京の年中行事 當る丑歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 第二部 | ほほえみの宝石(ジュエリー)〜毎日はspecial day〜 Cica(シシィ〜sissi-jam)の ゆるゆる雑記帳

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京の年中行事

當る丑歳吉例顔見世興行

東西合同大歌舞伎 第二部

 

本年の師走も南座のまねきが見られて良かったです。

歌舞伎のコロナ休演で 本年始めての仁左衛門さま💕💞

待ち遠しい一年でした。

 

顔見世は 三部制の完全総入替えになっています。

席もひとつおき。売店も閉めてて。

座席で飲食も出来ません・・・

席でお弁当を食べる楽しみが減り残念です。

 

マスク着用。

おしゃべりも控え水分補給は最低限に。

帰りは分散退場。と場内アナウンス。

 

お隣に座られた方が

こんな寂しい顔見世はない… と。

 

本当に寂しい😭

 

 

第二部のみ観劇。

 

*寿二人猩々

猩々    隼 人

猩々    千之助

酒売り  亀 鶴

 

中国揚子江のほとり。

先を好む猩々が深い孝心を持つ酒売りのもとに現れる。

猩々は酒を飲み舞を始め、その礼に

どれほど汲んでも絶えず酒が湧き出る酒壺を

酒売りに与え姿を消す。長唄舞踊。

 

亀鶴さん みられて嬉しいです。

隼人さん千之助さん 麗しい舞踊で

これから益々楽しみです✨🌟

 

 

*一谷嫩軍記 熊谷陣屋


熊谷次郎直実   仁左衛門

白毫弥陀六    歌 六

熊谷妻相模    孝太郎

亀井六郎       隼 人

片岡八郎       千之助

梶原平次景高   松之助

庄屋幸兵衛     竹三郎

堤軍次        進之介

源義経        錦之助

藤の方        秀太郎(代役:門之助)

 

 

仁左衛門さま復帰に続き

孝太郎さん、竹三郎さんも復帰。

秀太郎さんの休演は続いていて とても残念。

代役の門之助さん、とても良かったです。

大変だったと想います…

千穐楽までには 皆さま戻られますように。

 

 

父が戦場で選んだ厳しい道、

わが子を身替りにして、得られたものは…。

 

源平合戦のさなか、源義経の家来である 熊谷次郎直実は、

敵軍の 平敦盛の命を助けよ との密命を受ける。

やむなく身替りにしたのは 直実の息子 小次郎。

しかし熊谷の陣屋に

息子を心配する妻の相模と敵方の平敦盛の母 藤の方が現れる。

 

敦盛の首実検をするため待っていた主君 義経は

身替り首を実検し「敦盛に間違いない」と断言。

敦盛の命を助けよ。と熊谷に命じていた義経は

藤の方と鎧櫃に隠した本物の敦盛を 弥陀六に託す。

 

子を失った熊谷は、髪を剃り落し

主君義経に出家の意思を明らかにする。

墨染の衣をまとい皆に暇乞いし

息子小次郎が生まれてからの十六年の月日が

夢のように思われる 

とつぶやきながら出陣太鼓の鳴り響く戦場を離れ

悄然と師と仰ぐ法然のもとへと立ち去っていく。

 

 

昔 吉右衛門さんで見た時と まったく違う印象です。

仁左衛門さまが演じると

細かな表情に優しさが加わって

劇場内に感情が伝わっていく

最後の花道の引き込みは 泣きそう…

 

いくさの世の無常さ

やり切れなくて、ずっしりと

こころが重くなる一幕でした。

 

 

音声ガイド:髙木秀樹さんの 

演技にかからない声の入り方

いつもわかり易い解説

今回も素晴らしかったです✨🌟👍

 

 

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