きっかけをつかむ | 白血病と戦う18歳日記

白血病と戦う18歳日記

18歳(大学1年)でPh+急性リンパ性白血病発症から退院、そしてその後の自分の日常をつづります。

どーもお久しぶりです。


最近はツイッターを使っててこちらになかなか書いてませんでした。


今後はツイッターで書いた内容をまとめる形でもいいから書こうかと思ってます。




ピンチはチャンス。


人は追い込まれたときには考えられない力を出すものです。


自分が窮地に立たされた時に今までと物の見方が変わる。その時に何を得られるか。


が重要だと思います。


僕の場合、自分を変えた(というよりはやりたいことを見つけた)きっかけは白血病でした。


といえど、それはきっかけにすぎません。そこで何かを見つけることが重要なんです。


きっかけというのは、そこで何かが変わったからこそそれが結果的にきっかけとなりえるのです。


もちろん本当にピンチな時はそこから抜け出すことで精一杯でしょう。


その後に何を思うかが重要なんだと思います。


辛かったなぁ、俺頑張ったなぁと思うことは結構なことです。本当に大変なことであれば自分を誉めることも大切であると思います。


ただ、その時に「何が大変だったのか」「こうだったらよかったのに」「これがなくて大変だったなぁ」等のことを洗い出すことが大切です。


そして「自分には何ができるのか」を導き出す。


僕の場合は「病気に情報が少ない」「入院生活は孤独」「若い人って少ないように感じるけどどっかにいるのかなぁ?」などなど。(もっと一杯ありますが省略します笑)


そこから僕は「患者同士のつながりを作る」ことができるのではないかと考えました。


最近では患者同士だけじゃなくて、他のことにおいても「ネットワーク作り」はもっと重要なものになるのではないかと考えています。


今回の震災でも、情報が錯綜したり、適切な場所に適切な量の物資が届かないなどのことが起こりました。


また、こういった場面では人のつながりというのはとても重要になってきます。


今回は割合地元同士のつながりが強い地域が被災した印象がありますが、もし東京が大きな被害を受けたら?



話がこのままズレそうなので戻しますが、「自分には何ができるのか、何がしたいのか」の前に、


自分の身の回りで足りないと思うこと、不便だなと思うことなどを考えてみることは大切であると思います。


そうしたら自ずと見えてくるのかもしれません。


なんか偉そうだなと思うかもしれませんが、なんでこんなこと書いてるのかって言うと、少しでもやる気のある日本人が増えてくれればと思っているのです。


その通り!でも、バカじゃねーの?でもどちらでもいいんです。とにかく刺激を与えたい。


正直大学に通ってて、意識が高いと思う人にはそう出会いません。せっかくなら大学を切磋琢磨できる場所にしたい。


「めんどくさい」と思うならそれはそれでいいと思います。自分の人生を決めるのは自分ですし、自分が納得する道を行くべきだけど、どうすればいいかわからない人がいるのならば一つの道として指し示せればと思います。



いろいろ書きましたが、最後に、一番大切に感じるのは「原点回帰」


自分が導き出した目標に進む時に迷ってしまうこともあります。そういったときに、自分のやっていること根本になにがあるのかを考えてみるんです。


そうしたら今までの自分を見つめなおして、軌道修正を行うこともできます。


そして何より原点回帰することで、あらゆることに「感謝」をする。


今までの自分を作り上げてくれた物事や、関わってくれた人たちに感謝することは本当に大切だなぁと思います。


今まで関わってきてくださった方たち、本当にありがとうございます。


そして、ここまで読んでいただきありがとうございました。


今後ともよろしくお願いします。