Jaj, cica...!!

主にハンガリーのミュージカルについてつれづれ・・・。
超激マイナーな話題かもしれませんが、呆れずに宜しくお願いしまっす!!

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ご挨拶



大変ご無沙汰しております。
毎日暑い日々が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
私は元気です。
ちなみに今夏は日本で過ごします。

更新停止状態なこのブログに、わざわざ足をお運び頂き、心苦し限りでございます。
大変申し訳ございません。
更新再開したい思いはあるのですが、中々そうはいかず・・・。
いつかまた復活した際には、また遊んでやって下さると嬉しいです。
我が侭なことで申し訳ございません。
ではでは。
まだまだ暑い日々が続くと思われます。
皆様、どうぞお身体ご自愛下さいませ・・・。

Jozsef es a szines szelesvasznu alomkabatプレミア時映像


先月末にプレミアを迎えた、マダーチ劇場の
『József és a színes szélesvásznú álomkabát
 (ヨージェフ・イーシュ・ア・スィーネシュ・セーレシュヴァースヌー・アーロムカバート)』

テレビ取材(RTLKlub)が入ったようで、プレミア時の映像が少しですが見る事が出来ます。
こちら

プレミア時映像・・・なんですけど、ナレーター役のGallusz Nikolett(ガルス・ニコレット)さんのインタビューがメインです。
これは・・・、前回の『JSzSzA』記事をお読み下さった方ならお分かりかと思いますが、アテクシ的にはキッツイものでした。うひー。
んが。
ナジ・シャニィふぁんの方々!ヨージェフ・シャニィも見れますわよっっ。
楽屋で"あるもの"をプレゼントされて無邪気に喜んでらっしゃるお姿が、素敵に爽やかで(笑)。
ご覧になってみて下さい~。

*追記*
こちらで公演写真が見れます。
オールキャストの写真がずらーり。
写真をクリックすると、その公演の写真がわんさかーなことになります。




※メールを下さった皆様
メッセージをどうもありがとうございます。
拝読させて頂いているのですが、お返事が中々出せないでいます・・・。
本当にごめんなさい。
返信をもう少しお待ち頂けますか? どうぞ宜しくお願い申し上げます。


Vampirok balja、クリップ



Vámpírok bálja(ヴァーンピーロク・バールヤ)のプロダクションから一昨日メールが来まして、
http://www.vivalamusical.hu/
「明日になったら、↑を見てみろ!新しいクリップが・・・。見ないと、後ろから首を・・・狙うぞ。」
とのことでした。
噛まれてはカナワナイので、指示通りに見てみたら、
『Teljes a sötét(ティエシュ・ア・シュティート)』が流れておりました。
(今夏用の公演に向けて作成されたクリップだそうで)
ゲーザさん&ジャネットVer.でございました。
「皆に広めろ! でないと首筋に生暖かい息が・・・」
とのことでして、これまた噛まれてはカナワナイので、こうして皆様に披露させて頂く次第であります。
次は、貴方の首が・・・危ない・・・。

因に。
映像では、ゲーザさんだけでなく、ナジ・シャニィ・クロロックもちょこっと見れます。
アーコシュさんは素敵☆んぐに舞っております。
アルフレートが、全てヘーゲル・ティビなのがちょっと寂しい・・・。
マグダは、バログ・アンナさんのお姿が。
でも、今夏公演、彼女はキャスティングされてないのよね。あーあぁ・・・。

最後に。
ココまで来て、まだまてさんのお名前がヘルベルトで入っているのが不思議でしょうがないこの事実。
なんだかなー。



『Rudolf』ナンバーリスト



『Rudolf』の、
「ハンガリー版ナンバーリスト」や「ナンバーのハンガリー語タイトル」を教えて下さい。
というご質問を結構頂いてました。
楽日まであと3公演!というこんな時期にようやくアップさせて頂く私をお許し下さい。
リクエスト下さっていた皆様、申し訳ございませんでした~~~~・・・。

日本版のナンバーリストを元に作ってみました。
ハンガリー語タイトルの次に記した数字は、あちらでの曲順です。

ACTⅠ
M01 ウィーンのテーマ / Ez Bécs! M01
M02 幕が上がれば / A város ünnepel! M02
M03 名もなき男 / Hétköznapi hõs M06
M04 なぜ聞かない / Mért nem ért meg engem M04
M05 ウィーン・ゲーム
M06 美しき戦争 / Csuda csinos ez a harc M05
M07 マリーのテーマ / Mária dala M03
M08 この国を愛して
M09 踊れ ワルツを
M10 エドワード皇太子のワルツ / A walesi herceg bálja M07
M11 マリーのワルツ
M12 踊れ ワルツを(Rep)
M13 お休みウィーン
M14 それ以上の・・・ / Ez most más M08
M15 道はひとつ / Fejezze be, kérem! M09
M16 選ぶべき時 / Mondd, mit tegyek? M10
M17 Tra-la-la スケーティング・ソング / Trallalla-dal M12
M18 まるで恋人 / Kettõnk közt, nemrég... M13
M19 より良い世界 / A nemzet hív M14
M19A 飛べない鳥 / Nyulak és vérebek M15
M20 愛してる それだけ / Csak szerelem M16

ACTⅡ
M21 命令次第 / A mester és a drót M17
M22 それは私 / Nem más, mint én! M18
M23 名もなき男(Rep)
M24 ウィーンのテーマ(Rep)
M25 パラダイスまで / Kiskatonám M19
M26 私という人間 / Így vagyok csak én M20
M27 明日への階段 / A holnap hídja M21
M28 愚かな英雄 / Csakis az lesz hõs M22
M29 不吉な影 / Ez szimpla egyszeregy M24
M30 道はひとつ(Rep) / Összeesküvés M25
M31 守るべきはこの国 / A rend a fõ! M23
M32 さよならが言えない / Ez a perc úgy fáJ M26
M33 ただ君のために / Te értem születtél M28
M34 踊れワルツを(Rep) / A Negyedik dimenzió bálja M29
M35 愛してる それだけ(Rep) / Csak szerelem(Repríz) M30
M36 それがウィーン / Ez Bécs!(Repríz) M31


ちょっと解説。

M05 ウィーン・ゲーム
M09 踊れ ワルツを
M11 マリーのワルツ
M12 踊れ ワルツを(Rep)
M13 お休みウィーン
M23 名もなき男(Rep)
M24 ウィーンのテーマ(Rep)

は、日本版と同じ場面であちらにもあります。
が、発表されているナンバーリストには記載されてないのです(笑)。

M15 道はひとつ / Fejezze be, kérem!
M30 道はひとつ(Rep) / Összeesküvés

『道はひとつ』ですが、あちらでは二幕でのナンバーは、リプライズ扱いされてないのです。
英語タイトルはリプライズなのに。
因に、
Fejezze be, kérem!=終結させて下さい! 
Összeesküvés=共同謀議
てな感じでございます。

M08 この国を愛して
日本オリジナル・ナンバーですね。

日本版に無いナンバーは、
M11 Kétség és ábránd(英語タイトル:Fear And Desire)ラリシュ、ターフェ
M27 Akár az õszi levél(英語タイトル:A Leaf in the Wind)ファイファー
があります。



日本版『Rudolf』観て来ました。3


まだしつこくこんな記事書いちゃってます。
今回は『戯言』です。
暴言はあまり無いかと思われますが、そこのところお察し下さいまして、
またまたお嫌な方はスルーでお願いします。


<ワルツ>
主役のお二人様、ワルツが踊れない・・・のですか?
踊らないのか踊れないのか。
リード出来てない皇太子なんて・・・!!!
ワルツの国の皇太子なのに・・・!!! 
あれは・・・ちょっと・・・観ていてハズカシイ感じが・・・。


<流血>
正しい"プリンスの流血"の仕方を見ました。
殴られた際、やはり正統なプリンスは、口端から一筋血を流してますよね。
ああお気の毒にお可哀想に痛々しい・・・そして美しい。
鼻血ドバドバー、そのまま口(くち)一面にもドバドバー、
っていうのは、やはりプリンスにふさわしくない流血の仕方ですよね。
井上さんが鼻血ドバドバーってことにはならんですよね。


<ハンガリー国旗>
ウィーン日報の新聞社で、ハンガリー貴族な政治家と会うルドルフ。
その時のバックドロップは、一面大きなハンガリー国旗。上から『赤・白・緑』の色。
アンサンブルさんが持ってらっしゃる小道具の旗も、ハンガリー国旗。
なんでしょうけど、国旗横使い。横から『赤・白・緑』。
えー。統一しようよ~。旗の配色、縦と横、統一しようよ~。

振りの途中で、横使い配色の国旗を縦に見せてくれるかのぅ。
と、待ち焦がれましたが、焦がれたまま終わってしまいました。
まぁ、ラストポーズは斜めに縦使いしてましたが。もしや・・・その為に横使い配色?
旗が棒に巻き付いちゃってたなびかない方多数だったりしましたので、
それじゃあ旗を使う意味ないかなぁ、なんて思っちゃったりして・・・勿体ない。
すみません。ハンガリー贔屓の戯れ言です。


<ハンガリー皇帝>
ルドルフさんによる上記発言を耳にしまして、度肝を抜かれました。
"ハンガリー独立"の為に動いているハンガリーの政治家たちに、
「『プロジェクトに参加します』って書類(こう言うと軽いなー)にサインしてよー」
と迫られてるルドルフさん。
「まだ時期じゃない」と様子を伺ってます。
ハンガリー側は、「でも"絶対"という印を何か下さいよ。頼んますよ。」と食い下がり、
ルドルフさんの"心意気"な(笑)箱をゲット。
その箱の中身に記されてるイニシャルの意味を問われたルドルフ。
「ルドルフ・・・ハンガリー皇帝」

きゃー、びっくりー。
なんですってーーーーーーーーー!!!???
ハンガリー皇帝ですってーーー????
ハンガリーは王国なんですのよ? 
なので、ハンガリーには皇帝は存在しませんことよ? 
あの一言に度肝を抜かれました。
(井上さんが間違えてしまわれたのですよね?まさか脚本がそうじゃないですよね?
 と、5/15観劇の際思ったのですが、5/29観劇でもそう仰ってました・・・)
えー?!
なんで、皇帝なの?!
ハンガリー側は、二重帝国状態から完全分離、独立しようとしてるのではないのですか?
まままままままま、まさか!!! ハンガリーが主導権を握り、二重帝国を納めようと思ってる?
そんな馬鹿なーーー。独立じゃないじゃーん。
一体どういうことなのでしょうか?
誰かおかしいと思わないのですか?思わなかったのですか?>脚本
それとも私がおかしいのでしょうか?

あの箱はターフェに渡り、皇帝へ差し出されましたね。
そして、ルドルフは皇帝に呼び出されました。
独立運動に関わっていることが知れてしまったルドルフは、地面に崩れ落ちる。
「ああ、こんな形で皇帝に知られてしまった。」
とショックだったのでしょうね。
でもね、それは全く意味の無いモノですから。
"ハンガリー皇帝"なんて存在し得ないことですから。

ルディよ、うなだれてないで、
「え?なにそれ?ハンガリー"皇帝"?そーんなアホなこと書いて誰が仕込んだの?あはははははは。」
って、開き直って、一笑しちゃえば、緊迫キリキリだった父ちゃんも、
「あれ?よく見ればほんとだ。ハンガリー"皇帝"だって。バカだなぁ。あはははははは。
 ターフェもよく見たこれ?気付かなかったの?お前も結構抜けてるなぁ。あははははははははは。」
って笑って(自分が気付かなかったことは棚に上げて)、一件落着だったよ。

そんなことを観劇中に一瞬のうちに考えてしまった程の台詞でした。
破壊的でございました。
関連して、
ヴィルヘルム2世は、ルドルフさんの従兄弟なのですか? 違うでしょ。何故そんなことに?
ヴィルヘルム2世は、エドワード皇太子の叔父なのですか? 違うでしょ。逆でしょ。
ヴィルヘルム2世のお母様ヴィッキー(ヴィクトリア)が、エドワード皇太子のお姉様じゃないっすか。
これも破壊的かと・・・。


日本版『Rudolf』観て来ました。2 



日本版『Rudolf』を観て、思った事をつらつらと吐き出していこうかと思います。
今回は、キャラクターについて。
くっだらないことや、耳障りなことも書いてあります、多分。じゃなく絶対
"吐き出したい事"なので、もうそっち方向です。乱暴な内容になってます。
そういうのが苦手な方は、スルーでお願いします・・・。



ルドルフは、色はいつもバイスブルー(イメージね)。
悩む、苦しむ。感情が空回りして苛立つ。愛に喜ぶ、安らぐ。
いかようなときでも、深紅になったり漆黒になったりしない、常にバイスブルー。
演出? それとも役者の力量?
一本調子でなー。って感じ。
これのローズピンク版がマリーちゃん。
常にローズピンク。どんなときでもローズピンク。


コメントで教えて頂いた、エドワードがチャラい件。
観させて頂きました、チャラい皇太子様。
芝居の回し方がとても上手で、楽しく観させて頂きました。
んが、
「なんと!皇太子なのにチャラく創っちゃってんですよ!」って全面に出してるみたいですけど、
セバスティアンもろデフォルトだし。
そして、セバスティアンの方が数段素敵にチャラく慇懃スマートだったりする。
どんな創られ方されてるのか楽しみだったのですど、なんかね。


ステファニーに関しては、2幕ソロ後、泣き崩れるのは・・・しないほうがよいのでは?
なんて思いました。
そこを何とか持ちこたえて、プライドで持ちこたえて欲しかったです。
あそこで泣いちゃうと、ステファニーのキャラが弱くなると思っちゃいました。
泣きたくても泣けない。皆には弱い部分を見せない。そんなステファニーの方がいいと思います。
色々な思いがぶわーーーーーっと吹き出しちゃったのよ。てのは分かります。
その思いとやらを思いっきりぶちまけちゃって下さい。
でも"泣き崩れる"てなのはいらないです(私的に)。
泣きたくても泣けない苦しさ、辛さを見せた方が、ステファニーのキャラが立つんじゃないかなぁ。


ファイファーが緑色を纏っているのは、あれは、ルドルフとマリーが死す場所の額縁内(っていうとなんか変だけど)マイヤーリンクの森からきてるのでしょうか。
ルドルフに繋がってるキャラクターなのですね、きっと。(自己完結)
そして、よく「ここはウィーン」と仰ってましたけど、「"これが"ウィーン」の方がよいのでは・・・。
「ここはねぇ、こういう所なんだよ。」という表現よりも、退廃感、諦め感、傍観感が出せるかなー、
なんて思っちゃったりして。原詞はどうなのでしょうね。


ターフェは、もうーーーーーーーーー不満度最高かと(笑)。
描き方おかしくないですか? 台本、演出おかしくないですか?
中途半端過ぎて、たまらなく心地悪かった。
一幕で「あー。ルドルフに批判的なヒトなんだねー」と分かりますが、それだけ。
スパイを放って、ルドルフの行動を調べさせてる。
突飛な事をしないようにと、予防線を張ってるのは分かりますが、それだけ。
二幕でいきなり「私が全て決める。操る」ってガッと突っ込んで来る。
しかもそれはルドルフの夢の中でだし。
一幕で、もうちょっとターフェの"影"を出した方がエエのではなかろうか。
もしかして、一幕では慇懃無礼さだけ見せて、二幕で突っ込む。
という、「このヒト、ほんとはこんなヒトだったんです!」っていうのを狙っていたのかなぁ。

2幕、ルドルフの部屋で、マリーにルドルフと終わるように手切れ金渡し揉めるシーン後、
入室してきたステファニーにターフェは「出て行きなさい!」一喝される。
そして、尻込んで弱気でスゴスゴ帰って行くのが、すんごーーーーーーーーーく嫌でした。
手回しして、ルドルフの自室に無断入室なんて有り得ない程の地傍若無人ぶりをみせてくれてたのに、
一喝されたら怯んで弱腰って何?
「あ、バレちゃった(汗)」って、なにそれーーーーーっっ。
そもそもルドルフを軽んじて蔑ろにしてそんな行動とってるのだから、
そんなことでびくともしないでしょー。
ステファニーにバレたって何だって、そこは慇懃無礼に対応して去るんじゃありませんこと?
なのに鉄仮面崩れてビビってるし。
どこまでも冷静に狡猾な態度をとって下さいよ。
キャラが中途半端過ぎ。
キャラ崩壊。

キャラ崩壊と言えば・・・。
ターフェのスパイを、おとぼけキャラにする意味が分からない。
"息抜きキャラ"を創ったのかもしれないけど、そんな小細工いらない。
余計な事だと思います。
それに、あんなおとぼけコンビが首相お抱えのスパイだって事が、本当におかしい。
あのキャラなスパイを抱えているってことで、ターフェのフレームが崩れまくりですってば。
緊迫感減りますってば。
あんなダメスパイ抱え込んでるのに、「私が操る」とかって息巻いちゃっても、
ただの"自分のキャパを読み外してる間抜けな悪キャラ"に見えますのよ。
ウィリグートとマイズナーの報告を真剣に聞いてる姿が、超間抜けに見えました。
ターフェのキャラが崩壊する原因のひとつに、あのスパイたちもあると思います。
なんであんな設定にしてるのでしょう。
キャラクターの輪郭がぼやけている上に、おとぼけスパイを抱えてるしで、本当に中途半端なことになってしまったかと思います。
なんじゃありゃ。
もし、中途半端キャラを狙っていたのなら話は別ですが。

結論。
沢山の"色"を見せた方がいいキャラクターが単色で、単色であってほしいキャラクターが多色だった。

以上、数々の暴言失礼しました。



『A Voros Pimpernel』2008年7月25日プレミア


もう、何度も何度もプレミアの日&会場(劇場)を変更されてる
『A Voros Pimpernel(ア・ヴルシュ・ピムペルネル=スカーレット・ピンパーネル)』
ですが、2008年7月25日に、マルギット島内の野外劇場でプレミア
を迎えるそうです。
(もういくら何でも変更はないと思います)

毎年恒例の"ブダペスト・夏の音楽祭"参加作品にもなっております。
昨年は、同じパターンで『AIDA』がプレミアでしたな。
野外劇場公演なので、天候との勝負になりますわね。

キャストは以下の通り。

vp


パーシーに、Csengeri Attila(チェンゲリ・アッティラ)氏&Bot Gábor(ボト・ガーボル)氏ですか!
むひょー、素敵。
チェンゲリ氏のノーブルさはぴったりかと。ボト氏は・・・ちょび髭カットして下さい(笑)。
ショーヴランに、Molnál László(モルナール・ラースロー)氏と、ボト氏。
んー・・・。
個人的に、モルナール氏には、もう演出業に専念して頂きたいのですが。
でもその演出も、昨年の『JCS』みたいなのは創らないで頂きたいのですが。
この作品、モルナール氏が演出です。不安・・・かも。どーなるのだー?
んで。
マルグリットにKoós Réka(コーシュ・レーカ)さん!!
これがキメ手で、この作品がすんごーく観たくなりました。
(あとのキメ手は、大御所マクライ・パリおじさんが出ている事)

どうか無事にプレミアを迎えられますように!


JOZSEF ES A SZINES SZELESVASZNU ALOMKABATもうすぐ開幕!



マダーチ劇場の新作・・・というより、リニューアル・プレミア作品、
『JÓZSEF ÉS A SZÍNES SZÉLESVÁSZNÚ ÁLOMKABÁT
 (ヨージェフ・イーシュ・ア・スィーネシュ・セーレシュヴァースヌー・アーロムカバート)』
が、2008年5月30日から開幕です。

公式サイトはこちら

以前、ちょこっと紹介させて頂きましたが、以降止まったままでした・・・。
キャストは、以下な感じ。

Jo1


個人的に気になるのは、
ヨージェフ(ヨセフ)のお三方(ナジシャニィ、シェルビ、ペティ)
メシェールー(ナレーター)の、Polyák Lilla(ポヤーク・リッラ)さん
ファーラオー(ファラオ)の、Posta Victor(ポシュタ・ヴィクトル)氏

です。

リッラさんの美しく通る声で聞きたい・・・。
メシェールーは、優しく包容力があり、且つ力強さを表現出来るリッラさんにはもってこいかと。
そして、踊るリッラさんも観たい(笑)。
コンスタントに出演して下さらないかなぁ。
んで、
ガルス・ニキのメシェールーでは絶対に観ないわ。
実は・・・苦手なのですよ・・・。観ていて苦痛になる・・・。
台詞声も演技も歌も立ち振る舞いも苦手。
スタイルはもっっの凄くよくて素敵なんですけどねぇ。
唯一観れたのが、『Producerek』のウーラちゃんだけだわ。
舌っ足らずで訛がある言葉で演じていたから大丈夫だったのでしょう、ああいうキャラだし。
他の作品は全てダメでした。 
『Jozsef』観る時はキャスト要チェックだわ。(あちらではそんなに気にしないで観るので)


ナジ・シャニィとシェルビのヨージェフ・・・素敵に響く『Any Dream Will Do』だろうなぁ。
シェルビなんて、爽やかそのものなヨージェフになりそう~。
『Close every door』とかもしんみり且つ畳み掛けるように聞かせてくれるわね、きっと・・・。
シャニィはすっごく熱く訴えちゃいそうですけど(注:イメージ)。
ふたりとも芝居も歌も上手だし、期待大です。好きだし、はは。
そして、Puskás Péter(プシュカーシュ・ペーテル)!!
メシュテル様と同じポジかと!!! 
あ。でもメシュテル様は全くの初舞台でしたけど、ペティは違うわね。
(あのVikidár Gyula(ヴィキダール・ジュラ)がフェイギン役の『Oliver!』に出演中)
中堅オッサンふたり=しゃにぃ&しぇるび(笑)とは違う、
キラキラなステージを見せてくれるでしょうね。

あ。プチメタボなシャニィはどーなるのかしら?
やはり腰巻きのみの格好になっちゃうのかしら?
演出は、マダーチ劇場上演作品お馴染みのSzirtes Tamás(シルテシュ・タマーシュ)氏。
どういう風に考えてるのかなぁ。ヨセフを半裸にさせるかなぁ・・・うーむ。

ファーラオーのポシュタ・ヴィクトルはハマってますな。ハマり過ぎ!!!
ぎゃー存在感アリアリなファラオですわね。
あの太く響くお声でガンガン歌われちゃったら・・・落ちる(笑)。
いい役もらいましたね~。
ロイドウェバー作品だと、ファントムなのにね、このヒト。ファラオやるかい・・・素敵。

装置デザインがKENTAUR(ケンタウル)氏なので、もう絶対にすんごいことになってるかと思います。
そしてスタッフは可哀想です(笑)。俳優さんたちも大変です。
どんな風に創ってるのかなぁ、興味津々。
コレオグラフは、Tihanyi Ákos(ティハニ・アーコシュ)氏。
アーコシュさんですよ、アーコシュさん。うひょーっ観たい!!!!

と、思っていたら、
ハンガリーのTV番組で、『József...』の舞台稽古をリポした映像がちょこっと観れるようです。
こちらに飛んで頂き、<2008.5.15-22:09 Kikötő>をクリックして下さい。
番組の途中で紹介されます。
少しだけですけど、シェルビやユディトさん、演出家のインタビュー、舞台稽古の様子が観れますので。
・白地に赤ラインのジャージ、背中に"JAPAN"を背負ってるヒト発見=ペティ
・ラストポーズでシャニィ登場(笑)

マダーチ劇場では、5/19から劇場をクローズして仕込み&稽古にあたっているようです。
素敵な舞台を見せて下さいね~!
旧マダーチ版『József..』のCDを引っ張りだし中。すんごーーーーく久しぶりに聞いてみようっと。


日本版『Rudolf』観て来ました。


『Rudolf』を観てきました。

今回の観劇で一番興味があったのが、『宮本亜門版はどういう創りになってるの?』でございます。
宮本氏、「ケロ版は未完成」発言をされていたので、
では、宮本氏の『Rudolf』はどういうのでしょうか?と興味深々でした。

「あちらの歴史をよく知らない日本人に分かりやすく創る」発言もされてましたけど、
本当にその通り。
色々な史実エピソード随時を足して、状況説明やらなんやらで、
とーーーーっても親切に細かく教えてくれてました。

氏は、幕開けプロローグ場面を創られてました。
オーヴァーチェアとは言えない、本編に入るまでの短いナンバーがありますけど、
そこで結末を披露。
なるほどー。こう見せますかー。
舞台奥に額縁があり、マイヤーリンクの森であろう緑鮮やかな景色が描かれています。
そこに横たわるマリーと、自らの頭を打ち抜くルドルフ。
その前では、二人の死に驚愕し、混乱、嘆く人々。
ふたりは、もう他の人々とは全く違う次元にいる。彼らだけの場所に。
ふたりと、人々の温度差がはっきり分かる演出でした。
そこから回想として物語を始める。
ほー。こうしましたかー。てな意見でございます。

"死"をあまりにも綺麗に見せていたので、「もしや"うるうる純愛悲恋"モノ?!」と一瞬気弱に(笑)なりましたが、明暗(この場合の"明"はふたり、"暗"は人々)の"暗"の部分を見て、「あ、大丈夫」と、勝手に立ち直りました(なんなんだ、私)。
でも、この"死"の演出で、こう何て言うか、
「ふたりの考え方生き方は、誰にも理解出来ないもの」
と言ってる気がしました。
全く持って自分たちのことだけの世界に入っちゃってるし。
でも、「理解されないから死んじゃうってのはどーよ?」とも思いましたけど。
(ルドルフに関しては、とにかく現実主義)
あとは、宮本氏の美学?みたいなものも見た気がします。
僭越ながら・・・私だったら、無機質で殺風景な何も無い場所でふたりを死なせちゃうと思う(笑)。
地面から2mほど高い場所で背景はナシ、黒幕のみ。ライトも薄暗~いブルーを入れて、
寒々しく冷たい空気の中でね。
そんな考えなので(笑)、あのような場所で死なせてあげた宮本氏は美しいな(笑)と。

あ。物語が始まってないのに、長文になってるよっ。
まぁでも、あの最初のシーンで一気に色々考えちゃったもので・・・。
んで、宮本氏の最初の美学?を見た後は、「えー?うへー。」と思っちゃうところがあっちゃったりしましたので、「うーーーむ」と唸りながら(脳内でね、口には出してませんことよ)観てました。

もう皆様ご存知のように、私、ルドルフは、"ダメダメおっさん"推奨です。
宮本版でも十分、苛々させられました。ケロ版よりも苛々させられました。
井上さんも"ダメダメおっさん"の仲間にめでたく(?)入りました。
が、井上さんなので、"ダメダメ人間"の方がしっくりしますよね。はい。
政治面では、父ちゃんのルドルフに対する理解と扱い方をもう何とかしましょうよー。と思いましたけど、女性面ではもう、しょーもなさ抜群。
井上さんルドルフは、苛々イライラさせられまくりました。
でもこれってどうなの?
宮本氏はそれを願ってたのかしらん?
いや、私はダメダメおっさんなルドルフに、苛々させられるのは嬉しいのですけど。
ルドルフってばそうであって欲しいと思いますので。
苦悩する姿を誠実に見せたかったのでしょうけど、やはりあの話じゃダメ人間だよなぁ。

ここでふと思いました。
ケロ版のルドルフ(ドルハイくん&アールピ)はオトナなんだよ。結構ズルい。
妻への態度も、「もうほとほとアンタにはうんざりなんですってば。ね?わかる?」って、
開き直って引いてる感じだし。
2幕、妻のソロ後なんて、触られるのも見るのもイヤだってドン引きしてるし。
そんなだから苛々するけど、「ほんとにしょーもねーなーこのオッサン」で済む。
井上さんは、狡猾さは無く誠実一本だから、道から外れた発言行動が余計に癇に障るのかも。
演出は勿論の事、役者の年齢、経験が大きくモノを言うキャラだわなー・・・。

ふたりが死を選ぶに当たり、追いつめられて行く様子。
自暴自棄な行動を見せたり、「もうどうしようもないのよー。理解してもらえないのよー」
という見せ方をしたのは、とーっても分かりやすかったです。
んが、「こーんなになってる私たちなのに、認めてもらえないのよー」とアピールし過ぎで行き過ぎた行動等、共感するのには引いちゃいましたよ。
ミステリアスさはゼロ。
でも、ふたりにしか分からないような抽象的な描き方だと、「わかんなーい」って言うよね(笑)。
ですが、自暴自棄さがちょっと鼻についちゃいました。

装置照明に関しては・・・。
緑地に模様が配されてるリノリュームが慣れるまで目に余り、煩いわーと思いましたが、慣れてしまえば大丈夫(笑)。
装置の引き枠や階段、殺風景なのかモダンなのか何なのかちょっと散漫。
照明の使い方は結構効果的だったと思います。
でもムービングが煩かったかもなぁ。ルドルフが馬車に乗ってるシーン、馬を走らせてるのは分かりますが、水玉ネタが煩い・・・曲に合わないし。それが残念。
2階から見ていたから余計に思うのでしょうけど。

ああダメダメ。
ネガティブな感想は書かないと決めてたのに!(今回は)

キャラの描き方は、フランツ・ヨーゼフ、ツェプス、ハンガリーお三方以外は、
なんか締めが甘い気が・・・しちゃったんだからしょーがない(開き直る)。
ターフェなんてもったいないよ・・・。
ファイファーなんて・・・(自粛)。

とにかく!
へー。ほー。そうですかー。と思いながら観てました。
「宮本版サイコー!」て訳でなく、かといって「二度と観ないよ・・・」て訳でもない。
拒絶反応は起きませんでした。はい。
また観たいと素直に思いますし。
どんどん成長してく舞台、作品なんだろうなぁ、というのは見えました。
んで、
「日を重ねるごとに、後々成長して行くからさー」てな甘えが許せんです。
お客様はそのうちの一回しか観れないのですから。
同じクオリティ、モチベーションで公演して頂きたいです。

とにかく!

「全体的にぬるい。」

これが一言で言える感想ですわ。(それってどーよ?)



あ。
ネガティブ発言禁止なのにーーーーっっ。

日本版『Rudolf』どうなるのでしょうね。2



以前、「日本版『Rudolf』どうなるのでしょうね?」という記事を書きました。
それをお読みになられた方々から、沢山のメールを頂きました。
もうもう無知な私に、親切に教えて下さいましてありがとうございましたーー!!(涙)
お忙しい中、お時間を割いて下さったのですね・・・感謝でございます。
皆様の豊富な知識に感心しまくりでございます。すご~い。
そして、色々お調べになられているのですね・・・日々努力。
なんにもしていないアテクシ。ははっ(ダメじゃーん)。

「ハンガリー貴族3人は、『Fejezze be, kérem!』を歌うどころか、存在自体が抹消か」
なんて書いてましたけど、違うんですって。
ちゃんと存在するんですって。ナンバーもあるんですって。
もう皆様はご存知もご存知でしょうけけど(汗)。
日本版『Rudolf』の公式ブログなるものがあるということも教えて頂き、早速拝見させて頂きました。
・・・んまっっ。
記事の中に「カーロイ」の名前を発見しましたわよ。
カーロイ・イシュトヴァーン氏、存在される。ってことですのね。
『ウィーン日報』の面々・・・と紹介されていたのが「?」でしたが、そうなのでしょう。
ハンガリー貴族は3名なのですが(オリジナルでは)、4名なのかしら。
そして、「誰かか裏切る」とも・・・そんなネタバレしちゃっていいの!?
「あとは本番で確認してね」ってな感じで書かれてましたけどねぇ、大丈夫?
(と、余計なお世話な心配をしてみる)
ウチの前回の「どーなる日本版ルディ?」記事とセットで読んで頂くと、
誰だか思いっきり分かっちゃうんですけど・・・。 あの記事、削除した方がいいかなぁ。
でも、こんなブログだから大丈夫か。ははは。

『日本版にハンガリー貴族が存在するか否か』でうだうだ言っちゃってるのもナンですが、
こう、やはり気になっちゃうのです。
いやほんとに、キャラ的に英国皇太子やヴィルヘルム二世よりずっと重要だと思うので。
これはオリジナル目線での話ですけど。

オリジナルを知っちゃってるって、ただそれだけのことで、
(しかもそれがハンガリーで初演、しかもそれがオペレッタ劇場モノってことで)
日本版、どーなっちゃうのでしょう? どんな風に作られるの? 
「ケロのは未完成」発言も含めて、気になっちゃうのですわ。
まぁ、勝手なことを言わせても頂くと、『死して結ばれたうるるる~~~悲恋』ってのは勘弁。
(何回も言っちゃってすみません)
そこは、”人間ドラマ”で見せて下さーい。
自分の置かれている苦しい状態に酔っちゃってない、骨太のルドルフがいいなぁ。
とか、まぁ色々あるわけですけど、
それを言い出すと、長くてドン引き極まりないかと思いますので伏せます。
とにかく。
日本版、興味津々。観劇出来る日が楽しみです~。



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