「悪魔」に対して、別の「悪魔」を持ってくるというと、
なんだか、
「○○組」VS「△△組」の抗争のように見えます。
彼らの論法は、
「目には目を、歯には歯を!」でしょうね。
これだけやられたら、これだけやり返す、わけです。
よく新聞報道で見かけますが、事務所に拳銃を打ち込まれたら、相手の事務所に同じく拳銃を打ち込む、というヤツです。
・
(以下、故事ことわざ辞典より)
【目には目を歯には歯をの解説】
【注釈】 |
自分が受けた害と同じ事をして、復讐するということ。
|
【出典】 | 『ハムラビ法典』 『旧約聖書』 |
私は、ハムラビ法典も旧約聖書も新約聖書も読んだ事はありません。
これらに関しては、
誰もが知っている程度の知識しかない、と自分では思っています。
でも、
ちょっと気になりますね。
変な事が書いてあります。
旧約聖書では、同害報復(タリオ)と復讐を教え、
新約聖書では、復讐を戒めているわけですね。
これって明らかに矛盾しています。
復讐を教えながら、それを戒めているわけですね。
このあたりが分派の原因になっているのかもしれませんが、いったいどのように理解したらよいのでしょうか?
(旧約と新約の両方を信じている方、教えて下さい。)
・
以前からこのブログでは、「復讐は悪魔の手法」的な捉え方をしていますので、
その論理でいくと、
旧約聖書のエジプト記・21章は天使の言葉ではない、ということになります。
かといって、
「左の頬を打たれたら、右の頬を出す」のもイヤですね。
だって、痛い目にあうのは誰だってイヤでしょう。
「報復もしないが、黙って打たれもしない」
そんな場合には、
「逃げるのがいちばん」
これが、天使の手法だと思いますが・・。
・
もしかしたら、
旧約の時代はかなり古い時代なので復讐もOKだったが、イエスの時代になって変わったのかもしれませんね。
わが国でも、むかしは仇討ちが(申請すれば)認められた時代もありましたしね。
どちらにしても、いざこざはないのがいちばんですが、相手の方からいちゃもんを付けてくる場合もあるので、人生はそんなに簡単ではありません。
ミサイルで脅してくる国もあるので、「智慧と度胸」で戦わないといけない場面も出てくるのでしょうね。
逃げると追っかけてくる場合もあるしね。
むかしから、「男は外に出れば7人の敵がいる」とも言うしね。
いまは、どの場面なのか?
の、
見極めが大切ですね。
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