最近、私が一番衝撃を受けた話。

 

皆さん、トムとジェリーの最終話

ご存じでしょうか?

 

トムとジェリーと言えば、こちら。

(画像はHPから借用)

 

体が大きく凶暴だけど

おっちょこちょいでどこか憎めないネコのトムと

体が小さいけど頭脳明晰で

追いかけるトムをこともなげにかわす

ネズミのジェリーのドタバタ劇。

(Wikipediaから引用)

 

もちろん皆さん、トムとジェリーはご存じですよね。

 

 

 

しかし、最終話は知りませんでした。

 

あまりに衝撃的だったので

皆さんにご紹介します。

 

 

 

 

【トムとジェリーの最終話】

 

ジェリーが大人になった時

トムはもうこの世にはいませんでした。

 

トムは自分の命の終わりが近づいているのを知った時

こっそりジェリーの前から姿を消しました。

ジェリーの前で弱くなった自分の姿を見せたくなかったのです。

 

いつまでもジェリーのライバルで居たかったから。

 

トムがいなくなったことに気づいた時

ジェリーは悲しみはしませんでしたが

「退屈になるな」と思いました。

 

トムとの喧嘩は最高にスリリングなゲームでした。

胸の奥がチクチクしますが

それが何なのかジェリーにはわかりませんでした。

 

ジェリーにとってトムは

どんくさくて、おっちょこちょいな喧嘩相手でしかなかったのです。

 

そんなある日、ジェリーの前に1匹の猫が現れました。

 

トムよりも小さくてトロそうな猫です。

 

トムがいなくなって、ずっと退屈だったジェリーは

今度はこの猫をからかって遊ぶことにしました。

 

手始めにジェリーは

穴の空いた三角チーズが仕掛けられたネズミ捕りを利用して

その猫を罠にかけようとしました。

 

いつもトムにしていたように。

 

ジェリーは物陰から猫がネズミ捕りに近づくのをじっと待ちました。

猫は期待通りネズミ捕りに向かって歩いてきます。

 

ジェリーはワクワクして見守りました。

 

いつものようにネズミ捕りにかかったふりをして

逆に猫がネズミ捕りに挟まれるようにするつもりでした。

手やしっぽを挟まれて飛び上がる猫の姿が頭に浮かびます。

 

でもジェリーの思い通りにはいきませんでした。

 

ジェリーの気配に気づいた猫は

目にもとまらぬ速さでジェリーに襲いかかってきました。

 

ジェリーはいつも通り逃げましたが

トムよりどんくさそうな猫はジェリーにすぐ追いつき

いきなり噛みついたのです。

 

ジェリーも噛みつき返しましたが、猫は攻撃を諦めません。

 

血まみれのジェリーは、薄れゆく意識の中で

本当はネズミが猫と喧嘩をして勝てるわけがないんだと気づきました。

 

実は、トムはジェリーにいつも負けたふりをして、捕まえないでいたのです。

トムはジェリーと「仲良くケンカ」してあげていたのです。

 

そしてトムがいなくなって感じた胸のチクチクは

かけがいのない友を無くした悲しみだったんだと気づきました。

 

ジェリーの魂が体を抜け、空に昇って行った時

雲の上には笑顔でジェリーを迎えるトムがいました。

 

「また喧嘩ができるね」

「望むところさ。今度は捕まえてやるぞ!!」

 

これが本当に最終話の内容なのかどうか
その真偽は私にはわかりません。
 
でもこの話を読んで
思わず泣いて、そして感謝して
考えさせられました。
 
読む方によって考え方はそれぞれだと思います。
皆さんはいかがだったでしょうか?
 
 
 
 

さて、当分ブログをお休みします。
いつも気まぐれで申し訳ありません。
 
もちろん、私は元気です。ご心配なく。
 
まだまだ暑い日が続きます。
皆さんもお身体ご自愛ください。
 
それでは、また。