックガードを外すと、
所謂「安物トグルスイッチ」。
別に機能してればこーゆーのでも構わんと俺は思うけどね。
5点セレクタとかトグルスイッチとか、ギター(やベース)用の「ちゃんとした」ヤツって何で
回路むき出しなのかね。
それにトグルスイッチはまだしも、5点セレクタなんて「ちゃんとした」ヤツのほうが接触不良に
なりがちだし。
閑話休題。
「NICHION」とは日音?
ボリュームがBカーブ、トーンがAカーブでどちらも抵抗は500kΩ。
てことはやっぱハムなんかねぇ。
いやしかし…
www
高さ調整にアホほどワッシャーが。
ナット咬ませばいいのにね。
外したピックガード(の裏)。
丸に「検」の文字が何か、時代を感じさせますなぁ。
そんなことより。
この歪み具合。
どうしたもんか…
この塗装っぽいのも落とさないとね。
4点留めだと思ったネックは、なんと内側からも留められている変則6点留め。
んー、プロトタイプっぽさ、あるねぇw
で、問題の(?)ピックアップ。
判りづらいけどここにも「検」。
カバーは、別にロウ付けとかではなく何らかの接着剤でくっついてるだけでした。
なので、カッターで接着剤を切ってカバーを外した。
!!!!!!!
「なんちゃってハムバッカー」キターーーッ!
…いやまぁ、どう聴いてもシングルだったし。
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今もあるのかどうか判らないけど、昔はこういうインチキがあった。
よく判らんメーカーのレスポール(もどき)とか、主にハムバッカーが付いてる
Gibson系のコピーモデル辺りにはね。
…ただまぁ、どうなのだろう、これはモズライト(もどき)で更にこれは(多分)プロトタイプだと
考えると、むやみに「なんちゃってハムバッカー」にしたとは思えない。
モズライト(もどき)を作るにあたって、
「モズライトのピックアップはシングルコイルだが通常のとは違ってハムバッカーに近いサイズである」
ということを踏まえたデザインスタディとしてあえてこの作りになったのではなかろうか。
ハムバッカーのカバーと台座は比較的入手しやすかったんだろう。
取り敢えず、それに自前のシングルコイルを付けてギター組み立てて見た目(と音)が
どんな感じか確認したかった、てとこじゃないかな。
全部推論だけどw
でも、あながち間違ってもいないような気もする。
だって、モズライト(もどき)作るにあたってわざわざ「ハムバッカーが付いてる見た目」に
しないでしょ、今どきならともかく。
…だからまぁ、これがレスポール(もどき)や335(もどき)に付いてたら「騙された!」なんだけど、
今回のは「いや、まぁ、そうだろうな」って感じですよw
---‐
閑話休題
因みに、テスターで測ったら(両方とも)9.6kΩと中々元気なシングルコイル。
んで、次は金属パーツを外していきます。
トレモロユニットを外して、ブリッジを外そうとしたら、
!!!
え、折れた?!
???
エラい細い…そら折れるやろ…
と、一瞬思ったが、
穴空いてない。
なんと!(ドラクエ風)
固定されてなかった。
こらまた何とも、試作品な…
---‐
いや、ブリッジが斜めって付いててね、で、前に見たとあるサイトの記事ではブリッジは
普通にまっすぐ付いてたのよ。
更にいうと、このギターは指板の22フレットにシリアルナンバーが刻印されてるんだけど、
その記事にあった個体と番号が同じなの。
これね。
回り回ってその個体が俺んとこに来たのかと最初は思ったんだけど、ペグが違うし
件のブリッジの留め方も違う。
やっぱ別モンなのかなぁと思ったところにこの固定されてないブリッジw
固定されてない、という事はブリッジの角度は好きに変えられる、という事でもある。
えー、てことは番号からしてやっぱ同じ個体?
色々弄ったりしてブリッジの角度も変えたり、ペグも変えたりしたのかなぁ。
いや、別に同じ個体だろうがそうでなかろうがいいのよ。
いいんだけど、なんか気になる…w
で、その記事にある画像をダウンロードして、うちの個体と徹底検証してみたw
そらもう、CSIばりにw
そうするとやっぱ、別物っぽい。
シリアルナンバー近辺の指板、木目とか導管が違うし、ペグを外した後の日焼け跡も
今付いてるペグ以外の形跡がない。
その辺を踏まえて更に推測すると、
おそらくモズライトのコピーってことで本物に準えて打刻しただけで、
この数字自体に意味はないと思われる。
ハムバッカー・カバーと同じで単なるデザインスタディなのではないか、と。
市販品はちゃんとシリアルナンバーとして打刻されてるのだろう。
ネットで調べても、そこがちゃんと写ってる画像がないんで確証はないけどね。
---‐
閑話休題(閑話ばっかだなw)
外したブリッジ。
コマは一応、ローラーというか回るようになっていてトレモロによるチューニングの狂いを
軽減する仕組み。
んで。
ネックを外すんだが。
外そうとした時、それは起きた。
そしてそれが、このギターのリペア&改造&ブログ記事への第一章だった…
オォーマーィブゥーーーーッダ!!
折れたよ…1本だけ…
右の先がない2本のビスは、ジョイントのディープ側用。
これは折れたのではなく、最初からこうなってた。
ま、そのままじゃネック付き抜けてピックアップに当たるしね。
短いビスを使ってないのは、短いと(先が細くて)ネックを噛む力が弱まるからだろう。
ま、それでも足りないから中から更に2本留めてるんだろうけど。
そんなことより、折れたビス…
これね、もうちょっとビスが太かったら細いドリルで穴開けてそこにビス咬ませて、とか
同じサイズのドリルで穴を開けるようにビス自体を削ってく、とか
色々やり方あるんだけど、
てか、色々試してみたんだけど、
どれもうまく行かんかった…
なので、しょうがない。
ビスの周りをドリルで穴開けて、何とか折れたビスを取り出しました。
で、とりあえずそこは修復しなくちゃならん。
これがリペア第一弾だ。
ビス抜いた後はひどい状態だったのを、ノミと彫刻刀できれいに成形。
で、埋めるんだけど。
ビス穴を開けることを考えたら適当にその辺の木材とパテで埋めるというわけにもいかん。
それなりの強度は無いと。
しかし、身の回りにメイプルクラスの強度の木材って、無いよw
と思ったが。
アリアのネックを加工した時に切断した部分があったのを思い出した。
これ。
これを、開けた穴より大きめに切り出してサイズを確認しながら削ってって、
タイトボンドを着けてカナヅチで叩いてハメた。
やれやれ…(C3PO風)
続く。



















