北京贝尔特酒店で目覚めた朝 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

◯2023年3月5日は、北京贝尔特酒店で目覚めた。北京へ来て6日目の朝になる。今回の「北京漫歩」の旅では、

  ①二十一世纪饭店

  ②承德山庄宾馆

  ③云郦酒店(北京南锣鼓巷簋街店)

  ④北京翠明庄宾馆

  ⑤北京贝尔特酒店

と、全て、ホテルを変えて宿泊した。「②承德山庄宾馆」以外は、全部、北京のホテルだったのに。普通なら、楽して、連泊するところである。

◯それをわざわざ毎日ホテルを変えたのには、当然、理由がある。それは、北京でいろんなところに泊まることで、北京の町の、いろんな景色が見れると判断したからである。初日の『①二十一世纪饭店』は日本大使館の前にあるホテルだった。この辺りは、昔は、城外で、広大な墓地だったところだと言う。

◯二日目の『②承德山庄宾馆』だけは、特別で、このホテルは承徳市にある。世界遺産である承徳避暑山荘の前にあるホテルである。四つ星ながら、由緒正しい、歴史のあるホテルだった。承徳市に避暑山荘を見学に行くなら、ここが一番と言うホテルである。

◯三日目は『③云郦酒店(北京南锣鼓巷簋街店)』に泊まった。全然知らなかったが、ホテルのある通りは回民街だった。せっかくだから、好物の烤羊肉串を美味しく頂戴した。まさか、北京で、烤羊肉串が食べられるとは、思いもしなかった。

◯四日目のホテルが『④北京翠明庄宾馆』だった。ここは北京故宮の東隣になる。『北京翠明庄宾馆』は1930年代からの、老舗のホテルで、北京故宮の東華門から真っ直ぐ、東へ400m歩くと、『北京翠明庄宾馆』になる。また、『北京翠明庄宾馆』から更に420m、東へ行くと、金魚胡同になる。まさに北京古城の只中に『北京翠明庄宾馆』は存在することが判る。

◯最後の五日目に泊まったホテルが『⑤北京贝尔特酒店』だと言うことになる。本当は、空港近くのホテルにした方が良かったのかも知れない。しかし、少しでも北京の町を知りたいと思ったから、このホテルにした。北京駅の隣の町になる。前日泊まった『④北京翠明庄宾馆』もそれ程遠くない。

◯いつもなら、ホテル周辺を散策するのだが、この日は日本へ帰る日である。朝早く起きて、準備して帰途に着いた。ホテルから空港までは結構ある。たぶん、60分くらいは要するのではないか。そのつもりで準備した。

◯安いLCCの飛行機の切符を利用しているので、朝が早かったり、夜遅かったりする。今回は、韓国経由で北京を訪問した。帰りは、北京から関西空港まで飛ぶ。いわゆる中国トランジットを利用しての旅行である。中国滞在は144時間となっている。また、中国での移動制限もある。けっこう、面倒な旅行となる。しかし、ビザ無しなら、これしか、方法が無い。